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2015年03月19日
炭酸水と疲労回復
 個人輸入から縁遠い生活を送り続けて幾星霜。
 久々にVegas de Santiagoのページを見に行ったらコスタリカ版が消えていたり、スイス版がより日本人に親切になっていたり。
 Serious Cigarsにもこんなのやこんなのや、まぁ他にも面白そうなのがあったり、そういえばこれも試してませんねぇ…。
 地味にありがたいこの辺なんかもまた買いたいですねぇ。
 現状体調が思わしくなく、大きな葉巻を吸うと脇腹に痛みが走るのが困りものです。
 これのおかげで非常に好みの形状であったLanceroサイズも今後買う事はないかもしれません。
 まぁ、ヒュミにはD8のLaguito#1やDon Luisの"A"なんかがゴロゴロしていて、いつどうやって吸ったもんだかですが(汗

 と、そんな有様で、最近は個人輸入どころか国内でプレミアムを買う事も無くなり、たまにシガリロ類を買う程度です。
 その中ではベストが

 これですかね。
 750円で10本入り。タバコ100%で味も良い、なんというか昔のヘンリーウィンターマンズ・ロイヤレスの様ですね。
 というか、ドルが個人輸入を満喫していた頃とは比べものにならないくらい高くなってしまい、個人輸入のメリットがかなり薄れた印象。
 以前はたばこ税だけで済んでいたラインナップでもそうはいかなくなった物が増えてるんじゃないですかね。
 特にコスタリカ物はRuedaさんで安く買えるんで個人輸入してまで買うメリットがかなり薄い気がします。
 あるとすればスイスのサイトでVdS系を50本セットのお値引き価格で買うとか。
 まぁ、そうじゃなくても他では手に入らないおまけを入れてくれるかもしれません。
 スイスのVdSといえば、これはなんでしょうね。
 以前コスタリカ版サイトで買えたPalmasでしょうか?
 ちょっと気になる所ですが、このサイズは吸えんですね、今の自分(汗

 と、そんな今日この頃。
 階段をちょっと登るだけで息切れがしたり仕事が終わるとえらい疲労が溜まっているんですが、帰りにコンビニで炭酸水を買って飲むと疲労が緩和された気がしてちょくちょく買っております。
 まぁ「そんな気がする」程度で考えていたのですが、どうやらちゃんと理由があったようで、

 炭酸水のメリット、デメリット

 今知りました(  ̄- ̄)トオイメ
 そんな訳で自宅に備蓄しようか考え中です。

 ではまた。








2014年12月11日
Vegas de Santiago 20%オフ
 葉巻に触れる機会がめっきり少なく、仕事帰りに買うパロマUやアジオハーフコロナくらいしか燻らせていない今日この頃。
 先日Vegas de Santiagoからセールのメールが着ていたのでお報せしておきます。

 veg.jpg
 Vegas de Santiago

 という事で、12/31迄に$100以上の注文をされる方に限り、画像内のコードを入力する事で20%オフになります。
 まとめ買いに良いですね。









2014年11月20日
SeriousCigarsで不正アクセス被害
 ご無沙汰しております。
 先日SeriousCigarsのRonより不正アクセス被害の報告メールが届きました。
 カード情報も含まれるとの事ですので、過去に利用した方はカード番号の変更をお勧めします。
 ぱっとグーグル翻訳で読んだ程度なのでアレですが、どうも店舗サーバにカード決済情報を置いていたっぽいですね。
 決済情報の取り扱いの変更に伴い今後同様の被害は無いかと思います。

 幸い当方にはカード不正使用被害はありませんでしたが、既に変更手続き済みです。

 









2014年07月07日
疲労回復実験用
 いつ何時も疲れ、葉巻も吸えてない今日この頃。


2014年05月23日
Vegas de Santiago 25%オフセール!
 出勤前ですが取り急ぎ。
00v.jpg
 という事でスイスのVegas de Santiagoがセール中です。

 5/25〆なので興味のある方は是非|*ω*)b

2014年04月06日
Montecristo(非キューバン)Puritos二種類
 さて、前回に引き続きMAL氏からの頂き物編。
 今度は北米売りの非キューバンのMontecristo二種類です。

●Montecristo Original Memories

m001.jpg

 ラッパーはConneticut Shade、フィラーとバインダーはDominican。
 半ばスクウェアプレスされていて、RGは32〜33くらいだろうか。
 
 SeriousCigarsで確認するとRG30。
 だがWhite Prontos Petiteと同じ太さであり、そちらはRG33の表記。
 
 着火直後はマイルド目だろうか。きめ細かいスパイスはあるものの控えめで、ナッツ系のテイストが感じられる。
 甘さが程よく、Don Luis H2000 Cafe con recheを思い出す。
 若干ハーブ系の香りもあり、燃え進むと味も濃くなる。
 そして中盤近くになるとカラメルとココアの中間の様な濃い喫味へ。
 強さはミディアムフル? くらいだろうか。
 着火直後よりは重い印象。
 そして中盤以降はココア系のどっしりとした喫味に。
 うむ、イケる。
 ハーブ、ココア、アーシー、控えめな甘みとスパイス。
 後半もキャラメル的な旨味とココア系の特濃の喫味。
 そのまま吸いきって終了。

●Montecristo White Prontos Petite

m002.jpg

 ラッパーはConnecticut Shade Ecuadorian、バインダーはNicaraguan、フィラーはDominicanとNicaraguan。
 花ののような表面香。フットも甘い香りである。

 着火するとスパイスと共にフルーティで酸味の強い味わい。
 1cm程でナッツ系のテイストも加わる。この時点でMemoriesより強い。
 スパイスもMemoriesより激しい印象。
 そのまま中盤まで味は変わらず。コクが有り、クォリティは高い。
 その後も旨味は強くいい味ではあるものの、変化は無し。
 サイズ的に飽きが来る程でもなく、愉しめてはいる。
 そして後半になるとスパイスが落ち着き、蜂蜜の様な甘みが加わる。
 タンニンさも感じられ、一気にペースアップした印象。
 若干ハーブの香りも感じられるだろうか? そしてかなり強い。
 そのまま吸いきり、軽いヤニクラ状態で終了。

 ──以上

 どちらもPuritosとしてはクォリティが高く、出荷時からなのかMAL氏の手元保存のおかげか雑味は全く感じられませんでした。
 非キューバンのハバノスブランドはそこそこ良い出来の物が多く、特にRomeo y JulietaのPuritos3種類は気に入っています。
 色々試そうとするとほぼ個人輸入前提になってしまいますが、Serious CIgarsあたりなら50本送料$15くらい割引の価格で手に入るのでデイリーの備蓄には程よい感じになっています。







2014年04月06日
MAL氏からの頂き物、再び
 久々にMAL氏からメールを頂き、なんとまた葉巻を頂きました。

001.jpg

 奥に見えるのはだいぶ前に廃盤の貴重なアルカディア(JT)。
 そして手前は右から
 ・Joseph Martin Vieux Bohan
 ・Vincent Manil Senoritas
 ・Montecristo Original Memories
 ・Montecristo White Prontos Petite
 で、右二種類は初めて見るベルギー地煙草のドライシガーです。
 かなり苦労して入試した品だそうで、いや確かに全然見かけないというか全く知らなかった銘柄です。
 Joseph Martin
 Joseph Martin
 ↑
 本家で取り扱っているサイズはこんな感じで、個人的にはFlor finaあたりが気になりますね。
 Cigarsに掲載されているLong Semoisもなかなか素晴らしい。Lancero丈で太さが10mmの葉巻とかなかなか無いんじゃないかと。

 Vincent Manil
 ↑
 同じくVinent Manilの各サイズ。こちらはPDFで、なかなか個性的なサイズが揃っているご様子。
 どちらの銘柄も日本から気軽に買う事は出来無いのが非常に残念です。
 
 
 そしてMontecristo2種類も非常に楽しみな処ですが、

002.jpg

 それにも増して気になるというか、どういうタイミングで吸うべきか非常に悩むのがアルカディア。
 JTの古い銘柄でハバナのカンデララッパーで巻かれた珍しいドライシガーです。
 大きさはほぼPetite Coronaですね。
 ドライシガーとしては大きな方でしょう。
 上記ベルギーの葉巻も入手困難ですが、こちらはもう売って無い代物で、先ず手に入る事が無いので悩む処です。

 さてさて、折角頂き、そして所用の長旅から帰ってきた直後で他に何もする気がないのでベルギー葉巻二種類をレビューしてみたいと思います。

003.jpg

●Joseph Martin Vieux Bohan

 表面香は乏しく、フット側からはかすかに甘い香り。
 着火直後はドライシガーにしてはマイルドかな? と感じさせるスタート。
 酸味とほのかな甘味を感じるが、スマトラ系とは違う印象。しかしすぐに分かるがスパイスがかなりきめ細かく強い。
 1.5cm程燃え進んだ頃から、ほのかにフローラル且つフルーティな喫味が感じられる。
 きめ細かいスパイスには変化が無いが、自然な甘みとフローラルさが今までのドライシガーに無い面白いテイストを作り出している。
 中盤になってもスパイスが変わらずというか、むしろ若干強くなった感があるものの、しっかりとフルーティ系の甘みが感じられる。
 そして後半に差し掛かるとナッツ系のテイストに変化。コクの有るクリーミーなテイストだがスパイスは変わらず。
 もう少しスパイスが抑えめだと尚良い感有り(加湿保存で変化するだろうか?)。
 タンニンさ、ドライフルーツの様な酸味も加わり、僅かにハーブ系の香りも加わっている印象。
 残り4cmで甘みが増し、残り3cmを切るとスパイスが減少して香りが強くなった。アーシーさも感じられる。
 そのまま持てなくなるまで吸って終了。
 
 う〜ん、前評判では独特の喫味との事だったが、確かに他のドライシガーには無い流れがあり、それでいて非常によく出来た一本だった。
 個人的な好みとしてはもう少しスパイスが抑えめだと全体を通して更に好印象になる感有り。
 だがそれを差っ引いても素晴らしい喫味で、日本に入ってきていないのが非常に残念。

●Vincent Manil Senoritas

  着火直後、フローラルではあるが、フルーティでは無い。
 序盤の喫味はJoseph〜より濃い印象。
 ナッツに近いだろうか? 形容しがたい複雑な喫味をしていて、それでいて濃い。スパイスはJoseph〜と同様にきめ細かく強い。
 まだ序盤の印象だが、Joseph〜はサイズなりに強さがあったが、こちらはより強いんじゃないだろうか。
 2cm程でJoseph〜同様の甘い香りが加わる。
 中盤は一気に濃さが増し、オリファント・ミニ・ブラジル5を思い出す。
 Joseph〜同様煙量豊富で極めて良い。
 コクの強いナッツ感と強いスパイス。
 とても美味い。そして舌が痛い。Joseph〜から若干時間は置いたものの、スパイスが強い葉巻を2連続で試したのは失敗だったろうか。
 というか、このVincent〜はJoseph〜よりスパイスが強いんじゃないだろうか。
 だが、他のはない甘い香りと濃い喫味で印象は良い。
 後半も濃い喫味が続き、残り2.5cm程でふっとスパイスが消えてクリーミーになる。
 そのまま吸いきって終了。
 こちらも極めて良い。

 スパイスの強さが変わるか気になるので、両方共暫く加湿保存して再び試してみる事にしよう。

 ──以上

 う〜ん、なんというかこれ、日本で売ったらいいんじゃないですかね(願望
 かなりレベルが高いドライシガーで、しかも他にはない風味を兼ね備えています。
 ミニシガリロから細身の上品な物、太めで短いDelice de BohanやCroise、Lansero丈のおもしろサイズまで個性豊かに揃っていてなかなか無いラインナップ。
 日本からなかなか買い様のないベルギーの葉巻という事で、機会をいただかなければ試す事は無かったでしょう。
 貴重且つ素晴らしい体験をさせて頂きました。





2014年04月06日
オリファント・ミニ
 お久しぶりです。ブログの投稿フォームの変更によりブラウザ保存のPWが使えなくなり、メアドも変更していた為PWをメールで確認する事も出来ず、忙しい事もありすっかり間が開いてしまいました。
 今回はだいぶ前に書いたオリファントのレビューになります。

002.jpg

 オリファント・ミニ・スマトラ7。
 小さくて上品なケースに収まった7本入りのナチュラルミニシガリロ。
 ナッティな甘さを満喫できる、スマトラ系の優れた一本。
 個人的にスマトラ系のシガリロの中では最も優れているんじゃないかと考えているこの葉巻が、

 日本から無くなります(ガーン

 シガレットより小さく、携帯性に優れた、カフェで燻らせても目立たない良い品だったのですが、国内終売となりました。
 7本で630円。1本あたり90円(増税前の価格です)。
 スマトラ系ミニシガリロとしては割高な部類ですが、欧州Web通販でも概ね6.3ユーロ。日本が特別割高という訳ではなく、ちゃんとした品質の物が可能な限り安く売られていたという良品であり、携帯性と相まって非常に気に入っていたのでとても残念です。

 が、日本でオリファントのミニの取り扱いが無くなったという事ではなく、

 太い版と選手交代です。
 こちらは5本600円。1本120円。

001.jpg

 下段のサイズ比較画像の真ん中はバインダーがシート版のヘンリーウィンターマンス・ロイヤレスです。
 スマトラ7がほぼロイヤレスと同じ太さで、スマトラ5はアジオ・ハーフコロナ寄りの太さという処でしょうか。

003.jpg
 スマトラ5をIndependencia 1898 Half Coronas、Camacho Corojo Machitosと比較するとこの様になります。
 丈はスマトラ7と同じく7.5cm。リングゲージは26〜28ではないかと思われます。


●オリファント・ミニ・スマトラ5

004.jpg

 スマトラ7と比較すると着火直後のタバコ感が強く、ナッティさも感じられますがキャラがスマトラ7より強く、煙量もあります。
 スマトラ7より酸味が強い反面、甘みは若干薄い印象。
 中盤のクリーミーな部分のコクの強さもこちらの方が上で、スマトラ7より深みは感じられる。
 アーシーさも感じられ、濃縮された旨みを感じられる。
 杉の様な香りも感じられ、レベルは高い。

 と、お値段以上のレベルの高さを感じさせる良い一本。
 しかし、カフェで吸う事を想定するとスマトラ7より若干場所を選ぶ感有り。

 
●オリファント・ミニ・ブラジル5

005.jpg

 着火直後からフローラルさ、アーシーさ、等が感じられる。
 見た目だけならスマトラ5より強い印象だが、むしろ柔らかい。
 煙量豊富で、ナッティ且つ酸味と甘みのある喫味。
 中盤から若干タンニンさも出てくる。極めて良好な喫味。
 中盤以降の煙のクリーミーさも良い。
 終盤も味は崩れる事無く、最後まで好印象の一本。
 う〜ん、スマトラ5よりこっちだろうか…。

 その後、日を改めてスマトラ5とブラジル5を試してみた処、スマトラ5は甘みの強い個体で、ブラジル5は前回より若干甘みの少ない個体だった。
 これならスマトラ5、という感じで、結果どちらも良いという事ではないだろうかと、そんな印象。
 しかし、全て吸いきった時点で若干ブラジルに寄る。

 結論:どちらも良い


 ──以上

 缶のデザインが良く持ち運びにも便利で味も良い。
 流石オランダの老舗オリファントという出来で、非常に良い出来です。
 スマトラ7が終売になったのは残念ですが、ブラジル7というスマトラ7と同サイズのシガリロはある様です。
 次に買うのはそっちですかねぇ。





2013年12月15日
Tabacos de la Cordilleraショートスモークシリーズ──後半
 前半からの続き

●Purisco Rojo Senoritas



 着火直後からふわっとクリーミーな煙で、スパイスは殆んど感じられない。
 そして、濃厚なフローラル感と控えめな蜜の様な甘み。
 酸味やタンニン系の渋みもあり、序盤にしては非常に濃い印象。
 着火直後にはあまり感じられなかったきめ細かいスパイスと酸味の中にナッツ系のテイストがあり、非常に良い印象。
 特に中盤の濃厚な喫味が良い。
 そして、香りが杉っぽい印象に転じ、ナッツ+黒砂糖? という感じのテイストへ。
 序盤のフローラルさが相当飛ばしていた印象だったので綺麗に落ち着いてくれてホッとする。


●Purisco Azul Senoritas



 着火直後から花の香と甘み。Rojoより若干甘みが強い印象。
 序盤の濃さもRojoと同程度かそれ以上。花の蜜の様な甘みやタンニンさ、特濃のフローラル感。
 CRCSで遭遇した衝撃との再会に着火から1cm程で既に満足。
 そこからウッディ且つナッティな喫味感じられるが、やはり酸味とフローラル感が強い印象。
 灰は黒ずんでいて割と硬い。ドローはFlor RealやSuenos OroのPuritoより若干タイトめ。
 Rojoより強いとの事だが、VdS Laguito#3程の強さは無く、味の濃さの割に楽に吸える。
 中盤は味が落ち着き、クリーミーでナッティなテイストに。きめ細かいスパイスは残るが、細かすぎて目立たない印象。
 黒砂糖の様な甘みがあり、後半になるにつれてシダーの様な香りが強くなり、スパイスの密度が少し上がる。
 終盤はナッツ+黒砂糖に若干のタンニンさ、強いコクが楽しめ、この辺りになるとそれなりに強さも感じられる。
 そのまま残り2cm程まで吸って終了。

 その後同銘柄のPetiteを試すも、Senoritasの濃さが気にいると妙に物足りない。
 大きさ故の良さがある筈だが、特濃の細身の良さを知ってしまうと評価が難しくなる。
 この点、Vegas de SantiagoのLaguito#3(5x32)に対するPerla(4x40)やPanetela Extra(5x40)の方が太さと味のバランスが上手く取れている印象。
 しかし別の日に更に8mmパンチでもPetiteを試してみた処、とてもエクセレントな喫味に。う〜ん、熟成+8mmでこんなに変わるのか…。


 ──以上

 数本吸った感想として、安いショートフィラーの割に予想外に出来が良かったのがColinasでした。
 しかし、ショートフィラー故口に葉が入りやすい印象。ボロボロ崩れる程では無いのでドライシガー等を嗜んでいれば許容範囲ですが。
 Picosは他の銘柄程ピンと来ない印象で、どの個体も熟成が足りない印象。しっかり熟成した後にどうなるか確かめないと何とも云えません。
 Cumbres de Puriscal のMini Torpedoですが、これもサイズの割に要熟成。ただし、こちらはPicosより好感触で、次はバンドルで欲しいですね。
 そしてPuriscoのSenoritas。RojoもAzulも方向性はよく似ていて、共に濃厚な細身でした。箱で欲しいんですが、48本$109.20なのでいつ買えるか、ですねぇ…。

 などと思って居た処、



 なんとRuedaさんで取扱い決定の告知が|ノ*ω*)ノ
 コスタリカからPaypalで購入するのが面倒だったり抵抗がある人もこれで試せますね。
 具体的にどのサイズが入ってくるかはまだわかりませんが。







2013年12月15日
Tabacos de la Cordilleraショートスモークシリーズ──前半
 10月上旬にTabacos de la Cordilleraで購入のショートスモークが到着しました。
 今回はその当時に書いたレビューに若干書き足しをしたものになります。

 購入品は

・Colinas Senoritas x5
・Picos Senoritas x10
・Cumbres de Puriscal Gold Label Mini Torpedo x5
・Cumbres de Puriscal Silver Label Mini Torpedo x5
・Purisco Rojo Senoritas x5
・Purisco Azul Senoritas x5
 で、ウチPurisco Rojo&Azul Senoritasはメールで追加注文した物で、Box売りしかしていないPuriscoのSenoritasを5本ずつ入手する事に成功しました。


  サイズは概ね4〜5 x 30くらいですかね。
 ショートフィラーのCorinasはフットがラッパーで閉じられていて、最も表面香が良い印象。
 Purisco Azul Senoritasは同銘柄のPetiteと同じ長さでした。
 そしてCumbres de PuriscalのMini Torpedo。4年以上前だと思いますが、偶然ネットで見つけて問い合わせてみたものの、当時は通販の用意も無かった為か返信無しでした。
 う〜ん、有難い。

 4x30でTorpedoというのは珍しく、手に入っただけで非常に満足、という感があります。

 が、フットから香りを確認してみた処、どうも熟成が足りない個体が多い印象。
 さてどうなる事やら…。


 以下レビュー───


●Colinas Senoritas



 着火直後から強い花の香。
 フルーティな酸味のある柔らかい喫味にきめ細かいスパイス。
 2cm程燃え進むとナッツ系の喫味が加わる。
 きめ細かいスパイスのアクセントはあるものの、かなり吸いやすい強さじゃないだろうか。
 中盤からタンニンさも加わり、良好な喫味と感じる。
 そこからゆっくりと味が濃くなり、残り4cm程から酸味のないナッツ系の喫味と杉の様な香りに変化する。
 終盤濃い口が続いて終了。

 若干フィラーが口に入る事を除けばコストパフォーマンスの高い良いショートスモークじゃないだろうか。
 ショートフィラーで何処まで安定しているかは今の処不明だが。


●Picos Senoritas



 ラッパーの表面香は微かに甘い。
 着火直後の喫味はColinasよりマイルド且つクリーミー。
 僅かにグラッシーさも感じられる花の蜜の様な甘みとフローラルな香り。
 特にフローラル感が強く、1cm程でタンニンさが感じられ、甘みは黒砂糖の様な印象に転じる。
 そして1.5cm程でモワッとフローラル感が特濃になる。
 スパイスはかなり控え目じゃないだろうか。
 CRCSのサンプラーでPurisco Azul Senoritasを試した時に近いインパクト。
 Cordilleraの葉巻特有というべきだろうか。どっと濃い花の香と蜜の様な柔らかい甘み、これがなかなかおもしろい。
 中盤までその味が継続し、そこから柔らかい蜂蜜の様な甘みが感じられる様になる。
 が、前半からの濃さ故か、若干タンニンさが鼻につく感あり。
 熟成でバランスが整うだろうか?


●Cumbres de Puriscal Gold Label Mini Torpedo



 形状的にドローが心配だが、タイトながら吸えない事は無く、それでいて……Antonio Gimenezの熟成が足りない時の様なスタートである(汗
 これは失敗。適当に手に取らずにしっかり確認して置くべきだった。

 柔らかい甘みが感じられるマイルドな一本…の筈が、熟成不足の雑味が邪魔している。
 中盤頃にタンニンさのあるナッツ系の柔らかい喫味に落ち着き、やっと雑味が遠のいた。
 美味いなぁ、と思ったのもつかの間、また雑味が戻ってくる。
 柔らかい甘みのあるクリーミーな煙が良い。マイルド路線の葉巻としてはかなりポイントの高い部類に入るんじゃないだろうか。手元熟成さえしっかりすれば(汗
 後半から終盤も、杉の香りや甘いを抑えたナッツの様な喫味に薄く絡みつくフローラルな香りなど、なかなかおもしろい展開ではある。
 だが、雑味が邪魔だ(汗
 小さなサイズだと油断しがちだが、最低1ヶ月は熟成が必要と感じる。
 だが、ちゃんと熟成さえすればマイルド〜ミディアムではかなり質の高いショートスモークになるだろう。

 *別日に二本目を試したが、前半のナッティでマイルドな味から後半レーズン系に変化する良い一本だった。雑味さえなければ良い一本。


●Cumbres de Puriscal Silver Label Mini Torpedo



 序盤から濃厚なナッティでフローラル。きめ細かいスパイスも感じられる。
 ドローは思ったより軽い。
 1cm程でクリーミーな煙になり、ナッティで甘いテイストが楽しめる。
 中盤は黒砂糖の様な甘みが増し、極めて好感触。
 ナッツ、黒砂糖、花の香、という風味のままコクが増し、後半にかけて若干タンニンさも加わる。
 そのまま最後まで雑味なく続いて終了。
 なかなか好感触だった。



 ──後半へ続く




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