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2017年11月30日

「“ポスト浅田真央”は誰に?〜五輪代表争いの行方は〜」を見た感想【宮原知子、本田真凜、三原舞依、樋口新葉、坂本花織】



2017年11月29日(水)NHKで放送された
「“ポスト浅田真央”は誰に?〜五輪代表争いの行方は〜」
見ました。

実はマスコミがこぞって使いたがる
「ポスト浅田真央」というワードに
若干、げんなりしながら見始めたんですが始まると、


浅田真央『Smile Forever』〜美しき氷上の妖精〜 Blu-ray【Blu-ray】 [ 浅田真央 ]


宮原知子選手が今年1月に左股関節の
疲労骨折が判明して、休養していたことや

リハビリ中の密着映像、
気を付けて摂取するようにしている
食事、栄養素の話や
復帰後に浅田真央さん主演の

アイスショー「THE アイス」に出演するも、
演技中に再び、脚を故障(ねんざ)してしまい
なかなか完治できないことや

以前のようにミスなく、ジャンプが飛べる
自信がないと宮原知子選手が弱音を吐く

映像が流れ、なんとも胸を
締め付けられるような思いでした。
ああいう映像を見ると

宮原知子選手が、スケートアメリカで
合計214・03点で優勝できたのは
本当に良かったなぁと思いました。


フィギュアスケートLife Extra -Life on Ice浅田真央ー


三原舞依選手は大好きな、浅田真央さんと「若年性特発性関節炎」という難病

にかかった時の話が中心で、三原舞依さんは
以前、撮った浅田真央さんとの2ショット写真を
いつも持ち歩いて「若年性特発性関節炎」になって
病院に入院し、ベッドから起き上がれない時、

浅田真央さんのソチ五輪、フリープログラム
「鐘」を何度も見て励みにし

「いつかこんな風に、人の心に残る演技ができるようなスケーターになりたい」
そう思ったというようなことを話してくれました。

三原舞依さんのインタビュー映像見てたら
なんか涙が出て来てきました……。


フィギュアスケートLife Extra -Life on Ice浅田真央- (扶桑社ムック)


本田真凛さんについては華やかな衣装が好きで

こだわりがある。浅田真央さんも赤い衣装だった。
みたいな、割とあっさり目の映像で
時間も短かったと思います。

放送の3日前にグランプリシリーズ最終戦、
スケートアメリカで210・59点を叩き出して
2位に入った坂本花織選手の演技映像が
ちょいちょい入っていたので

恐らく、本田真凜選手よりも点数的に上回った坂本花織選手を

取り上げる為、本田真凛選手の
本来流すはずだったVTRがバッサリと
カットされてしまったんでしょうね。(知らんけど)


Number(ナンバー)938号 ミラクルガールズ。Pyeong Chang 2018 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))


実の妹が本田望結選手(13歳)芸能事務所
オスカープロモーション所属、人気子役で現役フィギュアスケーター

ということで、本田真凛選手はシーズン当初、
マスコミから連日のように取り上げられ、

スポンサーもロッテやJAL(日本航空)、コーセーなど
大手企業が次々とついて「ガーナチョコレート」や
コーセーの「雪肌精」でCM出演を果たし



大きく注目され、期待値も高かったですが
グランプリシリーズカナダ大会、中国大会
ともに5位という成績であったことから

現在、200点以上を出せる上位5人の
日本人女子選手中では成績的に
五輪代表を狙うという点で本田真凛選は
もっとも厳しい状況です。


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樋口新葉選手はこれまで、特にシーズン終盤
悔しい思いをすることが多かった

教訓を踏まえ、今シーズンは自分に合ったプログラムを滑るということで

羽生結弦選手の「SEIMEI」振り付けでも有名な
振り付け師「シェイリン・ボーン」に振付を依頼。


フィギュアスケートMemorialグランプリシリーズ2017 in ロステレコム 羽生結弦 [ ライブ ]


シェイリン・ボーンに指導され樋口新葉選手による
「007」振り付けの映像が流れました。

今までに無いような、奇抜でダイナミックな振り付け
かなり高い技術と体幹が求められますが
それだけに成功すればジャッジから高い評価が得られると

樋口選手は必死に取り組み、今シーズンは
ライバルとなる、三原舞依選手や本田真凛選手らに
成績的にもシーズンベスト的にも
一歩リードしている形です。

過去の実績を考えて、スケートアメリカでの状態も踏まえると

12月の全日本で宮原知子選手が表彰台に乗れば
宮原知子選手の代表選出は間違いないと思われますし

日本代表選出に関して「グランプリファイナルの成績」も
考慮されますので現在、日本人女子選手で唯一
グランプリファイナル出場が決まっている
樋口新葉選手も代表選考で有利になります。


フィギュアスケート2017-2018グランプリシリーズオフィシャルガイドブック (Asahi Original)


ただし、全日本選手権で優勝した選手に関しては代表決定となります。

ですから、宮原知子選手と樋口新葉選手が有利と言っても

全日本の優勝者、成績次第では
ひっくり返ってしまう可能性もあります。
特に今シーズン、五輪の女子シングル
代表枠は2人だけですので

最後まで気の抜けない戦いになるでしょうね。
とにかく、ケガの無いよう全日本では
皆さん、悔いなくベストな演技ができるよう
祈るばかりですね。

とりあえず、番組を見た感想としては

良いドキュメンタリー番組だったと思います。

ただし、それぞれの選手がオンリーワンなので
なんでもかんでも(おそらく視聴率の為に)
「ポスト真央」っていうのは個人的にやめてほしいです。


浅田真央 私のスケート人生 [ 浅田 真央 ]






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