所謂1stガンダム、おなじみ定番有名作品なので、語られ尽くしてここで語ることがほぼない状態。
正直言います、あんまりにも有名すぎて語られすぎてここでは語ることがほぼありません、なのでややネタっぽくなります。と言うかどうでもいいひとりごとメインの記事。
劇場版とTV版がありますが、ネットのガンダムのイメージは劇場版ベースにテレビ版の要素をまぶしたものと言え、ややTV版のネタは弱い傾向に有ります。
見てみると全体的に台詞回しに気を使っている感じで、わかりやすさと細かいニュアンスを両立させようと工夫している印象、多少背景をゲームなんかで知ってから見たほうが見やすいかと思います、細かいニュアンスはメインシナリオだけだとやや伝わりにくい部分があるので。
ジオンを「地球から最も遠いコロニー」と称したのは中々いい表現だと思う。
話としてはTV版の方が細かいセリフのニュアンスが伝わる反面、展開が遅かったり作画に余裕がないのに対して、劇場版は話のテンポが早く作画に余裕がある反面、設定面では大筋の話をなぞるだけになるので細かい世界観はよくわからないというものになります。
単に話としてのガンダム、ないしは一応ヲタの教養としてのガンダムを見たければ劇場版の方が楽なものの、あれこれ議論したりネタをこねくり回したりしたい場合はTV版をしっかり押さえておかないといろいろ抜ける事になります。
ガンダムはなんとも声を取っているので、最初なので声が若いです、それからセリフのニュアンスも今とは少し違う部分がいくつも有ります。
OPは監督作詞です、これ大事。
序盤あらすじ宇宙世紀0079、地球から最も遠いコロニーのサイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦に宣戦布告、1週間あまりの戦争で人類の半数を死に至らしめた後、戦線は膠着状態になり9ヶ月がすぎた。
ジオン軍はあるコロニーにMSザクを派遣していた、そのコロニーには連邦の軍艦ホワイトベース(以下WB)が入港予定で避難命令が出ていたが、少年アムロは避難命令を聞いていない等のんきなものだった。
しかし侵入してきたザクのパイロットジーンは功を焦り、上官の静止も聞かずコロニー内で暴れ始め、アムロは父親を探す途中ガンダムの説明書を発見、更にコックピットが開いた状態で放置されていたガンダムを動かし瞬く間にコロニーに侵入したザクを撃破する。
艦長が重症、兵士も多くを失ったWBはアムロら民間人やブライト等士官候補生等により運用されジオンのエースであるシャアの追っ手から逃れながら戦い、なんとかルナツーに到着はしたのだが、そのまま地球へ降下することになり、更にシャアの妨害でジオンの勢力圏に落ちてしまう、そこにはジオンのガルマ・ザビ率いる大軍が待ち構えていた。
登場メカ基本的にロボットはモビルスーツ、怪獣型はモビルアーマーと呼称。既に単体で有名なのばかりであり、ガンダム筆頭に何度も何度も商品化されたものが大多数。
地球連邦軍MSガンダム:アムロ・レイ他
おなじみ主役メカ、V作戦で開発された、アムロが乗っていたのは2号機らしい。ザクマシンガン程度ならびくともしない装甲とパイロットの無双っぷりから白い悪魔と恐れられる。武器としてビームライフル、ハイパーバズーカ、ビームサーベル、バルカン、ガンダムハンマー、ハイパーハンマー(ゴッグに使ったやつ)がある。果たしてガンダムがガンダムハンマーを装備していなかったら後のガンダムの歴史はどう変わっていたのだろうか。
今よりもタレ目気味。
ガンキャノン:カイ・シデン他
赤いキャノンを背負ったMS。あとビームライフルも装備している、アムロが乗ると強い。TV版なのでハヤトは最後までガンタンクなので、WBに配備されてるガンキャノンは1機。キャノンやタンクはパーツが複数用意されていたが、ザクの攻撃で全て1パーツずつしか残ってない。
ガンタンク:ハヤト・コバヤシ、リュウ・ホセイ他
下半身戦車、上半身MSのMS。最初は2人乗りだったが、途中で1人乗りに改造された、その際にコックピットが頭飲みになったので、実質コアブロックシステムが使えない状態になり、コアファイターでの脱出ができなくなった。
ジム:シン
ガンダムの量産型、いろいろ議論があるが、一応ジムが登場した段階ではアムロはガンダムだと認識している発言がある。ジムの明確な撃墜数はTV版では0と言われているが、明確な描写はないものの、誰が放ったかわからない謎ビームで多数のジオン軍が撃墜されているシーンがあるので、間接的には撃墜描写も多い、特に事務がビームを発射→次のカットで敵撃墜みたいなシーンはいくつかあるので実質的に撃墜描写と見てもいい気はする。
パイロットは基本名無しだが、一人名前が与えられたのがビグザムにやられたパイロットシンさん。パイロットのシンは別にシン・マツナガではないし、当然シン・アスカでもない、ガンダムの元祖シンさんである。
ボール
おなじみ球体、設定が不安定なことで有名。ビグザム登場の際に割とパイロットが威勢がよかったため、今より設定場高性能の可能性あり。
現在は実弾と言う設定だが、当時は現在とは設定が違うらしく、ビームらしきものを発射している等謎が多い。兎に角アニメでは現在の設定とはかなり違うという事しかわからない。
連邦軍その他コアファイター
ガンダムのパーツと合体できる戦闘機、設定上ではほかのパーツとの組み換えも可能だが行われていない。
Gファイター:セイラ・マス
途中で追加されたガンダムの支援戦闘機。ガンダムを上に載せて飛べる他、ガンダムを収納して運搬するGアーマーなどの形態もあり、他戦闘機Gスカイ、戦車Gブルにもなる。ガンダムの上半身だけくくりつけたガンダムMA形態なるものもある。
玩具の都合上用意された戦闘機のためか、劇場版ではリストラされ、現在は2重の意味で黒歴史化されている現状だが、たまに拾われ、不遇メカとしてネタにされるポジションを確立してる気もする。
ガンペリー
MS一機を輸送できる輸送機、WBの前の足のあいだに収納されている。ミハル回では地味にズゴックを撃墜していたりもする。
フライマンタ
モブ戦闘機。
61式戦車
モブ戦車。
ファンファン:ウッディ
ホバークラフト、ウッディ大尉が載ってたアレ。
デブロック
大型爆撃機。
ドン・エスカルゴ
連邦軍の対潜哨戒攻撃機、セイラと共にユーコン潜水艦を攻撃したがあっけなく撃墜された。
サラミス:リード
巡洋艦、たくさん出てくる。
マゼラン:ワッケイン、レビル、ティアンム等
連邦の戦艦、単純な性能ではザンジバルに劣る様子。
ビッグトレー:レビル
大型地上艇、オデッサ作戦の際に使用された。
ジオン公国軍MS、MA正直有名すぎて書く事が全くない。
旧ザク:ガデム
パプアの艦長を務めていたガデムが乗ってきたザク。TV版ではこれだけ。
ザク:ジーン以下略
おなじみザク、最初から最後まで多数登場、序盤のジオンMSはガチぜザクのみだったが、スポンサーの圧力でザク意外のMSも出るようになったらしい、しかしザクオンリーだと青機体グフやホバー移動ドム等が搭乗しないので、後のガンダムの商業展開にかなり苦戦しただろう多分。
シャアザク:シャア・アズナブル
通常の3倍で突撃してきたおなじみシャアザク、圧倒的性能のガンダム相手に善戦した。
グフ:ランバ・ラル
ずーっとザクフルボッコ状態だった中で登場したジオンの新型。接近戦は得意、アムロは接近戦が弱いので苦戦する傾向が強いと言われる。
ドム:ガイア、マッシュ、オルテガ
おなじみドム。マチルダさんの犠牲もありWB隊に全滅させられる。
ゴッグ
さすがゴッグだなんともないぜで有名なMS。因みにそのセリフは機雷に触れた時のセリフである。かなり頑丈らしく、ザク程スパスパ切れない。
ズゴック
おなじみ水陸用用型MS。ズゴックでありズゴッグではない。
シャア専用ズゴック:シャア・アズナブル
シャアが登場したズゴック、ジムを撃墜するあのシーンが有名。
アッガイ:アカハナ
副座敷のステルス性が高いらしいMS。水陸両用。頭がでかい。
リックドム
宇宙戦用ドム、もっぱらヤラレメカに終始。
ギャン:マ・クベ
騎士っぽいMS、劇場版ではカットされるしTV版でもそこまでたくさん出てくることはない。
ゲルググ
1年戦争最末期に配備されたMS、性能はガンダム並みらしいがパイロットがいなかった。一応ザクなんかよりは明確に高性能描写があり、セイラさん曰く「さすが新型」。
シャア専用ゲルググ:シャア・アズナブル
シャア専用のゲルググ、略称が安定しないことで有名?。
ジオング:シャア・アズナブル
いろいろ性能面では議論のあるジオン最強のMS。有線サイコミュ2つと口のメガ粒子砲が武器、そして足がない。整備兵のセリフは「あんなの飾りです」なのは有名。
アッザム:マ・クベ、キシリア・ザビ
たまたまアムロが襲撃した採掘基地に視察に来ていたキシリアが搭乗していた、ガンダムと戦うが敗れ逃走。
グラブロ:フラナガン・ブーン
水中用の大型MA、割とガンダムに対して善戦した。
ザクレロ:デミトリー
トクワンの部下のデミトリーがトクワンの仇討ちのために廃棄処分用のザクレロに乗ってガンダムに戦闘を仕掛けたが多少損傷を与えただけで撃墜された、正直ガンダムが出撃出来ない状況を作るために使われたMAと言えるが、肝心のデザインが顔と鎌と言う変なデザインなのでネタにされる。
ビグロ:トクワン
加速性能の高いMA、ガンダムを後一歩のところまで追い詰めるが敗北。MAには珍しく量産されている描写がある。
フラウ・ブロ:シャリア・ブル、シムス・アル・バハロフ
2回登場した新型MA、パワーアップしたアムロの強さを見せつけるための踏み石状態だった。
エルメス:ララァ・スン
サイコミュを搭載した大型MA、ビットを装備して敵の四角からオールレンジ攻撃を行うことが出来る、因みにビットはかなり大型で高い。商標の都合上ララァ専用MAと言う商品名で売られている。
ビットとファンネルの違いはビットが内部にジェネレーターを付けた大型、ファンネルは本来ファンネルビットと呼ばれるものがビットが落ちたもので、ジェネレーター未搭載の小型のもの。
ジオンその他ドップ
ジオンの戦闘機。
マゼラアタック
ジオンの謎戦車、砲塔が独立して飛行する、マゼランアタックではない。
ガウ
ジオンの攻撃空母、大型の輸送機で、中にドップやMSを搭載している。
ドダイ
ジオンの爆撃機。MSを上に乗っけて飛べる。
ムサイ
ジオンの巡洋艦、たくさん出てくる。
ファルメル
シャア専用ムサイ。
チベ:コンスコン他
赤色と緑色があるジオンの重巡洋艦。これ以降の作品では概ね赤チベがメインだが、たまに緑チベが出てくるときもあるので油断できない。
グワジン
ジオンの戦艦、連邦のマゼランと比べて特別なポジションらしく、ザビ家等特別な人間意外が載っていることは少ない。
ドロス
ア・バオア・クーに配備された巨大空母、ガンダムでは珍しい空母でもある、一番艦がドロス、二番艦がドロワ。
パプワ
補給艦、シャアの為に補給物資を運んできたが、攻撃してきたガンタンクに沈められた。
ダブデ:マ・クベ
ジオンの地上艇、ビッグトレーのジオン版な立ち位置。
感想TV版と劇場版とでかなり印象が変わります。なんだかんだでガンダムと長く付き合うなら劇場版だけでなくこっちも見ておくべきかと。