その為既存の宇宙世紀作品とは繋がらない独立したストーリーになっています。
本来原作は本来のガンダムの漫画化の途中で過去編として途中で過去のエピソードをねじ込むスタイルだったのが、このOVAはアムロが登場する前にシャアのエピソードをやる形に、最初にルウム戦役から始まり、そしてシャアの幼少期、ジオンダイクンが死亡するところから始まる。
漫画版ともちょっと雰囲気が違う感じ、なんか大河ドラマ風ガンダムと言うか、映画風ガンダムといった感じに仕上がっています(実際劇場公開された作品ですし)。アニメ本編では明確に書かれなかったシャアの復讐の背景と開戦前のジオンが主に描かれる形になります。
ルウム戦役から思うことなのですが、Vガンダムのアドラステアの強さを考えると、この頃のマゼランの残念っぷりを考えると戦艦の対MSの戦闘力って相当強化されてるなぁと(パラレルとは言え、基本マゼランはザクに無双される役)。
過去編なので各キャラの若い頃の姿を見ることができますが、特にキシリアは今までの印象とはかなり違った雰囲気に、誰だよ状態。
あらすじ
地球連邦に独立戦争を挑んだジオンだったが、ジオン艦隊はルウムで連邦のティアンム艦隊に蹴散らされていた、ところがそこに赤いMSが襲来、連邦軍の艦隊を蹴散らしていく、そして次々と出てくるジオンのMSの前に連邦軍の艦隊は大敗するのであった。
そしてその何年もまえ、一人の男が演説の原稿を練っていた、サイド3の指導者、ジオン・ダイクンである、ところが翌日ジオン・ダイクンは演説で倒れ死亡してしまう、そこからザビ家のサイド3の権力掌握が始まった、ダイクンの子供であったキャスバル達は厄介な存在となり、最終的にランバ・ラルとその愛人ハモンの協力で、キャスバルとアルテイシアは地球に脱出することとなった。
登場メカ
基本的に既存のガンダムの兵器のオリジン仕様。
ザク:シャア・アズナブル、ガイア、マッシュ、オルテガ等
おなじみザクのオリジン仕様。シャア等が乗ってルウム戦役で無双していた。
ガンタンク:キャスバル・レム・ダイクン(シャア)他
オリジン仕様の低性能のガンタンク。シャア達がサイド3を脱出する時に搭乗、この時シャアの手によって敵のガンタンクを4機撃破している。
ムサイ
ジオンの巡洋艦、ルウム戦役に登場。
サラミス
連邦の巡洋艦。
マゼラン:ティアンム、レビル
連邦の戦艦、ひたすらザクに沈められるだけの仕事。
コロンブス
連邦の輸送艦。
セイバーフィッシュ
結局iglooでは出番がなかった連邦の戦闘機、ルウムで投入したとされていたが1stガンダムでは出番はなく、それ以降やられやくとして数作に出た程度だった、オリジンでは一応登場はしたもののひたすら落とされるだけ。
感想等
ジオリジン全体の感想はしばらくあとにします、漫画版は一応読了済み、ただし私が持ってた単行本は既に散らばって残ってるのは数巻程度の状況に。
ひとつ思うのが、これでタイトルがキャスバルと付いてしまい、シャアが今までの影の主役的ポジションからしっかりと主人公に昇格してしまったと言うか、これで歴代仮面枠に所属しながら歴代主人公枠にも一応ねじ込めるポジションに。
ただ原作でも言えるのですが、なんか絵の密度が高すぎてなんか動きにくそうと思う事がチラホラ。
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