アニメマシンロボ1作目。
内容は前半と後半で大幅に代わり、前半はなんというか時代劇と今風にいうと萌アニメ的なもの?ががやりたかったのかなスタッフはって感じの内容で、非常に女ゲストが多い。
毎回ギャンドラーがいろいろな村を襲撃、それをロム兄さん達が退治している話、その際に登場時に例の口上を行う。そしてその時に人型のクロノス族の少女と関わる事になる傾向。
後半になると大規模なマシンロボvsギャンドラーとの戦いが始まり、今までの旅して狼の紋章を集める展開から各地の仲間を集めて、さらにそれと同時に秘宝を集めると言う展開に。規模が大きくなったため口上を綺麗に言えるタイミングがあまりなくなったものの、しっかり口上だけは決め続けている。
その路線変更もあってか、前半はギャンドラー側のゲストが多いのに対して、後半はマシンロボ側のゲストが多くなる傾向。
あらすじ宇宙犯罪組織ギャンドラーがクロノス星を襲撃、街を襲い始め多くの死者が出た、そして主人公のロムの父である族長キライも殺し、ロムらの命を付け狙う。そして各地を襲撃、悪事を重ねる、ロムたちは父キライから託された剣狼の導きに従い各地に書かれた狼の紋章を探しながらギャンドラーと戦って行くことになる。
登場メカ人間型のクロノス族、飛行機型のジェット族、車型のバトル族、岩石型の岩石超人らからなる。クロノス族は見た感じアニメサイドが出したかったと思われる人間型とほぼロボット型っぽいのの2種類がある感じ。
クロノス族は変形だけは絶対に出来ないみたいな発言があったが、サラと言う限りなく人型の少女が出てくるが、サラはバトル族でありバイクになる。
ロム一行及びマシンロボ軍団マシンロボ軍団が登場するのは概ね後半で、大体がマシンロボ。
ロム一行星を旅しながら狼の紋章を探しつつギャンドラーと戦っている。
ロム・ストール
天空宙心拳の伝承者、剣狼の導きにより各地を旅しながらギャンドラーと戦っている。毎回戦闘開始時に特徴的な口上を述べ、貴様らに名乗る名は無いと叫んでから戦闘開始。
ケンリュウ:ロム・ストール
ゴーディアンと同じタイプの着込むタイプのメカ。ゴーディアンと違いそれぞれが単体で戦うことはなできずただ着込むスタイル。
その為最大サイズのバイカンフーに出番を奪われ、概ね前座的な扱いがメインで、大体ケンリュウを呼び出すが押されてバイカンフー召喚orあっさりとバイカンフー召喚で勝利が大まかなパターン。
バイカンフー:ロム・ストール
ケンリュウがさらにバイカンフーを着込むスタイル、ほかと比べると大きいものの、大きさは小ぶりで5.76mと非常に小さい、がアニメ見た感じだと多分10以上のスケールで作画されているようなカットもチラホラあるので設定上の大きさ異常に大きく感じる。基本的に最強形態で分離戦闘等は出来ない事、特に前半はドリル、ジェットくらいしか味方戦力がいなかったため、ほぼバイカンフーが決戦用のポジションで、多くのギャンドラーを撃破した。
ブルー・ジェット
ジェット族の天空心剣の使い手。ロム一行の一人。ロムに次ぐ戦力といったポジション。
ロット・ドリル
バトル族、肉弾戦が得意なドリル戦車。の口上を取って名乗ったことが有り。
レイナ・ストール
ロムの妹、ロム兄さんと言う呼び名はレイナの呼び名より。戦闘は出来なくもないので、ちょくちょく戦闘には参加する。
終盤はパワーライザーで出撃した。
トリプル・ジム
3段変形ができる、が殆ど戦わないレイナの乗り物ポジ。レギュラーではあるが活躍はそれほど多くない。
キライ・ストール
ロムの父、序盤で死亡。最終的に考えるとなんかすごい人で、ギャンドラー退治の準備を進めていた。一応ロボ設定がるものの限りなく人間的な外見。
マシンロボ軍団中盤以降路線変更があったっぽくかなり唐突に登場した感。
ミン
序盤のゲストだったが後にレギュラー化したクロノス族の少女。
ランドコマンダー5
パワードスーツに身と包んだマシンロボ達が合体した巨大ロボ、しかしパワードスーツ装備のため合体の元になるロボは別のロボでもいいらしく、途中でメンバーが変わっている。
バイクロボ
ランドコマンダー5のリーダ格、多分マシンロボ軍団の中では最も出番が多かった気がする。途中でメンバーが入れ替わりランドコマンダー5との関わりは薄くなった。
誰だサイキル言った奴は。(海外展開時の名前、悪役)プロトラックレーサー
タフトレーラーの兄。砲撃を得意としている大型マシンロボ。
タフトレーラー
プロトラックレーサーの弟、やはり大型の外見。
F1ジャックとホットロッドジョー
ホイールマン、車に返信する。バイクロボに貸しがあるらしい。
ガッタイザウラー
狼の剣を守っている化石超人達が合体。むしろバトルハッカーズで目立つロボ、この段階ではそんなに目立たず登場も後半から、性格も真面目で喋り方も普通。
マスクロック
途中参戦した岩石超人。
マグナロック
岩石超人、あまりロボっぽくない外見。
メカロック
多数出てくる○目の金色の岩石超人。
ダイヤマン
バイカンフーを救ったり錆を消したりする力を持つ宝石超人。
ルビーマン
二人目の宝石超人。
アンバーマン
戦いを嫌って隠れ住んでいたが、最終的にロムに力を貸す。ロックドン、ロックギランを動かす力がある。
ロックドン・ロックギラン
圧倒的なパワーの持ち主の怪獣だったが、アンバーマンによってコントロールされている。
ゲスト後半の軍団に入らないような1話限りゲストポジ。女性率高い、そして生存率低い。
トリム・スパンサー
ドリルの親友。エネルギーを奪って逃走していたが、そのエネルギーは実はギャンドラーの命令で集めていたエネルギーで、それを渡すまいとしていた。
やっぱリ死亡。ソフィア
虎型と人間型を持っている、レオ族の女戦士であり、レオ族の掟として自分を倒したロムに結婚を迫る。
がその回で死亡。ソリティア
パメラ国の王女。
その招待は影武者であり、囮であった。全身爆薬であり、恋仲になったジェットを守るため自爆。サラ
限りなくクロノス族っぽいがバトル族。スクーター。
ギャンドラーと戦い死亡。ギャンドラー敵組織、全貌に関して少しわからないところがあった部分あり。基本的にガデス>幹部>妖兵コマンダー>妖兵と言うランクがある。なお妖兵は名有りの量産型以外に、詳細不明の名無しのモブが結構居る。
ガデス
ラスボス、永遠の命を欲してクロノス星を襲撃。
グルジオス
幹部、ロボットの中に液体を充満した顔がある。実は中身は気持ち悪いムシのような外見。一度死んだと思われていたが後に復帰。
ディオンドラ
女幹部、序盤から終盤までよく出てくる定番悪役ポジション。
ガルディ
途中から登場した幹部。なんか強そうな雰囲気を持っている。
実はロムの兄であり、ギャンドラーに操られていた、素顔は金髪の昭和末期アニメのイケメン顔。デビルサターンシックス
関西弁で喋る6人組の悪役。序盤から繰り返し登場しているが、概ねバイカンフーにやられるポジション、出番が多いが概ね噛ませ。合体ロボと言う事でバイカンフー以外よりは強いポジだったものの、後半になるにつれ徐々に合体ロボが増えていき相対的に弱体化。合体中は悪魔的な顔なのに合体したらロボット的な顔になる。
グローバイン
ゲストの剣士。暗黒相殺剣の使い手で、ジェットと戦う。
バグ・ニューマン
闇落ちしたロムの兄弟子。
キャスモドン
妖兵、緑色のやつ、とりあえずたくさんいる。
バルダス
妖兵の一つ、たくさんいる。
ザリオス
妖兵、多分蠍がモチーフ、たくさんいる。
ファルゴス
妖兵、空を飛んでいる、たくさん出てくる。
ギルディス
妖兵、やや上級。
クレイ
岩石超人のデビルロックのひとり。レイナを騙していたが、レイナの健気さにここをろ打たれて寝返る。
デビルロック
悪い岩石超人、クレイもこのひとり。兎に角たくさん出てくる。
ダブルロック
岩石超人、頭が二つあるやつ、よく出てくる。
ガイガーロック
岩石超人、爬虫類型、よく出てくる。
ジンギ
ゲストの妖兵コマンダー、正々堂々の戦いを好む戦士。
ジンギマーク2:キナ、コロン
ジンギの子供2人、キナ、コロンが乗るロボ。ジンギがロムに卑怯な方法で殺したと言う嘘をギャンドラーから聞かされ仇討ちに来る、改心するが死亡。
感想割りと普通の4クールアニメではあるのですが、それでいて感想を書くのがとても難しい作品、なんというかスタッフは所謂昔のOVAみたいなアニメをやりたかったのかな?という感じ。女キャラの多さもあるものの、デビルサターンシックスの描写にどこかそれを感じました。
なんというか、いろんな人間のいろんなやりたい事(趣味)が詰まってて何とも言えないカオス感を持った作品といった印象。
余談制作会社の芦プロは後にマシンロボの競合商品であるTFも手がける事に、随分あとの話。