テレビ版で描かれれなかったと言うか、微妙に謎だった要素がちょくちょく補完される事に、主に16年前の学生時代の美嶋遙の姿や、微妙に表に出てこなくて真意がわかりにくかったバーベムの描写などが補完されています、反面メインキャラ以外のエピソードは削られると言う劇場版展開。
全体的にアニメを大幅に削って最低限のエピソードにするとともに、アニメで釈然としなかったというか、匂わせただけで微妙に語られなかった事を中心として補完されている印象。綾人の秘密や扱いなども明確な描写になっている、周りの人間の対応も匂わせる感じから割とストレートな感じのセリフが増えています。
綾人、遙、ムーリアン、バーベム、調律等の話の中心の要素だけで構成されている感じ、綾人と遙の関係と世界観に焦点を当てた作りに再構成されている内容です。ただ反面枝葉の要素がほぼカットなので、テレビ版見てなんか物足りなかった人向けかと。またメインの要素も中盤がガッツリカットなのでラストまでの状況は逆にわかりにくく、そしてラストは全く別の内容になっていますし。
冒頭あらすじ
神名綾人と美嶋遙は恋人に近い関係であった、しかし遙が東京から離れていた時に謎の敵であるムーリアンが出現、TOKYO JUPITER(東京に出来た木星風の壁)によって二人は隔たれ離れ離れになってしまう。そして16年、TOKYO JUPITER内では3年が経過した頃、バーベム財団が動き出し、東京内に謎の戦闘機が出現、戦闘になる、そして綾人は謎の黒服に身柄を抑えられそうになるが、そこに現れた一人の女により救われ、そのまま連れ去られてしまう。ところがその後乗せられた戦闘機が操縦自動で動き出し、綾人はラーゼフォンのいるところに連れて行かれてしまう、そしてラーゼフォンに乗り込んだ綾人は襲撃してきた2機のどーレムを撃破したのであった、そして気がついたら綾人はその女、紫東遙と共にTOKYO JUPITERの外にいたのである、外の世界は綾人の知っている時間より遥かに未来の世界であった。
登場メカ
ラーゼフォン:神名綾人
概ねTV版と同じ。あんまり尺がないので出番はそんなにない。
ドレーム
TV版とだいたい同じ。
感想
テレビ版でどうも消化しきれなかった要素を中心に話を作っている感じです、テレビ版が面白かったけどちょっともにょった感じで見ると丁度いい気がします。ただそれでも分からない点もチラホラありましたが。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image