ロボットアニメには一応便宜上分類されている位で、ゴーグ自体はロボットではあるものの巨神と言うタイトルからもわかるように、ゴーレムなんかに近い描写がなされています
アニメ放映開始前には既に全話作画が終わっており、その為作画が安定しています。
話としては、謎の島オウストラル新島の話を死んだ父親から聞かされ、その探索向かう少年田神悠宇達と、その島を政治的に消滅させて島の探索を続ける巨大企業GAILが島の謎を求めて争いながら島の奥に進んでいき、島の謎に触れると言う話。
あらすじ
父親が残した手紙を元にアメリカに向かう少年田神悠宇、かつて浮上してそのまま消えたとされた島、オウストラル新島、この島は今でも残っており、父親のかつての教え子、ドクター・ウェイブに合うように書かれていた。
そしてドクターウェイブのボロアパートにたどり着き、オウストラル新島の研究データを聞くことになる、がその時アパートを巨大重機のハンマーが襲撃、ドクター・ウェイブ、妹のドリス・ウェイブ、犬のアルゴスと共に逃走する。
そしてドクターウェイブが命を狙う存在であるGAILのことを話し、その後ドクターウェイブの知り合いである「船長」に会う事にした結果、船長はオウストラルに皆を連れて行ってくれる事になった。悠宇もそれに乗り、ドリスもそれに乗った事で、船長を含めた4人と1匹はオウストラル新島向かうことになったのであるが・・・各所で追っ手が迫ってきており、GAIL以外にも狙われながらオウストラルにたどり着くが、そこで謎の怪物に襲われて悠宇はほかと離れてしまう、そこで謎の動く巨神であるゴーグに出会うのだった。
登場メカ
ゴーグ:ゼノン、田神悠宇
謎のロボットというか巨神。オウストラル新島を徘徊しており、旧島住民から神と崇められていた、なぜか田神悠宇を守り特定のポイントへと導こうという行動を見せる。一応コックピット的なものがあるものの、意思を持っておりゴーレムに近い描写がされている。コックピット内に悠宇が乗り込んだとしても相変わらず音声での指示。
キャリア・ビークル:船長、ドリス、Drウェイブ、アルゴス、アロイ、サラ、トメニク
元々GAILがオウストラル新島で使うために開発したらしい特注品の水陸両用装甲車。内部はそれなりに広く、数人が生活出来る。大砲と対空砲がついており、船長の腕もあって百発百中の命中率。
マノン・ガーディアン:マノン
異星人の指導者であるマノンのガーディアン、ゴーグと違いタイプだが、武器を持っている。マノンの基地にGAILが侵入してきたために怒り狂ったマノンが操縦して侵入してきたGAILを攻撃、一部を除いて大体蒸発させる。
ラブル・ガーディアン
量産型のガーディアン、終盤大量に出現したが性能ではゴーグと比べればはるかに劣るらしく、ゴーグパンチ数発で大破する、一応武器も傾向している、エネルギーはジェネレーター直結でゴーグでも使えるため、ゴーグに奪われて使われたこともある。弱点は首でそこを狙えば戦車でも一応破壊できる等微妙な性能。
クラゲ型メカ
オウストラル新島周辺を彷徨きまわっているメカ、島に近づいて来るものを攻撃する。
ダイノソア
多脚型メカ、一応作業用らしいが武器をつけている。
AH-100RS ガンシップ:ロッド・バルボア
GAILの普通のヘリ。
メルカバ93型 エスクワィアー
GAILの戦車。
余談
ジオリジンの子供シャアの声が 田中真弓なのは、多分ゴーグの田神悠宇の声からの流れと言われることが多い、因みに池田秀一もしっかりと出ている。
そしてなぜかスパロボ参戦経験あり、そしてスパロボ補正のせいで一部兵器がカオスな性能になっておりツッコまれている。
感想等
2クール作品ですが、全体を分割するなら最初と最後が非常に面白い。ゴーグに出会ってキャリアビークルを手に入れてオウストラル新島に向かうまでと、マノンの登場からの終盤の怒号の展開は見ごたえ有り、反面中盤はややグダり気味で展開が遅く、シナリオや世界観がある程度明確な分バリュエーション展開も難しかった感じ。いい意味で「アニメ映画を2クールアニメにしたら」という感じの出来だったなと思います。
概ね作画は丁寧なものの、終盤のガーディアン戦はかなりガチだし、全編両作画なためか、表情がいいです、特に船長の。
終わった後序盤を見返すと、船長の言動に色々伏線が張ってあるのなぁと。
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