話はいたってシンプル、タイトルと世界観からなんとなく予想できる展開で、話は綺麗に閉じてしまうのであまり続編の余地はなく、実際1冊のみの話。
ロボ描写は活字としては割と情景が想像しやすくいい感じ。
あらすじ
世界のほとんどが溶岩に覆われた世界である炎界(フレイムシー)、人々はリダウトと呼ばれる浮遊要塞都市を建設し、そこでホットスポットから取れる僅かなメタンを便りに生存していた。生活は管理され、僅かな人間しか養うことが出来ず、寿命も管理されている世界である、そして僅かなメタンを求めリダウト同士が争い、その為兵器であるデミ・エンジェルに乗るジャッジはほかよりも高い地位と自由を持っていた。
マグナ・リダウトに住むジャッジ・シグはマグナ・リダウトに侵入したたのリダウトのドラグ・フォージに乗っていた少女を殺すことが出来ずかくまってしまう、そこから物語は始まる。
登場メカ
デミ・エンジェル
天使を象ったロボット兵器、登場者はジャッジと呼ばれる。炎界ではビームなどが乱されてまっすぐ飛ばないので、結果実態剣での斬り合いが主体になっているという設定で近接戦闘用になっているみたい。
ザウエル:シグ・クルーガー
主役メカ、何度かやられるシーンが有り結構踏んだり蹴ったり。
マーリン:レネ・クルーガー
シグの姉が搭乗する赤いエース機。
ヴァースキ:イザベル・シファー
ある理由から最新兵器を装備している。
リビナティア:アルハザード・イブリース
通常のデミ・エンジェルよりはるかに大型の兵器、ラスボス。
ドラグ・フォージ
デミ・エンジェルとはまた違った兵器、デミ・エンジェルと共に炎界では普及している兵器。ドラゴンに近い外見をしている。マグナ・リダウトから2000キロ程離れたアーク・リダウトではこれが主力の模様。
クルゼルダ:ティアマット
白いドラグ・フォージ、これがマグナ・リダウトに侵入しそれをシグが撃墜したことから話が始まる。
感想等
いたってシンプルな話で、概ね全体的に至綺麗にまとまっていた印象。
三雲岳斗 角川書店
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