マシンロボのアニメ2作目。
元々はクロノスの大逆襲の続編として作られたはずなのだが、最終的には打ち切りの為に伏線を回収できず別の作品になった。冒頭に「クロノス星に平和を取り戻したマシンロボたちは暗黒に支配された世界に正義の光を取り戻すために、時を越え次元を越え果てし無き宇宙へと旅立った」と言うナレーションがあり、冒頭ではクロノスの大逆襲の続編のつもりだった事が伺え、3話でもバイカンフーの映像が流されている上にその後もなんどもバイカンフーの映像が流れ、伝説の英雄ということになっていたが最終回でなかったことに。29話までバイカンフーが出てきた事を考えると、打ち切りはかなり急だった様子。
枠としては25分枠だったようで、通常のアニメより短めなので本編はOPED込で20分未満になっています。
最終回に出てきた武器商人は、一応第一話で存在自体はグレンドスに武器を与えたデスバイヤーと言う地球の武器商人が説明されていたので、それ自体は急な登場ではなかったみたいですが、いったいどういった展開になる予定だったかは不明。
登場するマシンロボの種類は非常に多く、その為かなりの数がモブと化しているので、セリフのないロボも結構いる。
あらすじ地球人の武器商人デスバイヤーとの接触で力をつけたグレンドスが侵略戦争を開始したので、アルゴ軍と戦闘になっていた惑星B−1。そこに事故を起こした地球の船が不時着した。それに搭載された武器を狙ってグレンドス帝国突撃隊が襲撃してきたために、船に残ったアキラたち数名は危機に陥る。そこに現れたプロトラックレーサー率いるシルバーウルフ隊が到着、九死に一生を得、中立地帯クリスタル地区に逃げる事が出来た。その後アキラたちはライザーに勝手に乗り込み、船に残されたパトリシア達を助けに戻ってしまったために、プロトラックレーサーにがRIMの命令を無視して救援に行ってしまう、そこでマッハブラスターが救援に向かおうとしたが、RIMはバイカンフーの映像を見せて抑えようとするがマッハブラスターは出撃、彼らのおかげもありなんとかアキラたちは助かったが、ほかの船員は全滅したことが判明。さらにプロトラック、マッハブラスター2名は命令無視の為バトルハッカーズに入れられてしまった。そして人数の増えたバトルハッカーズとグレンドス軍との戦いが始まる。
打ち切りだったようで、最終回で地球の武器商人の実験場であり、事故で人間が死滅したあともプログラムが延々と戦争を続けるようになっていたと言うオチで、アキラたちは自動操縦の宇宙船に乗って地球に強制的に向かっていく事でまた戻ってくると言って、一応グレンドスは多分滅んだっぽい後に、別の国が宣戦布告したところで話は終わる。登場メカものすごい数で背景やモブやチョイ役も多く、把握し切ることは難しい。
アルゴ共和国
グレンドスと戦っている。落ちこぼれ部隊のバトルハッカーズ意外に、ホワイトサンダー、シルバーウルフ、ブルードラゴン、レッドナイツ等の部隊がいる。
RIM
マザーコンピューター、アルゴの指揮官である。
バトルハッカーズ
Rジェダン曰く、出入り自由らしく入りたければ入れるし出たければ出られるっぽい。何かやらかしたらバトルハッカーズに配属されるらしい。登場は4話からである。
アールジェタン
明らかにアールジェダンと呼ばれてる時が結構あるバトルハッカーズのリーダー、バトルハッカーズ結成以前にラグロ市と言うところを守っていた事があり、その際に部下も市民も全滅、アールジェタンだけが生還したことがあった。落ちこぼれ部隊の隊長の割にそこまで壊れた性格ではないと思いきや、過去にはいろいろあったようで。
ロボットのRにジェットとタンクがネーミングの元らしく、その為ロボット、ジェット、タンク形態とガウォーク形態になれる。
顔がかなり複雑なため作画が追いつかないようで、その時の作画によってめっちゃ詳細なときもあれば簡略化されて別人化している時も。
ガクランダー曰く過去にひとりで一個師団を全滅させた事があるらしい。
最終回で「人それを鬼畜という」と某兄さん風のセリフを披露していた。
ガルザック
副隊長だが、そこまで出番はない。
マッハブラスター
ホワイトサンダー隊隊長だったが命令無視でバトルハッカーズに入れられてしまった。バズーカ型のブラスターモジュールに変形する、単体でも発射できるがアールジェタンに撃たせている時もある、イマイチ目立たないガルザックよりサブっぽい立ち位置かもしれない。つっぱりやろうらしい。終盤に捕まる。
プロトラックレーサー
シルバーウルフ隊隊長。冒頭に登場しアキラたちを助けるが、それが元でバトルハッカーズに入れられてしまった。
ドリルクラッシャー
ロットドリルと外見が似ている、元シルバーウルフ隊。
ホイールマン
ホットロッドジョー、F1ジャック、バギーウルフ、ドラックザム
元シルバーウルフ隊、隊長を追ってバトルハッカーズに入隊、性格的には元々バトルハッカーズ向きとか言われていた。
ガッタイザウラー
初期メンバーの一人、ヘッダー、アバラー、レッダー、ティルダーが合体して誕生する、合体パーツは名前のとおり。合体前はそうでもないのだが、合体後はなぜか歌舞伎口調。恐竜型。敵がだいたいモブばっかりなので、登場すると大体無双出来る。移動はローラっぽい。
ぶっちぎり隊
主に車タイプで構成される部隊。途中から登場する。
ガイデン
ぶっちぎり隊の一人、ほかと違ってほかの電磁ホイップでメンバーを発射するためのロボ。ぶっちぎり隊自体はチーム行動なので個別に目立つことはあまりなかった。
ロータリーキッド
顔はヘビメタだけど中身は真面目らしい。ホイールマンたちの中で唯一空を飛べる。キッドとジミーはホリールマンだがもとからバトルハッカーズ。
ツインカムジミー
エンジンの調子が悪いと不機嫌になり仕事をしない。ロータリーキッドとともに別任務についていたが合流。
ジェットライザー:アマチ・アキラ
赤色の大型ライザー。アキラが操縦し戦う。パワードスーツのようなもの。
バトルライザー:ルーク・スチュワート
黄色の大型ライザー。ルークが操縦する。
ホワイトサンダー隊ブルージェット
ホワイトサンダーの隊長、前作のロム兄さん一行と同じ外見だが、打ち切りもあり別人。天空真剣?みたいな発言をしていた。
ファルコン、イーグル、セスナ、ブラックバード
ジェットの部下達。
シャトルロボ
スペースシャトル型のロボ、事故が起こって発進出来なくなったが、爆発を起こしそのエネルギーで脱出出来た。
アポロロボ
シャトルロボとコンビを組んでシャトル隊を構成しているロボ。輸送用。
シルバーウルフ隊ロット・ドリル
奇襲作戦を行っていたシルバーウルフ隊の隊長、前作のロム一行と同姓同名だが、関係とかはわからない。
バイクロボ
モブ。海外ではなぜか悪の軍団のボスのサイキルになっている。
ラフトレーラー、バイク、コンバットバイク、ミサイルタンク
シルバーウルフの隊員。
ブルードラゴン隊基本的に鉱石タイプのロボで構成されている部隊。その為ほかのマシンロボとは構造が違うらしく、ほかのマシンロボが行動不能になった状態でも動ける。
ダイヤマン
割とちょくちょく登場する脇役。ブルードラゴンのリーダーである。
バトルロック、マスクロック、ルビーマン、アンバーマン、マグナロック、メカロック
ブルードラゴン隊員。
レッドナイツ隊格闘系のロボの部隊、出番は少ない。ケンポー、カラテ、レスラー、ボクサー等が所属している。
その他プロトンのマサ
民間人、バトルハッカーズに憧れており、ドリルクラッシャーの舎弟になるが、その後ドリルクラッシャーとはぐれた中、クリスタルシティの住民を洗脳しているグレンドスを発見し、クラッシャーのところに戻ろうとするが撃たれて重傷を負い、ドリルクラッシャーにそのことを伝えてバトルハッカーズに入れた夢を見て死亡。
サイエンス博士
ライザーの開発者。ライザーの解説を行う、ライザーの修行を行う等の師匠の役割。
アールジェタンの部下
昔の部下、ラグロに駐屯していたが全滅。
アイアンイーグル
インディアン風マシンロボ。アルゴではなくある街でグレンドスと戦うゲリラ。
バイカンフー
RIMが毎回毎回映像を見せてくる伝説の戦士。
かつての英雄という扱いだったが、打ち切りのせいでなかった事にされた模様。
グレンドス説明で50万の大軍を投入したと言う話もある。
ディラン総統
敵のボス。滅多に出てこない。
実は地球の武器商人の兵器実験用のコンピューター。突撃隊ガクランダー
グレンドス突撃隊の隊長。名は体を表す、と言う事で学ラン風、学ランを投げつけて攻撃をする事も出来る。最終回でアールジェタンと戦い死亡。グレンドス突撃隊は毎回戦う事になったいつもの敵ポジション。
カリアゲン
突撃隊隊員、よく出てくる。モヒカンを飛ばすカリアゲンシューターを使うが、後半であっさり死んだ。
ソリコンダー
突撃隊隊員、剃り込みがあるからソリコンダー。
ズジ
突撃隊員。
シタッパー
名前の通し下っ端戦闘員、弱い。変形機能はついていない。相当数の数がいる模様。
ウワッパー
飛行型の下っ端戦闘員。弱い。
親衛隊ヤーサンド
親衛隊隊長。クリスタルシティの住民を洗脳してグレンドス軍に入れる作戦を行っていた。途中からちょくちょく登場するようになり、ガクランダーと張り合う事も多かった。最終回でグランドホエール砲を受けて戦死した。
シブミダス
親衛隊。アールジェタンに敗北、戦死。
テッポダマン
親衛隊の下っ端戦闘員。弱い。
ツインテッポダマン
テッポダマンを2機合体させたもの。アキラたちを苦戦させる。
ハイエナのグルカ
親衛隊、アイアンイーグルの住んでいた街とアイアンイーグルの家族を全滅させた。アイアンイーグルの犠牲によってアールジェタンに倒される。
その他デビルサターンシックス
前作にも登場した合体マシンロボ。せっかく登場したのに合体しようとしたら速攻でダイヤマンに合体妨害されて合体できなかった。相変わらず関西弁。
ヘールディランがグレンドスの掛け声なのだが、久しぶりの出番でガデッサー(クロノスの大逆襲での掛け声)と言ってしまった時もあったりする。
曰く「悪あるところどこでも参上、徹底的に悪い奴、人呼んでデビルサターンシックス」だそうだ。
ギャスモドン、ファルゴス、ザリオス
前作から引き続き、出番は多くない。
余談前作と違いスパロボ未参戦。
感想等全体的には面白かったのですが、ややエンジンがかかってくるまでに時間がかかった印象が有ります。後完全な打ち切りで、最終話の1話前までは予定がなかった感じの展開でした。
アニメ本編だけでは情報不足ですが、他にあまり情報がないのでこれで合ってるかよくわかりません。