色々言われていた本作、どうも企画がアケマス(アーケードのアイドルマスター、一言で言うといちばん古いやつ)の稼働前から始まってたとかなんだとか。
アウリンと言う名で呼ばれる謎の物体が月と衝突し月が崩壊した事件、ロストアルテミス。それから復興して1世紀以上が過ぎた未来、地球軌道上にはドロップと呼ばれる月の欠片が散らばっており、地球に墜落して大きな被害をもたらすようになっている、その為ドロップを破壊するために各国は大量破壊兵器を使う中、日本ではiDOLと呼ばれる巨大ロボットを用いてのドロップ破壊を行っているという形で、そのiDOLを動かせるマスター、それをアイドルマスターと呼んでいる。
アイドルアニメではなくロボットアニメにはなったが、一応原作を意識してか一部キャラのみ申し訳程度の芸能活動シーンはあり。またやよいのみ両組織に所属しておらず、ペンギンの着ぐるみを着たりラジオをやっていたりする。
実はスパロボに参戦済み、ただしX-Ωのみであくまでスポット参戦という特殊な扱い。
あらすじ
芸能オーディションを受け合格した天海春香は上京、その時同じオーディションを受けた萩原雪歩と出会い、そのまま東京へ、しかし道に迷ってしまい、iDOLネーブラの発進シーンにでっ食わす。そしてネーブラは無事ドロップを破壊し、そのドロップの破片が降り注ぐ姿を見た春香は、「あんなに綺麗なもの見せてくれるなんてiDOLってちょっとかっこいいね」発言を聞いたインベルが起動、そこに変な子供が現れ、春香は攫われてしまう、しかしインベルの出現によって救われる、しかし今度は敵対勢力のiDOLヌービアムが現れるが、更に先のネーブラも帰還し戦闘になるがヌービアムは撤退しその場は解決。
そして春香は気絶、そのまま病院へ、そこでオーディションがiDOLのマスター、つまりアイドルマスター(パイロット)のオーディションだったことをモンデンキントのアイドルマスター課の課長より伝えられるのだった…。
登場メカ
基本的にiDOLと呼ばれるシリコン構造体に外装をかぶせたもの。iDOLは5機及び人工のエピメテウスが存在する。
モンデンキントは本来ドロップの破壊を核ミサイルで行っており、日本のみiDOLを用いたドロップの迎撃を行っている。iDOLはロストアルテミスのときに地球に飛来した5つのシリコン構造体で、それにフレームをつけて運用している。しかし人類は未だにiDOLの事をよくわかっておらず、シリコン構造体の中身がどうなってるかは解析はできていない。人格のようなものがあるのが確認でき、基本的に女性にしか反応しないと言う性質がある。
一応パイロットであるアイドルマスターを必要とするも、厳密にはロボットと言うより宇宙人で、自分の意思を持っており自分で起動することもある。
組織としてモンデンキントと呼ばれる復興後の世界でドロップを迎撃するための組織の日本支部で運用されている他、敵対組織のトゥリアビータにも運用されている、しかし結構所属が変わるので、所属では分けず。
iDOL
PROMETHEUS1 からPROMETHEUS5までの5機が存在する。他人工iDOLのEPIMETHEUSがある。
インベル:(PROMETHEUS1)天海春香、如月千早
16年前の事件以来ずーっと眠っていたが、春香のiDOLってちょっとかっこいいね発言を聞いて再起動、春香のもとに現れた。春香を気に入っており、ほかのマスターには基本反応せず、性格的にかなりマスターを選ぶらしい事が語られている。
基本マスター一筋であり、最終回でもあくまで春香の為に犠牲になった、その際にリボンを片方だけ持っていった。
元々千早がマスターだったが、トゥリアビータ結成の際に結局千早の誘いに乗らなかった過去を持つ、その為千早に狙われており、一時期はトゥリアビータの手に渡りトゥリアビータで千早が乗っていた。
最初は胸は白だったが、後に春香によってピンクに塗り替えられている。
実はEPの映像は彼の妄想らしい…。
ネーブラ(PROMETHEUS2):水瀬伊織、菊地真、三浦あずさ
インベルが動かずテンペスターズは行方不明、ヒエムスは未発見、ヌービアムがトゥリアビータに持ち去られていた第一話の状態で唯一稼働していたiDOL。インベルと共に出番が多く、ほかの3機の登場が限定的な事も有り、準主役メカと言った立ち位置になっている。
途中マスターユニゾンと呼ばれる無人操縦の実験用として使われてしまい、それがアレルギーになり発熱が始まり1000℃に上昇しかかり、人格が崩壊しかけたが伊織が船外活動で外したこともあり。
ずーっと大昔に伊織と出会っており、伊織側はそれでネーブラに逢いたくてアイドルマスターになったが、ネーブラも伊織の画像のデータを持っており覚えていた。
またインベルと違い多くのマスターを受け入れてきた。しかし一度嫌われると二度と反応しないと言う性格でもある。その為大破させてしまった真を拒否するようになる、そして真が下ろされてからからは伊織専用機状態に。それ以降もトゥリアビータにインベルが持ち去られた時も残り、ラストまで伊織と共にあった。
ヌービアム(PROMETHEUS3):萩原雪歩、如月千早
トゥリアビータ結成時に持ち去られたiDOL。千早が乗った。基本的には雪歩がマスター。トゥリアビータ本部でインベルの所にやってきた春香の前に立ちはだかったが、その後トゥリアビータ本部を狙ったウルトゥリウスの攻撃から2人を庇ってコアごと消滅、コアはほかのiDOLに先駆けてアウリンに吸収された。
OPで使ってる武器は実は劇中で殆ど使う機会がなかったりする。
テンペスターズ(PROMETHEUS4):双海亜美、双海真美
永らくマスターの双海真美と共に行方不明になっていた、その為出番は少ない。初出は回想シーン、亜美が危機に陥った際突如出現、しかしフレーム双海亜美、双海真美を庇いフレームが破壊され、それ以降はコアのみになって運用された、最終回ではフレームがない状態だったためネーブラにくっついて出撃、アウリンに吸収された。
後に明かされるが、行方不明の原因は真美が怪我をして治療していた様子、その影で真美は元気だが、結果記憶が過去のままである。
ヒエムス(PROMETHEUS5):菊地真
未発見状態でアイスランドに存在したが、トゥリアビータによって回収され、ネーブラから下ろされモンデンキントを去った真がマスターになっていた。出番は後半なので登場機会は少なめ。ほかのiDOLと比べ細心で、スラスターの位置も違う。武器は大型ニードルガン。
エピメテウス:リファ
要は量産型iDOL、人間の力で作られたiDOLのコピーであり、殆どが無人で動くことが出来る。中盤のあたりは今日的であった上に有人のリファ機がメインだったが、後半は概ね雑魚キャラポジ、終盤は本当にボコボコ落ちる。最終的にトゥリアビータ本拠地が崩壊し、コントロールができなくなりすべてが活動を停止した。
その他
アウリン
衛星質量を持つ謎の存在、アウリンが月に衝突にロストアルテミスが起こったが、月が崩壊したあとは月の代わりとなり
ウルトゥリウス
モンデキントの衛星兵器、トゥリアビータに対して2回攻撃をする。
余談
後にゼノクラの監督はガンダムの監督になるが・・・それ以前に監督したロボットアニメはこれくらいなのでネタにされたのは言うまでもない。
あとリファはオリキャラで、原作には未登場。
感想等
原作気にしなければ結構面白いと言うネットの評価が概ね納得でした。単にアイドルアニメじゃなくってロボットアニメだったと言うだけでなく、キャラ設定そのものが結構違うので、かなり別物になっています。
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