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菌類
ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
プロフィール

2018年06月10日

ルナ・シューター

ジャンルはSF小説だと思われる。

基本的にロボが多少出てくるSF小説といったところであり、月面での低重力下での戦闘はどうなるかというのが基本テーマのようで、低重力かつ真空という環境で、銃弾がどのような動きをするかという部分に重点が置かれている様子。また輸送コストや月における死者、月における生活やプロパガンダ、兵士の管理などにも言及がされている。

あらすじ
月面に突如出現した謎の侵略者「ラミア」、彼らの目的は不明であるが、地球に対してマスドライバー攻撃を開始、地球の打ち上げ施設を片っ端から破壊し、地球人を地球に閉じ込めた。ムーンベースの生き残りはマスドライバーを破壊して全滅、ムーンベースの杉本樹里はマスドライバーを破壊し、婚約者を地球に婚約者、仁野涼を残し戦死した。
そして3年後、涼は月に上がり、ラミアと戦っていた。月では打ち上げ費用の関係から、弾丸の無駄遣いが最も少ない対物ライフルを装備したテクニカルと、そのテクニカルを支援するSRVという偵察車両を使いラミアと戦い続けていた。一度は地球の打ち上げ施設は破壊されたものの、マスドライバーを破壊したたために地球は施設の再建に成功、月に拠点を作ることに成功していた。
そして装備が剣に過ぎないラミアに対してテクニカルを使用した戦闘を行っていたが、半年が経過、ラミアは移動用の車両であるチャリオットとライフルを装備するようになり、月面軍はまた人員を失ってしまうのだった。
そんな中地球からある積み荷と補充要員が送られてくる、ラミアの妨害を受けながら一応積み荷は月面軍が回収する、しかしその補充要員の北条サキは涼やその他メンバーに喧嘩腰というありさまであった。積み荷は新型の人型のテクニカル、レムが搭載されていた。レムにサキを乗せ再びラミアと戦闘を行う月面軍、そして月の溶岩チューブを探索していた時に、ラミアによって再現されたかつてのムーンベースアルファの残骸が目の前に現れる。
そこに現れた小型のラミア、何か樹里に似ていると涼は思うが、見つかり戦闘になり破壊して回収することになった、そしてそれ以外のラミアの残骸共々それを基地で解析してわかったことは、ラミアの中に有機体のコンピューターのようなものが内蔵されそれがラミアの創造主の子孫ではないかということ、そして小型ラミアには地球人のパーツが使われており、その遺伝子は樹里のものであったということであった。

登場メカ

月面軍
ラミアの出現により編成された軍、もともと小規模な基地を作れるほどの余裕しかなく、そのため銃弾すらまともに輸送できないため、武装は銃弾の無駄が少なくかつラミアを確実に破壊できる20o対物ライフルがほとんどである。

レム(LEMU):北条サキ
Luna Extravehicular Mobility Unitの略。新型のテクニカル、可変機であり基本は小型テクニカルとして稼働し、立ち上がると人型になる。武装はやはり対物ライフル。

量産型レム
月の施設のみでほとんどのパーツが生産が可能になった簡易量産型、これにより地球からの打ち上げコストをより下げることが可能になった。通常のものより小型かつ可変機構などが簡略化されている、装甲も部分的に簡略化されている、構造も単純化されており外見的。小型になっている分消費電力や消費酸素などはより小さくなっているため月面での戦闘ではより有効な他、量産することでテクニカルより搭乗員が少なくて済むため人員の節約になるなど資源不足の月面軍の懐事情が露骨に出ている、武装自体は通常のものと同じ対物ライフル。

テクニカル
本来は月面機動射撃火点という名称だが誰も呼ばない。月面車に専用の対物ライフルを装備した車両。打ち上げコストの関係から最も無駄玉が少なくなるよう武装を対物ライフルに限定している。

SRV:仁野涼、弥永アンソニー
Stramer Reconnais-sance Vehicleの略。偵察車両、テクニカルに敵の位置情報を送る、これ単独では非武装。

MF
戦闘機、急造兵器で性能は心もとない。


ラミア
突如月に出現し、マスドライバーを建設し地球を攻撃した存在、反面地球そのものへの攻撃を避けるなど謎の行動が多い。最初は2mのロボットから始まり、そのうちに大型輸送機械を出してくるようになる。

ロボット
初期はこれだけしか登場しなかったため、これがラミアと呼ばれていた、この後により大型のものが増えてくるためにいつしか単にロボットと呼ばれるようになった。

チャリオット
ロボット6機を輸送する乗り物。

バグ
ラミアの着陸機。ラミアの本体はこれ。

フライ
戦闘機。

感想等
初めて読む著者ですが、結構筆力がある感じです。

2018年06月09日

ダンボール戦機

レベルファイブの開発したゲームを原作としたアニメ。ゲーム、アニメ、コロコロによる漫画、プラモデルによる広範囲の展開が行われた。
所謂ホビーアニメであり、玩具で世界征服系の路線で、玩具の範疇を超えた性能の玩具が事件に使われていくという内容。

アニメの放映時間はイナイレと連続で、一時期レベルファイブタイムともいうべき時間を作っていた。
シリーズ化もされW、ウォーズとゲームアニメ共々3作制作されたほか、展開終了後なぜか擬人化企画も進行中。プラモも比較的手ごろな内容で結構売れたそうで、点数も多かった。

ゲームは無印、完全版のブースト、さらに完全版+移植版の爆ブーストの3つが制作されることに。
タイトルのダンボールとは強化ダンボールフィールド内で戦うということで、メカであるLBXはダンボール製ではない。

ゲーム版は追々書きます。

あらすじ
LBXという小型ロボット玩具が流行る世界、LBXの生みの親である山野博士の息子、山野バン、彼はLBXを愛しながらも母からLBXを遊ぶ許可が下りず、結果レンタルのLBXで遊ぶくらいしかできなかった。そんなバンは帰り道、謎の女に世界の希望と絶望が入っているという言葉とともに謎のLBXを渡される。そこに謎の3人組が現れてLBXを使って攻撃を仕掛けてくるのだった、バンはLBXを使い迎撃、謎のLBX3機を撃退、しかし家はめちゃくちゃになってしまった、そこに母が帰るが、母はとがめるどころか何かを悟ったような態度をとるのだった。
ところが行きつけの模型店から新型LBXアキレスのアーマーが盗まれてしまう、そしてアキレスのアーマーを奪ったのは、学校の番長である郷田ハンゾウだと知ったバンたち、しかし郷田は地獄の破壊王として知られ、戦ったLBXを片っ端から破壊することで恐れられていた。郷田のもとに向かうバンたちの前に現れたのは郷田の同志を名乗る3人組だったが、何とか新型LBXの力とカズの助けもあって何とか突破するも、そこに郷田が現れる。そして3人まとめて相手をし、勝てればアーマーは返してやるという言い出す。カズのウォーリアーが破壊されるも、何とか勝利したバンは、アーマーを取り返す、そしてアーマーをLBXにつけたバンは、LBXアキレスを手に入れるのだった。
郷田との戦いでLBXを失ったカズは、露天で怪しいLBX、エジプトを勧められる、それを手にしたカズはそのまま操られ、バンと戦うが勝機を取り戻す、そして怪しいLBXを勧めた3人組は逃げるのだった、そうしたら今度は謎の2人組が総理暗殺を阻止したいとしてバンたちに協力を要請してきた、その際に新型LBXハンターをカズに提供、何とか暗殺を阻止するのだった。そして2人組はただの子供に過ぎないバンを使えというメッセージに対して疑問を持つのだった。
そして2人組の1人である宇崎拓也からバンは父親がまだ生きていること、そして先の暗殺事件がイノベーターという組織によっておこなわれたこと、父親はイノベーターにつかまっている、アキレスは父親の作ったLBXであることなどを聞かされる。そしてバンたちとイノベーターとの戦いが始まるのだった。そしてバンはアキレスに内蔵された永久機関エターナルサイクラーの設計図を守るため、世界大会であるアルテミスに出ることになる、そのためにアングラビシダスと呼ばれる大会で優勝する必要が出てきたのだった、そのアングラビシダスは2人組の一人檜山蓮によって開催されている破壊上等の大会であった。
バンはアングラビシダスに出場し優勝する。そして再びバンの父親の救出作戦も開始されるが失敗する。そして世界大会アルテミスは近づき、バンはLEXこと檜山から技の手ほどきを受け、アルテミスに出場、アルテミスには謎の男マスクドJや、オタクロスの弟子を名乗る変な男オタレッド、イノベーターの首領の息子海道ジン、謎の少年灰原ユウヤなどが出場していた、また郷田はLEXとともに出場することになっていた。
大会が始まるもLEXはわざと負けていずこかへ去って行ってしまう。バン自体は決勝にコマを進め、ほか海道、灰原、オタレッドが決勝に残る、しかし突如灰原が暴走、オタレッドは敗退、マスクドJもバンをかばって敗退、その際にJはバンに何かのデータを送るのだった。そして暴走した灰原もジンとの協力で撃破、そしてバンは優勝するが、そこで倒れていたジンのLBXが突如自爆、アキレスは粉々に砕かれ、アキレスの中にあったエターナルサイクラーの設計図が入ったプラチナカプセルも奪われてしまうのだった、そしてエターナルサイクラーの設計図のパスワードが入っていたCPUのメタナスGXも奪われてしまう、優勝から一転、一気にバンは危機に陥るのだった。
しかし行方をくらましていたLEXの手によってプラチナカプセルは奪還されており、暗号キーもまた入手手段がある、しかしそれには秋葉原に住む伝説のハッカーオタクロスの力を借りる必要が有ったのだった、バンたちはオタクロスを探して秋葉原を探し回るが、現れたオタクロスはバンたちにいろいろ要求をし、それができたら協力してやるという、そしてオタクロスの協力を取り付けたバンたちはオタクロスのハッキング能力でパスワードを入手できそうになるのだったが、寸前のところで妨害されてしまうのだった。今度は秋葉原のハッカー軍団全員の力を借りる必要が出てきたバンは、秋葉原キングとなるべくアキハバラキングダムへ参加することになる…。

登場メカ
LBXと呼ばれるだいたいガンプラくらいのサイズの手乗りクラスのメカを使ったバトルが流行している世界。ダンボール戦機とはフィールドが強化ダンボールで作られているため。
火力はダンボール外で戦えば家を無茶苦茶にできる、またものによっては乗り物のコントロールを奪ったり減速中とは言えリニアを止めたりと玩具としては規格外の性能であり、小さいがゆえにターゲットにあっさりと侵入できる、自動操縦やある程度の遠隔操縦も途中から可能など危険なおもちゃである、そのため一度発売中止になったが、強化ダンボールの完成でダンボールフィールドの中で戦えるようになって再び脚光を浴びたという設定がある。
遠隔操作は本来宇宙開発などを想定した機能らしいが、やはり玩具としての性能ではない。
基本的にLBXはタイニーオービット社とそれに務める山野博士が開発したもので、それ以降いくつかのメーカーが参入している。敵対勢力であるイノベーターのLBXはイノベーターに所属する神谷重工が開発、ほか自動車メーカーのプロメテウス社、半導体メーカーのサイバーランス社などが存在する、さらにフルスクラッチによるハンドメイドのLBXも存在する。

アキレス:山野バン
謎の人物によって突如バンのもとにもたらされたLBX。ただしコアスケルトンのみであり、アーマーフレームはまた別の形でバンのもとにやってくる。その正体は行方不明の父親が開発したもので、永久機関エターナルサイクラーの設計図の入ったプラチナカプセルが搭載されていた。

オーディーン:山野バン
アキレスを失ったバンの新しいLBX。設計は山野博士、製造は山野博士から設計図を受け取ったタイニーオービット社で行われており、序盤にオーディーンの製造をしようとしている社長の姿が映っている。

クノイチ:川村アミ
アミのLBX。量産型なのでほかにも存在する模様。初期からアミの手にあり、中盤まで使用されている。

パンドラ:川村アミ、宇崎悠介
もともとタイニーオービット社の試作LBX。宇崎悠介社長が直々に動かしてバンたちの危機を救っていた。正体がバレたのちにアミに引き継がれ、その際に塗装などがある程度変更された。

ウォーリアー:青島カズヤ
カズの最初のLBX。序盤にハカイオーに破壊されてしまい、出番は乏しい。量産されている関係上それ以降も専ら脇役として出番はある。

ハンター:青島カズヤ
山野博士がこっそりLEXらのもとに送っていた新型LBX。LBXを失っていたカズの手に渡り、総理暗殺計画の阻止に使われる。もともとウォーリアーを使っていたカズにとってウォーリアーとかなり性質の違うハンターは勝手がわからず捜査に苦戦していた。その後もカズの手によって使われ続けるが、後半になると息切れ気味になり、オタクロスのパーフェクトZX3に大苦戦する状態になる。

フェンリル:青島カズヤ
ハンターが息切れしていたカズの前に現れたやはり山野博士のLBX。最初はデータとして現れたが、オタクロスがデータを回収したためにそのままタイニーオービット社の手で作られ、カズの手にわたる。

ハカイオー:郷田ハンゾウ
プロメテウス社の試作型LBX。序盤にアキレスのアーマーを盗んだ郷田からアーマーを取り返そうとするバンら3名と戦い、カズのウォーリアーを破壊した。
我王砲発射時の隙があることカズに気が付かれて敗北、その後今度はそれ以降も郷田のLBXとして何度も登場する。

ハカイオー絶斗:郷田ハンゾウ
読みは「ハカイオーゼット」。郷田の後半のLBX。超我王砲はデクーなどで構成される雑魚LBX軍団を300機ほど破壊できるくらいの火力はある模様。

ジョーカー:仙道ダイキ
仙道ダイキのLBX、郷田のハカイオーを倒している。

ジョーカーMk‐2:仙道ダイキ
ジョーカーの後継機。アルテミス用。

ナイトメア:仙道ダイキ
仙道の後半のLBX。ジョーカー路線のLBX。

ジ・エンペラー:海道ジン
海道ジン専用のLBX。海道の操作の速さにCPUがついていけなかった。

エンペラーM2:海道ジン
CPUを強化したジ・エンペラー。自爆装置が仕込まれており、アキレスを巻き込んで自爆することになる。

プロトゼノン:海道ジン
サイバーランス社の開発した試作LBX。サイバーランス社はゼノンの開発のために、イノベーターを離れたジンと契約し、プロトゼノンをジンに渡してデーター収集を行った。リニアモーターカー暴走の際に減速中とは言えそれを止めている。

ゼノン:海道ジン
ゼノンの完成型。

マスカレードJ:マスクドJ
謎の人物マスクドJ専用LBX。アルテミスに出場しスマートに勝ち上がり決勝まで行くが、そこでアキレスをかばい敗退する。

ジェネラル:八神英二
イノベーター黒の部隊の司令官八神のLBX。八神がイノベーターを去る際にそのまま持ち出された。

デクー:真野晶子、細井将志、矢壁塀太
神谷重工の開発したLBX。イノベーターの専用LBXで市販は無印の段階では行われていない。扱いとして所謂敵の量産型でしかなく、基本的に無人で動かされていることが多く、おおむね弱い。

デクー改:細井将志、矢壁塀太
デクーの改良型。八神の部下2名が使用している。

デクーエース:真野晶子
八神の部下の1人、真野晶子が使用するほかイノベーターでは多数使用されている。外見はかなりデクーから離れ、ずんぐりした外見からスレンダーになっている。やはり無人で動いていることが多く、大群でバンたちの乗る車を襲撃したが、パンドラにあっさり全滅させられている。

ジャッジ:灰原ユウヤ
イノベーターの実験台であった灰原のLBX。サイコスキャニングモードを発動させることで、決勝ではビビンバードXとマスカレードJを破壊している。しかしアキレス、エンペラーMk‐2により止められる。

フェアリー
無人AI制御のLBX。イノベーターによる計画のために製造された。性能も高い。

ルシファー:神谷コウスケ
終盤に搭乗した神谷コウスケの専用機。

エジプト:青島カズヤ
イノベーターが青島カズヤを洗脳した際に使用したLBX、砂漠戦が得意。出番はこれっきりでそれ以降は改良型のアヌビスがメインになる。

アヌビス
エジプトの改良型、もっぱらモブの出番が多い。

月光丸:海道義光
海道義光専用LBX。武者風の姿をしている。性能は高いらしく、出番は少ないがおおむね強力。

ビビンバードX:オタレッド、オタブルー、オタイエロー、オタピンク、オタブラック
謎の覆面男オタレッドが使用するLBX、鳥人間っぽい外見。アルテミスに出場するが、決勝で灰原のジャッジに破壊される。ほかにオタレンジャー用にそれぞれ違うタイプが存在する。

パーフェクトZX3:オタクロス
オタクロスがバンたちを試すために使用したLBX。ZX壱号機、ZX弐号機、ZX参号機が合体する。合体時は合体バンク(使い捨て)もちゃんとある。合体することでスピード3倍、パワー30倍というになるという脳内設定がある。

グレイメイド:ハッカー軍団
アキハバラハッカー軍団専用LBX。独自に作られたLBX、外見はメイド。アキハバラキングダムでハッカー軍団が使用したほか、タイニーオービット社の防衛にも参加した。

イフリート:LEX
ラスボス機。長らくバンに協力してきたLEXのLBXであり、LEXの復讐のために作りだされたハンドメイドLBX。そのためLEXの怒りが込められており、途中から自律状態になる。

感想等
意外と面白い。とりあえず勢い重視の展開で、とにかくネタ出しを繰り返してガンガン攻めてくタイプ話、近年あんまり見なくなったタイプだ。

2018年06月04日

宇宙をかける少女

サンライズ制作のアニメ。

AI搭載型スペースコロニーが巻き起こす騒動が話のメイン。一応ロボットアニメ扱いだが、メインのメカはたぶんスペースコロニーなので、ロボットアニメ要素は限定的。
ブレインコロニーレオパルドと、そのレオパルドになぜか選ばれてしまった少女獅子堂秋葉によるドタバタから話が進んでいく。

ゼノマスからの流れで、ゼノマス関係者が何人かかかわっている。

人類の多くがコロニー生活でラグランジュ点ごとにコロニー国家があること、50年前にブレインコロニーが人類に反旗を翻したというのが拝見になっているものの、50年前の状況や、他国の状況、地球の状況など設定面であいまいで語られてないというか匂わせただけで終わっている部分も多く、よくわからない部分も結構あり、私もわからずこれを書いている状態。

あらすじ
人類が宇宙で暮らすようになった時代、地球時代の遺物が宇宙空間に大量にばらまかれる事件が起こる。そんな中、獅子堂家という巨大財閥の3女、獅子堂秋葉は姉からのお見合いの勧めになやみつつ、ナビ人のイモ子と宇宙に出ていた。そこに巨大スペースコロニーが出現、そのまま秋葉はスペースコロニーに吸われてしまうのだった、そして無人のコロニー内の路面電車に誘われるようにコロニー中枢部へ、そこにはコロニーのAI「レオパルド」が存在した。レオパルドは近くにICP(警察+軍隊の役割)が集まってきたために、それにたいしてソウルシャウツを撃つために秋葉をそそのかしトリガーを引かせるも、不発。不発にショックを受けたレオパルドはそのまま地球へ向かって自殺する、が結局途中でビビって秋葉にQTアームズ「スターシルフ」を与えてハイテンションレバーを引かせ、その効果で宇宙へ帰還、地球へのコロニー落としは阻止された。
秋葉は気がついたら救出されており、生徒会から勝手に脱出ポッドを使用したことをとがめられていた。そこに一人の少女、河合ほのかが現れて生徒会と戦いだすのだった。彼女はレオパルドのパーツを集めており、秋葉はまたも彼女にさらわれた挙句レオパルドに戻され、そのまま「宇宙をかける少女」と呼ばれた挙句、成り行きでほのかに協力することになる。ICPの怪奇課はレオパルドの捜査から外されてしまったのだった。ブレインコロニーはかつて規制されたコロニーであり、怪奇課のヤマだと課長は言うのだった。
そんな中「ネルヴァル」と呼ばれる敵が出現、どうもレオパルドと因縁があるらしいが、レオパルドのパーツを取り付けた結果撃てるようになったソウルシャウルで撃退、その後もレオパルドのパーツをグダりながらも集める秋葉達、そして死亡を偽装しICPを離れ秋葉を追ううちにレオパルドの件に巻き込まれていく神凪いつきも加わる形となりパーツ集めは続くが、獅子堂財団の方は5女の桜が何者かにさらわれるなど何かが動き出していた、レオパルドの復活から獅子堂評議会を招集、獅子堂家の長老を集めていた。
そしてパーツ集めに月に向かった秋葉らは、そこで再び現れたネルヴァルと対峙することになる。ネルヴァルは50年前に作られたAIを搭載したブレインコロニーで、住民を支配しようとしたため、獅子堂財団らと戦いになり一度はコロニー部分を破壊された行方をくらましていたのだった。さらにレオパルドをライバル視するブレインコロニーベンケイも出現、ベンケイとやりあっているうちにレオパルドは地球に落ちてしまうのだった。地球はすっかり荒れ果てており、原始的な生活をする人間が暮らす状態となっていた、いつきはもともと地球出身であり、地球でかつて起きた集団失踪事件、テラーアブダクションを捜査するためにICP怪奇課に入ったのだが、地球で再びテラーアブダクションに遭遇することとなるのであった。さらにほのかの旧知である博士まで出現、話は徐々に動き出していく。

登場メカ
一応ロボットアニメだが、たぶんブレインコロニーと呼ばれるAI搭載のスペースコロニーのほうが目立っている。メカはコロニーはCG、QTアームズは手書きで描かれる傾向になっている。

ブレインコロニー
AIを搭載したコロニー、AIで自立して思考し、巨体かつ高機動高火力高耐久というコロニーとして一周回ってどうなのという高性能を誇る。獅子堂財団によって50年前に建造され、実験が行われていたのだが、突如コロニーたちが住民を支配したため、コロニーを作った獅子堂財団らが反乱軍となりブレインコロニーと戦い、ブレインコロニーを一応は追い払った。劇中では4基のコロニーが確認できるが、それ以外にもいたかは不明。
AIとコロニーは別に存在し、AIがコロニーから離れて行動することも可能で、レオパルド、ベンケイは数話ほど自分のコロニーから離れているほか、ネルヴァルもコロニーを失った状態でも活動している。

レオパルドコロニー:レオパルド、獅子堂秋葉他
ブレインコロニーの一つ、50年前に唯一人類の側についたブレインコロニー。AIのレオパルドは◇に目がついている形。性格はナイーブ、バカ、ヘタレ、偉そうといったところ。住民は存在しないが、一応幽霊や変な生き物などは住み着いているなど完全に無人?ではない様子。なんだかんだいってスペースコロニーなので居住可能、ただしずっと人が住んでいなかったためか居住するには自販機すら稼働しておらず不完全な状態。
コロニー内はヨーロッパ風の街並みであり、町内を市電が回っている。市電は無人で動き、駅にレオパルド前が確認できる。居住可能なので状況次第で結構中の人は入れ替わっている。また緊急脱出装置があり、レオパルドは危機に陥ったら脱出可能。
50年前の戦いのときに、レオパルドが人類と敵対しないようにパーツの多くを外されており、今は不完全な性能しか出せず、自己実現と称してパーツの回収を秋葉に行わせている状態である。彼がなぜ唯一人類の側についたかなどの経緯はあいまいであまり明確に語られていない。
武器はソウルシャウツ(レオパルドの呼び方で、獅子堂家の人間はレオパルドキャノンといっている)という名前の反物質砲、発射は秋葉によって行われ、レオパルドの意思では発射不可能。
また名称不明の小型無人戦闘艇が多数配備されており、レオパルドの意思で動かせる。裏人格としてプリンスオブダークネスというものが存在し、終盤暴走する。

ベンケイ(ボナパルトコロニー):ベンケイ、馬場つつじ
コロニーだがいろいろ改造されており、かつてはレオパルドの色違いに過ぎなかったのがもはやコロニーというより宇宙戦艦みたいになっている。逆にコロニー部分は割と空気で、ほかのコロニーと違い住民もおらず途中で乗り込んできたつつじくらいしか住民?はいない。ベンケイという名前は自称で、本来はボナパルトという、レオパルドをライバル視しており、趣味の鏡集めの最終段階として、100枚目鏡としてレオパルドのミラーを狙う。ベンケイの性格はレオパルドと同レベルで、基本つつじの言いなり。つつじがあっさりネルヴァルから離反したらそのままベンケイも成り行きで離反状態に、そのまま勝手に第三勢力にされてしまっている。武器は小惑星をぶった切る巨大チェーンソー。

クサンチッペ
ブレインコロニーの1つでブレインコロニーの紅一点。武器は巨大なムチ状の何か。終盤は半ば生徒会のコロニーっぽくなっていた。非常に音痴である。コロニーの名前は不明、クサンチッペコロニーでいいのかどうか。

カテドラル・ヴェンスティカ:ネルヴァル
ブレインコロニーの1つ。コロニーのAIであるネルヴァルがコロニー住民を洗脳したのが事の発端である。50年前に一度討伐されボディを失ったが、50年にわたって潜伏し、人類をさらって箱詰めにするなどして再び出現、人類を再び支配しようとする。
ネルヴァルの一連の行動自体は自体はあくまで1スペースコロニーとしての使命を全うするための行動だったようで、最終的に人類を完全にコントロール下に置くのは不可能であると悟って改心する、そしてレオパルドの闇人格であるプリンスオブダークネスを自分の人間型ボディに憑依させてソウルシャウツを撃たせコロニーごと葬り去った、ネルヴァル自体は脱出している。

QTアームズ
所謂ロボットに相当するのはこっち。基本的には女性型の上半身と非人間型の下半身を持っており、通常はブースターが巨大な宇宙戦闘機として活動している。ブレインコロニーが強いので、QTアームズ数機で相手にできるレベルではないので、QTアームズ自体はいまいち見せ場に乏しい。サイズは小さく、移動時はより大型の専用宇宙船に格納されている。
厳密にはロボットではなく杖状のものも存在するなど基準は不明。

スターシルフ:獅子堂秋葉、獅子堂イモ子
レオパルドの中にあったQTアームズ。戦闘を行う機会はあまりなく、移動用などの役割が多かった。地球では浮き輪っぽいものを使って海に浮いていた。

スターシルフ改:獅子堂秋葉
獅子堂家によって強化されたスターシフル、飛行時の外見がよりスマートになっている。

ウィガール:河合ほのか
ほのかのQTアームズ、緑色。

プロト・アルヴァクル:河合ほのか
イグジステンス専用機アルヴァクルのうち、まだネルヴァル仕様に改造されていないタイプ。顔は人間的。

ARC-UJ1:神凪いつき、ソルジャーウル
ICP怪奇課のQTアームズ。戦闘はそこそこ行うものの、敵が大型ないし大量かもしくは人型かつ強いかのどれかだったため火力不足は否めなかった感じ。武器はガトリング、ミサイルはいいとしてなぜか死神の鎌という厨2武器まで装備されている、怪奇課の人間が乗っているからなのだろうか。

ARC-UJ1/R:神凪いつき他
ARC-Uの実戦配備用改良型。いつき以外にも量産されているらしく多数登場する。

ARC‐Vブーミンター:ミンタオ、ブーゲンビリア
ICPの忍者2名が操縦するQTアームズ。前半は専ら謎の行動をとる秋葉やいつきらの調査、追撃用に使われるが失敗が多い。後半は忍者コンビが事実上怪奇課に入ったため、そのまま怪奇課の指揮下に入って秋葉らに協力する形になる。仲のいい2人組なので、売りは抜群のコンビネーションらしい。通常時は双頭だが、戦闘時はおおむね分離してブーゲリアン、ミンタイガーになっていることが多い。

ARC‐V‐Aブーゲリアン:ブーゲンビリア
ARC‐Vの上半身部分。腕と顔だけのQTアームズ。

ARC‐V‐Bミンタイガー:ミンタオ
こっちは下半身、足と顔だけ。

プリマヴェーラ:獅子堂ナミ
ロボット型ではなく杖型のQTアームズ。

アルヴァクル:イグジステンス
イグジステンス専用のQTアームズ、イグジステンスは9人おり、そのうち一人はほのかなので残り8人が使用。イグジステンスは本来ネルヴァルに対抗するために作られた兵器だったが、ほのか以外はネルヴァルの支配下にある。ネルヴァルについたナミの護衛を行っていたが、本来は秋葉(宇宙をかける少女)のものである。

その他
ミスタークロオビ
アシモ風小型ロボット、友達と連呼して握手を求めてくるが、それを受けると攻撃してこない、握手を受けないと敵と判断して攻撃してくる。戦闘力は非常に高く、小型ミサイルの軌道をすべて反らすなど圧倒的。

リモートアタッカー
ICPの無人機、ミサイルなどを装備しているが、無人機ゆえに敵に乗っ取られたりとあまりいいことはない。

ボアシップ:獅子堂桜、ミスタークロオビ
レオパルドに搭載されていたQTアームズの輸送艇、操舵はミスタークロオビが担当。

クラブフィッシュ:ブーゲンビリア、ミンタオ
ICPの宇宙艇、QTアームズお搭載している。主にブーゲンビリア、ミンタオが使っていることが多い。

感想等
どんなアニメ化と思って見てみたらスペースコロニーが戦うアニメだった。あんまり好評だった記憶がなく、もう勢いで見たが結構楽しめた。ただ何となく立ち上げが遅かったというか、話がふわふわしてた期間が長いというか、話の方向性がわかったのが8話からという感じ。

2018年05月30日

ロボットアニメ 話数ランキング

ロボットアニメは原作無しオリジナルが基本という性質上基本的に4クール以下になります、というのも売れたら続編が出るだけで、その作品自体が終わってしまうためです。玩具会社は新しい玩具を売りたい、となれば玩具が一新できる新作のほうがいいですし。深夜アニメは2クール以下ですから。

ということで今回は60話以上のロボットアニメをまとめました。
シリーズものは連番でもカウントせず、あくまで1番組の話数、かつあくまで巨大ロボットの範疇のみで取り上げます、ややこしい作品は除外、またカウント方法がややこしい作品は便宜上の話数になるので、このランキングも便宜上のランキング。

※鉄人28号ガオが12クールというコメントがありますが、チャー研みたいなショートアニメなので含めません悪しからず、あとフルメタみたいな多シーズン系も除外します、トランスフォーマーは海外では2シーズン分を日本ではまとめたため、日本分で換算します、あと基準が面倒なのでタイムボカン系なども含めません

1位
鉄人28号:97話(96話)
情報が不足しててコメントしにくい。

2位
マジンガーZ:92話
ロボットアニメとしてはこれが事実上元祖、JRPGで言うDQ1みたいなポジション。マジンガーZの成功は大量のフォロアー、つまりロボットアニメを生み出して、結果こんなに大量のロボットアニメが作られるに至った。もっと続ける話もあったようだが、グレートへ移行した模様。

3位
新幹線変形ロボシンカリオン76話
まさか令和になって記録更新が起こるとは思いませんでした。本来だったら2年やる予定だったのが、TBSの都合で打ち切りだそうです(タカラ株主総会より)。そうなれば100話行けたので記録更新だったのに、残念。

4位
太陽の牙ダグラム:75話
裏がゴッドマーズという状況ながら、玩具が好調だったため延長され6クールが放映された。植民地の独立運動のためのゲリラ戦というかなり地味な題材を扱った作品でありながらこの長丁場、ロボットアニメ黄金時代おそるべしというところか。

5位
UFOロボグレンダイザー:74話
マジンガーシリーズ3作目、これも6クール続いた。この後ダイナミックと東映が揉めたらしく、結果ダイナミックサイドはナックにグロイザーXを持ち込むことになったらしい、そのためこのグレンダイザーでシリーズはとりあえず終了した。

6位
闘士ゴーディアン:73話
なんでこんなに固まってるの?ってくらい70話代が固まってます、所謂6クールってことなんでしょうか。
玩具が好調だったため延長したようで、結果どんどん伸びていった模様。一応2クールで一度話が切れるので、そのあたりが最初の目標だったのでしょうか。

7位
戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー:72話(+未放映2話)
少々ややこしい、日本未放映話が2話あり、また総集編が多くそれらは放映されていない箇所があったりとややこしいので、迷った末とりあえず未放映2話を外した数字で書くことに。というかTFは基本ややこしく、このトラスフォーマー自体が海外だと2010も含め1作品という扱いらしく(シーズン1〜3という扱いで、そのうちのシーズン1.2という扱い)、というかアメリカのテレビ番組は日本と放映形態が違うのでややこしい、なのでとりあえず日本でのまとめ方に従った。

8位
ゾイド‐ZOIDS-:67話
トミーの玩具ゾイドを原案に、コロコロ漫画を原作にしたアニメ。地味に長い67話、玩具、視聴率ともに好調だったため4クール予定から延長が行われた模様。3クールで原作ネタを消化、オリジナルで残りをガーディアンフォースとして消化した。次のスラゼロは2クールだった。ちなみに原作はコロコロ編集部の方針により打ち切り(コロコロの対象年齢よりも高かったため)になりいまだに未完結。

9位
六神合体ゴッドマーズ:64話
前に読んだインタビューだと、思ったより視聴率が伸びで2クール予定だったのがどんどん延長されてここまでの話数になった模様。ダグラムと同時間だったわりにどっちも延長というあたりが、ロボットアニメ黄金時代ということなんだろう。

まさかの令和で更新。
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2018年05月26日

ロボットアニメのタイトルの漢字とかなんとかロボの歴史

ふと思って、ロボットアニメによくある四字熟語っぽいアレの歴史をなんとなくまとめてみました。

70年代以前
所謂厳密な意味でのロボットアニメがなかった時代、まだ巨大怪獣とロボット、小型ロボットと巨大ロボットの区別があいまいな時代、なのであまり例がない。

1970年代
マジンガーZによりジャンルがほぼ確立された段階、JRPGで言うとDQが発売してジャンルが確立された時代みたいな感じ。

マジンガーZ、グレートマジンガー、ゲッターロボ、ゲッターロボGなど:主役ロボ名そのまま

75年ごろから漢字が書かれるようになった、この時代は〜ロボ系のタイトルが目立つ
UFOロボグレンダイザー:漢字ではなく、UFOロボ。
勇者ライディーン、鋼鉄ジーグ:まだ四字熟語っぽいものになっていない
超電磁ロボコンバトラーV:漢字とカタカナの複合
大空魔竜ガイキング:母艦名の大空魔竜とロボット名ガイキングの複合
グロイザーX:まだ余計な文字のないロボット名だけの男らしいタイトルもある
ブロッカー軍団Wマシーンブラスター:カタカナ、漢字、ローマ数字複合という珍しパターン

77年ごろより所謂漢字4字のタイトルが増え始める
合身戦隊メカンダーロボ、超人戦隊バラタック:75年にゴレンジャーがあり、その影響と思われる戦隊の文字が見える、マシーンブラスターは内容が戦隊的だし、影響を感じる。
惑星ロボダンガード:まだロボ系のタイトルがある程度ある
機動戦士ガンダム:漢字四字が目立ち始める

80年代ごろより、所謂漢字四字が本格的に目立つ
戦国魔人ゴーショーグン、宇宙戦士バルディオス、六神合体ゴッドマーズ、銀河旋風ブライガー、伝説巨神イデオン、魔境伝説アクロバンチ:漢字四字+ロボット名が完全に黄金パターンになった時代
装甲騎兵ボトムズ:主役メカではなくそれを含む「概念」という珍しいパターン
無敵ロボトライダーG7:まだロボ系のタイトルも生きてる
戦闘メカザブングル:ロボではなくメカである

85年以降
ポストガンダムの勢いがなくなった時期で、ガンダムシリーズやTFなどが出てくる他OVAなどが増える時期

忍者戦士飛影:黄金パターンだが、オール漢字
戦え超ロボット生命体トランスフォーマー:長いタイトル+ロボットの総称、長い前置きは日本で用意されたもの、またこのあたりからロボットの総称というパターンが出始める
蒼き流星SPTレイズナー:前置き+ロボットのグループ名+主役メカという珍しいパターン
機甲戦記ドラグナー:黄金パターン
魔神英雄伝ワタル:主役メカではなく主人公の人間の名前がタイトル
トップを狙え:パロディ系のタイトル
機動警察パトレイバー:黄金パターンのようだが、パトレイバーは組織の通称

90年代
もうパターンは出尽くして過去のパターンの続き見たいなタイトルが多い、反面そのまんまではないタイプのパターンも見られる

絶対無敵ライジンオー:黄金パターン
NG騎士ラムネ&40:主人公名のパターン、40は登場するメカの数
機動戦艦ナデシコ:黄金パターンだが母艦名がタイトル、ロボはどこにもいない
覇王大系リューナイト:主役メカ名ではなく主役メカのクラス名という特殊パターン
新世紀エヴァンゲリオン:タイトル自体はいたって普通
マクロス7:主役メカというか、船団名がそのままタイトルというパターン
ゾイド‐ZOIDS‐:メカの分類がそのままタイトルになっているパターン
ブレンパワード:主役メカと分類の中間点的なタイトル
ガサラキ:作品の重要なギミックがタイトル


2000年以降
過去のパターンが混在しており傾向とかは特にない

フルメタルパニック:パロディ系のタイトル
OVERMANキングゲイナー:前半はロボットの分類名、後半は主役メカ名というパターン
創聖のアクエリオン:漢字+ひらがな+主役メカ名、普通のパターン
ガン×ソード:ロボットアニメであることを隠しどんなアニメかわからなくする特殊パターン
ゼーガペイン:主役メカ名、ただし複数存在するグループ名でもあるパターン
コードギアス反逆のルルーシュ:ギアスは特殊能力、反逆は劇中の行為、ルルーシュは名前という特殊パターン
交響詩篇エウレカセブン:黄金パターンっぽいがエウレカはヒロイン名
天元突破グレンラガン:黄金パターン

2010年以降
保留

THE ビッグオー

サンライズ制作のロボットアニメ。

アメリカ風の街並みで、ネゴシエーターの男が操る重量級のロボットが敵とどつきあうというのが基本的な内容。
企画途中に何度も規模が縮小され、結局2クールから1クールに短縮、結果打ち切りエンドになったのだが、その後カートゥーンネットワークで放送されて北米で大ヒットしたため、結果的に1クール追加で完結することができたという歴史を持つ。

OPが映画フラッシュゴードンの音楽に酷似していた(フラッシュゴードンっぽくと発注した結果)ために、後期OPも謎の円盤UFOっぽかったために放映時には使われたものの再放送時はお蔵入りして別のOPに差し替えられたという話がある。

特撮や古いロボ漫画、洋画などをイメージした独特な世界観を持つ作品。ロボットのデザインは基本的に特撮風のデザインであり、70年代以降のデザインとは一線を画したデザインとなっている。
また特撮風なので「ビル街でもっさり殴り合う」というロボアニメではステレオタイプとされながら実際にはあまり見かけないシチュエーションが高頻度で発生する。

世界観として、パラダイムシティと呼ばれる街が存在し、その閉じた世界、空は常に雲に曇っており、ドームの中では人口太陽によってある程度まともな生活が可能であり、富裕層が暮らす。このパラダイムシティは記憶喪失になっており、40年前にすべての記憶が失われている、そのため40以上の年齢を持っているものはそれ以前の記憶がない。またメモリーと呼ばれる40年以上前の記憶のようなものが存在し、突然人はそれを思い出すことがある、そのメモリーには多くのテクノロジーが含まれており、それによって発明のようなことが行われることになる。
世界自体は基本的に閉じた世界のような雰囲気であり、パラダイム社が支配するパラダイムシティ以外に何があるかも不明、しかし異国という概念もあり、海の向こうには異国があるような表現もあり、またドイツ人という表現も出てくる、また発言に町の外の住民みたいな表現や異国のスパイなどの表現もあるなど、いろいろと謎。終盤の発言を聞くとほとんどの国が壊滅しており、まともな街はパラダイムくらいしか残っていないらしく、パラダイムシティ外の社会は小規模なものである模様。また過去にザ・ビッグによって破壊されるパらダイムシティと思われる映像や、光が差すパラダイムシティのようなものも存在する。最終的にパラダイムシティは何者かによって作られた「舞台」であることが判明するが、それが何なのかは不明。


あらすじ
40年前に記憶を失った街、パラダイムシティ。パラダイム社という企業が支配し、もはや太陽が昇ることはないこの街で、ロジャー・スミスはネゴシエイターの仕事をしていた。そこであるチンピラにさらわれた令嬢「ドロシー」を救出する依頼を受けるが、そこで救出したドロシーはアンドロイドだった。結局ドロシー捜索は軍警察が行うことに、ところが帰ったロジャーのところにアンドロイドドロシーが現れる、そして依頼人にはそもそも娘などいないことが判明したのだった。不審に思ったロジャーは依頼人の工場へ向かうが、依頼人は撃たれて虫の息であった、そこに敵が出現、ロジャーはそのアンドロイド「ドロシー2」の活躍もあり何とか窮地をしのぐ。
そこに今度はドロシー2とともに建造されたメガデウス、ドロシー1が暴れだしていた、ロジャーとドロシーは街に向かうが、車である老人とすれ違う、そこでドロシーはその老人にお父様という言葉を発したのであった。ドロシー1はロジャーによりメガデウス、「ビッグオー」の力で破壊、ドロシー1は機能を停止するのだった。その後今度はドロシーの作り主であるウェンライト博士がチンピラのベックにつかまり、さらに殺されてしまう、その後ドロシーはロジャーの家に住み着くことになるのだった。その後ロジャーは依頼を解決していくが、その中で謎の女エンジェルや、真実を追い求める怪人シュバルツバルトなどがロジャーの前に現れる、さらにパラダイムシティの地下は地下鉄よりさらに下により新しい空間があり、そこには恐怖があり、またメガデウスが封印されていることがわかる、またその中で幾度となく「メモリー」と呼ばれる過去の記憶たちが話にかかわってくることになる。
依頼を解決していく中で、異国のメガデウスとの戦いの中で、ある時ロジャーは太陽が差す別のパラダイムシティに迷い込んでしまう、そこでロジャーは自分の中にある恐怖と向き合うことになるのだった。


登場メカ
基本的にメガデウスと呼ばれる。メガデウスはザ・ビッグと呼ばれる最強クラスのメガデウスと、それ以外のタイプのメガデウスが存在する。
一部の例外を除き飛行能力はなく、また基本的に鈍足重量級。

ザ・ビッグ
メガデウスの中でも最上位の存在がこのザ・ビッグ。かつての映像として炎の中でザ・ビッグが暴れている映像が何度も流されているが詳細は不明。デザインとしては前腕が太いという共通点がある。

ビッグオー:ロジャー・スミス、R・ドロシー
ネゴシエイターのロジャーが交渉の最終手段として用いている黒いメガデウス。腕は上腕が非常に細く、前腕が非常に太いという構造。腕の装甲は非常に厚く、ガードをするとだいたいの攻撃ははじける模様。武装は格闘武器、飛び道具ともに基本的なものはそろっており、格闘武器のサドンインパクト、レーザーであるアークラインおよび大火力レーザークロムバスター、実弾のミサイルパーティーおよびキャノンパーティー、ビームガトリングのOサンダー、アンカーのモビーディックアンカー、最強技のファイナルステージとだいたい基本は揃えている。飛行能力はもたず、また重量級ゆえに基本歩行、歩くときは特撮っぽい独特の歩行音がする。移動は地下鉄の跡地によって行われ、行動範囲がパラダイムシティ内という狭い範囲のためだいたいどこでも出現可能。
軍警察をやめた後ロジャーがドーム外の銀行に住み着こうとした際に、ノーマンが現れてビッグオーをロジャーに提供、さらにノーマンもロジャーに押し掛け執事になったらしいことが語られている。整備はビッグオーのメモリーを持つノーマンが行う。
召喚はロジャーの声でビッグオーショータイムと叫ぶ必要が有るのだが、ベックに偽ロジャーを作られておびき出されたこともあった。


ビッグデュオ:シュバルツバルト、アラン・ゲイブリエル
シュバルツがどこからか発見したメガデウスの一体。ビッグオーと同じく上腕が大型という体形をしているが、肘の部分はジェットになっており飛行能力がある。手はプロペラ兼クローになっておりドリルのように回転させることも可能。一度ビッグオーと戦うも敗れ、ビッグデュオもシュバルツの意思を無視してドロシーの方へ向かうという動きを見せる。二度目はパラダイム社により回収されビッグデュオインフェルノに改造され、正規のドミュナスではないアラン・ゲイブリエルを無理やり乗っけてビッグオーと戦うも、シュバルツの意思が復活し、ドミュナスではないアランのコントロールを離れそのまま飛び去る。

ビッグファウ:アレックス・ローズウォーター
3機目のザ・ビッグ。初登場時は凱旋門が割れて下から湧き出てくる形で登場し、暴れているボナパルトを圧倒したものの、すぐに機能停止してしまう。そのためドロシーのメモリを搭載することにより再び起動し、パラダイムシティを破壊した。

ビッグヴィヌス
最終段階で登場した最後のビッグ。ロジャーの声にこたえてパラダイムシティを復活させる。

その他メガデウス
ザ・ビッグと比べ割とまんま特撮風の外見をしていることが多い。

ドロシー1:ベック
ドロシー2とともに建造されたメガデウス。ドロシー2と違い巨大である、銀行を襲撃したがビッグオーによりぶっ壊されたが、ドロシー2を組み込み無理やり再起動させるも再びやられて完全に再起不能に。
ペダルで足を動かす方式で操作性は最悪である。

コンスタンツェ:R・インストル
アンドロイドであるインストルと直結することで起動するメガデウス。

ロベスピエール、カルノー、フーシェ→ボナパルト
異国のメガデウスと称された3体のメガデウス、すべて大破後しばらくして再び登場し、今度は合体してボナパルトとなる。ボナパルトになったのちは暴れまわるもビッグオーにボコられ、ビッグオーが機能停止して再び暴れだしたと思ったら今度はビッグファウにボコられ完全破壊される。

ベックビクトリーデラックス:ジェイソン・ベック、ダウ、Tボーン
ベック一味が使用したメガデウス、特撮っぽい外見とポーズが特徴の金色メガデウス、上半身が回転して逃走したながら攻撃が可能、ただしどの攻撃もビッグオーには通じずあっさりやられた。

ベック・ザ・グレート・RX3:ジェイソン・ベック、ダウ、Tボーン
ベックが設計し、ヨシフラ・ヤカモト工業を騙して作らせたメガデウス。合体メガデウスであり使い捨てバンクおよび専用BGM合体BGMが用意されている。しかし必殺技のための途中でビッグオーの攻撃を受け瞬殺されてしまった。ぶっちゃけ脆い。

アーキタイプ
装甲を外されたビッグ風のメガデウス。正体ははっきりしないが、描写からザ・ビッグと何かしらのかかわりがある様子である。シュバルツによって発見される。

ベヒモス
外見だけ見ると何か秘密を持ってそうだが、何しに来たというレベルの出オチ。

怪獣
メガデウスとは別に怪獣も少数だが登場する、基本的に人工生物の類であり、何かしらメモリーにより作られている。

イール→ヒドラ・イール
電機を生み出す怪獣。一度は撃退されるが、パラダイム社によって復活し改造されて復活する。ビッグファウのエネルギー源として使われた。

アンドロイド
パラダイムシティでは等身大のロボットであるアンドロイドも多数生活している、メガデウスと違い言葉を発し、意思を持っている。普通に人間に近い暮らしをしているものが多く、何かしら職業についているものが多い。やはり彼らも40年前にメモリーを失っている、新造も行われているが高いレベルの技術が必要らしく、40年前に技術をいろいろ失ったパラダイムシティにおいては人間レベルのアンドロイドの製造は困難な模様。

感想等
この作品、所謂ガンダムの系譜でもなければ(あえてリアル系という表現は使わない、というのも所謂スーパー系もまた多くがガンダムの系譜に入っているから)、所謂スーパー系とも違う内容で、むしろ特撮や古い漫画の系統の作品を当時の現代風に再構成したかのような独特な雰囲気を持っています。どうもGロボの作監だったらしく、割と横山風のデザインになっているのが特徴。
これ一本的な作品であり、ある種の新鮮さというか、ある意味古き良き時代の産物なんだと思う、このころまではこういった作品が出る可能性があったというか。

2018年05月24日

ガサラキ

高橋良輔によるロボットアニメ。

陸戦型の二息歩行兵器TAと呼ばれる兵器が登場するが、TAは形式的に兵器であり、実体は別の計画のために作られたものという内容。そのためTAの種類は非常に少なく、まして一応ロボットアニメだが、基本的にシチュエーションが現代の自衛隊の戦闘ということもあり、戦闘シーンは限定的。
所謂リアルロボット系の中でも、90年代的な現代〜近未来的な市街地戦主体の雰囲気で、ゲームではベタな気がするもののアニメとしてはかなり特殊な部類の世界観を持つ。

一応ポストエヴァというポジションの作品らしく、用語が多い、意味深なシナリオなどまあ影響はある。また自衛隊、能が始まる、鬼が復活する、平安時代になる、クーデター、古代文明と話が結構多岐にわたる。
内容はかなり暗いややこしいわりに、放映時間はニチアサであり、まだ深夜アニメが増える前の時代を伝えるアニメといえるかも。

あらすじ
特務自衛隊は新兵器TAの実権を行っていた、それに協力する豪和グループの豪和ユウシロウ、彼は実験を終えて帰還、ある石舞台へと向かう。そこで行われたガサラの舞、舞いを続けるユウシロウだったが、そこに光が差し、岩はめり込み始めサークル上の穴になっていく、しかしユウシロウは一人の少女の姿が脳裏に映り、そこで心がかき乱され失敗してしまうのだった。
ところがある時中央アジアの国ベギルスタンで謎の爆発が発生、それを米は大量破壊兵器の実権と判断し多国籍軍が動く、そしてべギルスタンへ派遣された多国籍軍は首都に突入、しかし首都に突入した軍は突如全滅してしまう、そして戦線は膠着状態になったのだった。
そんな中特務自衛隊が開発中の新兵器TAを派兵するという話が持ち上がる、政府では派兵に対して喧々諤々の議論が起こるが、しかし派兵に反対していた大臣は事故に見せかけられ暗殺され、特務自衛隊は海外派兵が決まり、豪和ユウシロウもTAに乗りべギルスタン共和国へ向かうことになった。そして爆発事故があったといわれる謎の遺跡を制圧したのだったが、そこでユウシロウはガサラの舞を突如として舞い始める、しかしそこに一人のスナイパーがユウシロウを狙撃、ユウシロウはヘルメットのおかげで助かるのだったが、そこにべギルスタン共和国を支援する組織がメタルフェイクを派遣、戦闘になるのだった。戦闘は砂嵐により中断、特務自衛隊はメタルフェイクの捕獲作戦を開始するが、逃げられてしまうのだった。そしてその映像を撮影していた記者も何者かに暗殺されていまい、そこに現れた多国籍軍の攻撃機によって撮影された映像は出回ることになり、世界に二息歩行兵器の戦闘が伝えられるのだった。
そしてべギルスタンはシンボルの手によりクーデターが発生され、シンボルの存在を知るべギルスタンのトップを暗殺、情報も消去したのだった。ユウシロウはある古い教会を訪れたのだったが、そこでシンボルの実験体であり、何度か精神接触が起きたミハルと出会う、そこに現れた追手だが、特時の介入もあり脱出に成功、そこでまた追ってが現れるな、謎の人物が介入しその人物の家に匿われ、ユウシロウは探しに来た特自に合流した。しかし特務自衛隊が回収した敵のメタルフェイクのサンプルに対し、米軍は臨検を行うという、あれこれ時間を稼いで脱出した輸送機だったが、そこに隣国の戦闘機が現れ、領空侵犯を行っているといい攻撃してくるのだった、一連の流れから何者かの意思が働いることを清継は察する。武器のない輸送機では逃げ切れない、唯一の反撃手段はTAをワイヤーで釣って武器として使うことであった、ユウシロウはTAに乗って2機の戦闘機を撃墜、輸送機を日本へ帰すのだった。
日本に帰還後、特自は一時軟禁状態に置かれるのだった。豪和一清は西田という男に会い、西田の計画を聞かされるのだったが、そんな中、豪和総研をシンボルのMFが襲撃する、そこでミハルは豪和憂四郎という人物はすでに死んでいることをユウシロウに伝えるのだった、ユウシロウはそれを母に問う、そこで母はすべては師が知っていると教え、ユウシロウは師のもとに向かう。師の空知はユウシロウに豪和の蔵を見せるのだった、そこにはオリジナルの憂四郎の死体や「骨嵬」が保管されていた。そこに調査に現れたシンボル、ユウシロウは骨嵬に取り込まれ、MFを破壊、MFに乗っていたミハルも気絶。そしてもう一機のMFも破壊されるのだった。ユウシロウはミハルとともに謎を解くために空知の言葉に従い
特自のヘリによってユウシロウほか3名は回収される、そこでユウシロウは北海道で起こったTAの暴走事件を止めるために北海道へ連れていかれることになる。一応暴走事件も解決するが、豪和の実権は乃三郎から一清に移ることになり、さらに豪和が守ってきたガサラキの伝承が西田も知っていたことが判明する、ユウシロウは再び渡辺へとミハルを伴い向かうが…。

登場メカ
基本的に骨嵬と呼ばれるオーバーテクノロジーの再現を目的に作られた実験兵器であり、TA(タクティカルアーマー)と呼ばれる兵器がこの作品のロボット兵器になる。シンボル側が開発したMF(メタルフェイク)であるイシュタルmkUも、基本的に骨嵬の技術を使って作られた兵器であり、呼称はそれぞれが兵器の総称としてTA、MFと呼んでいる。人工筋肉で動くことができるが、その技術は骨嵬によりもたらされている。他アルムブラストと呼ばれる脚部に装着した爆薬でジャンプすることが可能なほか、地中に潜るときにも使われる、またリフティングウィンチでビルの上に上るシステムもあるが、それはのちにコードギアスにてスラッシュハーケンとして流用されている。
基本的に市街地での戦闘に特化しており、装甲自体は薄い模様、とはいえ砂漠戦で戦車隊を撃破しており、ポテンシャルは高いと思われる。対空は基本的に無理だが、ユウシロウは3機の戦闘機を撃墜している。
デザイナーは出渕ということもあり、レイバーくらいのイメージがわかりやすい。

17式(雷電):豪和ユウシロウ、安宅燐、高山臨巳、北沢淳
呼び名はイチナナ式。特務自衛隊の実験中隊に配備されていた新型機。突如行われたべギルスタンへの派遣に4機が投入された。基本的に実験中隊は17式改が出た後もこの機体に乗り続けることになる。雷電と呼ばれることはない。

17式改(震電)
17式の量産型であるが、実験中に暴走を起こしている。暴走は起こしたものの量産はされたらしく、幾度か登場してはいるが、暴徒鎮圧に投入されるなど出番は限定的。駆動時間が17式より長い分暴走すると止める手段がなくなる問題が発生する。

イシュタルMk‐U:ミハル
シンボルが開発したオリジナルの「フェイク」。自衛隊側はこの兵器もTAと呼称する。べギルスタン軍にシンボルが協力した関係で、多国籍軍を撃退するなど性能を発揮する。その後は豪和総研への侵入などに使われ、最終的に米軍にもCIA所属ということで配備される。

骨嵬
謎の存在であるガサラキによりもたらされたとされる鬼のような数メートルほどの動く鎧。古より存在し、嵬と呼ばれる存在を媒介にしてガサラキと接触が可能である。少なくとも豪和家が1機保管していたほか、一機が追加で作られている。
シンボル側はこれをオリジナルと呼んでいる。

感想等
見終わってみると、割とボトムズをシャッフルした感じの話でした、役割的にはユウシロウ→キリコ、ミハル→フィアナ、シンボル→秘密結社、ガサラキ→ワイズマン、べギルスタン→クメン、特務自衛隊→アッセンブルEX−10、アジアン静脈瘤→ウドと割とボトムズっぽい構造を、(当時の)今風に作り直した感じがします、それに加えてパトレイバー劇場版っぽいノリが加わった感じでしょうか。
あと一応ポストエヴァということらしいですが、監督が監督なせいか割と丁寧に説明してますが、ただ後半はやや雑になる。

2018年05月16日

GEAR戦士電童

サンライズのロボットアニメ。小学生2名がロボットに乗って戦うという、エルドランや勇者とかの系統の作品。
ギミック的にも敵が機械の反乱だったり、先生に内緒でそれでいろいろ苦労するなどそれっぽいギミックが多い。
もともとまず電童という玩具の企画があったらしく、そこからアニメ化になったらしい。そのため電童のCMは当時電童以外のチャンネルでも見た気がする(うろ覚え)。

予告編は北斗銀河の会話で進む、そして星占いが多い。アイキャッチは電童の技が流れる。なんとなく勇者っぽい理由の一つに勇者シリーズの作監がキャラデザで参加している模様。
OPは女性ボーカルはともかく男性ボーカルは遠藤、妙にうるさいのは遠藤だから。


監督関連が種だったため、種があれまくってた頃はこっちにもいろいろ影響があった、今はわずかに某動画サイトにその名残が見られる程度。


あらすじ
械生命体ガルファが地球に襲来、星見町に越してきた草薙北斗は、そこで出雲銀河という空手少年と出会うが、ガルファの攻撃を受ける。そこに現れたGEAR「電童」、電童は2人の少年を乗せてしまう、それをみたGEARの副司令官ベガが通信を入れる、ベガの指示もありとりあえず襲来したガルファ機獣は撃退した。そして電童が2人の少年を選んだため、GEARは2人をスカウトし、2人はガルファと戦うことになった。
そして2人の前に現れたデータウェポン、「ユニコーンドリル」、一度は捕まえたと思ったが逃げられてしまった。再び登場したユニコーンドリルだったが、そこに現れたはガルファ皇帝の親衛隊のアルテアと、アルテアが操る電童のようなロボット、凰牙。電童は凰牙と戦い敗れそのままガルファの螺旋城につかまってしまうのだった。ベガは螺旋城へ侵入し、また北斗達も脱出に成功し、ベガはアルテアと戦うが、アルテアはベガの顔を見て錯乱してしまうのだった。北斗たちは電童を奪還しそのまま脱出、しかし追手の機獣や凰牙が現れる、そこに再びユニコーンドリルが現れ、電童と合体、ユニコーンドリルの力で機獣を撃退し電童は地球に帰還する。そしてユニコーンドリルの力で機獣を撃破し続けた電童だったが、凰牙が再び現れ、凰牙にバイパーウィップを取られてしまうのだった、そしてバイパーウィップのファイナルアタックを受けた電童は再び敗れたのだが、アルテアがまたベガの顔を見てしまい錯乱、電童は救われた。
銀河はそのことから落ち込んでしまう、母は喝を入れるものの気合は入らない、しかし銀河の家族がいる商業施設が機獣に襲われてしまう。銀河は出撃するが、そこで逃げ遅れた母を見る、銀河は母を守るためにユニコーンドリルのファイナルアタックでバイパーウィップのファイナルアタックを止める。その時に銀河の母は、その構えから電童のパイロットが銀河だと察したのであった。
そしてアメリカのGEARからやってきた天才少女エリスを加え電童は戦い続けるのだが、そこにガルファ皇帝のペットラゴウが現れる、ラゴウの力はDWに対してウィルスを送り込むことができ、レオ、ユニコーンが死にかけるものの、謎の少女の力でユニコーンとレオは新たな力を手に入れるのだった。
そのうちに螺旋城の三機将も攻撃を仕掛けてくるようになり、さらにアルテアにベガを連れ去られてしまい、DWまで奪われてしまう、電童は地球製の武器を装備したFA電童になり月へ向かうが、そこでアルテアは機将Gグルメイの攻撃で負傷、記憶を取り戻すも負傷、凰牙は北斗に託された、そこに螺旋城が迫る、凰牙に乗った北斗は電童に乗った銀河とともに螺旋城の迎撃に向かう。

登場メカ


GEAR
アルクトスに伝わる巨大ロボット、ガルファには動かすことができない。

電童:草薙北斗、出雲銀河
主役メカ。アルクトスのものだったが、ベガがアルクトスを脱出した際に持ち出され地球に降り立つ。その後ガルファの侵略の時のためにベガ、吉良国をパイロットとして準備を進めていたが、北斗と銀河がパイロットに選ばれてしまいそのまま彼らが搭乗する事になる。手足にはホイール(ハイパープラズマドライブ)がついており、その回転で移動、攻撃する。一応水深1万mまで活動可能だが、戦闘は困難で、8000mでの戦闘では装甲が破壊され浸水してしまう。
基本的に2人乗りで、銀河の動きを北斗がトレースする形をとり、戦闘スタイルは銀河に合わせて拳法を使う、凰牙に北斗が乗った後は銀河の単独で操縦できるように改造される。
エネルギーは巨大電池(ハイバーデンドーデンチ)2つ、ソーラーエネルギーは悪天候に弱いので却下。基本的に燃費が悪く、ファイナルアタックをすれば電池切れになる。
技の使用時の題字は高橋良輔。

フルアーマー電童:草薙北斗、出雲銀河
DWを失った電童に地球製の武器を大量に積んだ姿。どこかで見たことがある武器の塊。すべての武装はパージ可能で、全部打ち尽くしたら使い捨てされていた。性能は美妙らしく素体機獣には有効だが、凰牙には対抗できるものではない。一話限りのゲスト形態。

騎士GEAR凰牙:アルテア、草薙北斗
電童とほぼ同タイプのGEAR、カラーリングなどは違うが、基本的な性能は同じ。ガルファが暴走した際に幼いアルテアが搭乗してガルファと戦ったが敗れ、アルテアは洗脳されてそのままガルファの尖兵として使われた。
GEARは人間しか操作ができないため、結果アルテアは生かされていた。基本的に電童と大差なく、機獣がそれほど強くないせいもあり、こちらが電童の敵として電童の前に立ちはだかることが多かった。
アルテアが記憶を取り戻して以降はアルテアの負傷もあり、甥の北斗が引き継いだ。

データウェポン
電子の聖獣。データから実体化する動物型のメカであり、電童の武器でもある。基本的にデータのため、ラゴウによってコンピューターウィルスを送り込まれたときは消滅しかかった。通常ギアコマンダー内に入っているため、ギアコマンダーを失うと出すこともできない。
基本的に1武器になる、2単独で行動して戦闘が可能、3データであり実体化することができる、4何かしら象徴があり、それを持つものと契約し、それを失うと去る、5それぞれ必殺技であるファイナルアタックが使用可能になる、6必ず何かしら特殊能力がある、7体そろえることで真の力が発動などの特徴がある。
データウェポンは装備するときには体の特定の場所にくっつく、一応全部乗せも可能だが、やや苦しい。

ユニコーンドリル(信頼)
最初に登場したDW。ドリルということで腕に装備してドリルとして使われる。

バイパーウィップ(自信)
登場早々アルテアの手に渡ったため、凰牙に装備されている。そのためOPでも凰牙がバイパーウィップが使っていた。

レオサークル(勇気)
ライオンさんとして出雲乙女になつかれている。基本的に足に装備している。実体化していない状態でチップの3人組に銀河らが見つかったときは実体化していない状態で戦闘が不可能な中、半透明の体を活かして敵を取り込んで目隠しになって時間を稼いだ。

ガトリングボア(創造)
名前の通りガトリング砲になるDW。レオサークルともども銀河の家でのほほんとしていることが多い。飛び道具ということもあり、使用機会は多い。

ドラゴンフレア(慈愛)
口から炎を吐くことができる、足があり電池をつかむことができるため、セルファイターが動けないときなどは電童の補給を行ったこともあった。どちらかといえばファイナルアタックよりも単独で動くことが多い印象。

ブルホーン(知恵)
ほかのDWと比べあまり出番がない。

超獣王 輝刃
ユニコーンとレオがラゴウウィルスから復活したときに誕生した形態。ユニコーンとレオが合体した姿であり、ファイナルアタックが複数の種類を使える。

フェニックスエール(希望)
ずーっとベガの中に隠れていた最後のDW、通常は幼いころのベガの姿を借りていた。本来アルクトスの最も重要なシステムであったガルファはフェニックスの力によって守られており、ガルファを倒すためにはフェニックスの力が必要だった。最後に3つのギアコマンダーすべてと契約する、力は無限であり、電池交換不要。

GEARその他
ワルキューレ:ベガ
戦闘用のバイク。ベガのバイクであり、武装はミサイル。電童の援護や指揮のために使われた。スパロボ界隈では電童より使いやすいとかなんとか…最もTFOがやたら強いMXである。

セルファイター:吉良国進む
電童用補給機、燃費の悪い電童に対し戦闘中にハイパーデンドーデンチを打ち出して補給する。一応程度には武装もあり最低限の戦闘は可能。

セルブースター:吉良国進
宇宙用装備のセルファイター、大気圏離脱および再突入が可能であり、大量のハイパーデンドーデンチを搭載している。ペイロードが重いため操縦は難しい模様。

セルブースター・ヴァルハラ:ベガ、スバル
GEAR壊滅時にテスト飛行に出ていたため助かったセルファイター2号機。ガルファとの決戦時に使われた。

メテオ:渋谷長官、Dr井上、アルテア、エリス・ウィラメット、浅野愛子、早瀬久美、リンダ・スー、グルメイ、アブゾルート、ウィッター
ベガがアルクトス脱出用に使った巨大宇宙船。ずーっとGEARの本部の下に隠されていたが、GEARが壊滅した際に再び起動する。それ以降はGEARの仮本部として使われ、そのままガルファ本星への殴り込みに使われた。戦艦ではないが一応武装はあり、ある程度の戦闘は行える。通常はメインコンピューターのみが表に出ていた。

ファイティングアース
ドクター井上が作っていた戦艦、セルファイターが対ガルファ決戦兵器第一弾だったのに対して、これは第弾。しかし完成直後に戦闘は行われずにレオサークルに吸収された。

ペルシダー
ファイティングアースともども一応決戦用に用意されていたが復活時のユニコーンドリルに吸収された。

防衛軍兵器
ガルファに対抗できるものではない、一応無人らしいが、言及はない。毎回落とされてる割に毎回出てくる。

ガルファ
アルクトスの制御コンピューターが暴走し、そのまま宇宙中の人間を滅ぼそうと活動を始めた。あくまで自然を守るというプログラムだったため、機械ではあるがアルクトスの自然環境は保護し続けており、アルクトスは美しいまま保たれている。

ガルファ皇帝
ガルファの本体、暴走後アルクトスを制圧、人間を滅ぼすために宇宙に螺旋城をばらまいた。最終戦のときは多数の頭を持った形となり戦った。

機獣
ガルファの敵メカ、素体が何かしら機械と融合して強化されている。ただしあまり強くはなく、基本的に凰牙の前座っぽい扱いが多い。

機獣(素体)
虫とも人ともつかない姿。何かしら機械と融合しすることで強化されるが、素体の段階では非常に弱くセルファイターですら相手ができるレベル。数は相当多いらしく、かなりの数がラゴウに捕食されたりファイナルアタックで吹っ飛ばされたりしていた。一応会話などは可能。

捕獲機獣
DWを捕獲することを目的とした機獣。目立たない。

重機獣
機獣の上位種、すでにどこかの星を侵略した際に何かを吸収した機獣らしく、もう何かしらの姿をしている。
螺旋城に封印されており、使用には許可が必要だった、しかし結局ラゴウの前座っぽい扱いになっている。機獣より心なしか頭はいい感じはする。

機士
重機獣のさらに上位の敵、アルテアやゼロの手で地球に連れてこられたものや、ガルファ本星を守っていたものなど多数。

機士ランス、メイス
ガルファ本星を守っていた騎士。

螺旋城:螺旋城、Gグルメイ、Gアブゾルート、Gウィッター
全宇宙に1000ちかい数が散らばっているガルファの前線基地。螺旋城とはネジ状の機動要塞と、その中の人格の両方を指す模様。地球人殲滅のために1機の螺旋城が月に刺さって地球へ機獣を繰り出してきたが、中盤になり地球を滅ぼすために螺旋城自体を地球に落下させようとするが、破壊されて終わる。
螺旋城の主は「お館様」と呼ばれている。
ガルファ本星の決戦では3機の螺旋城がガルファ本星の援軍として現れた。さらに時間が経過するごとに地球近辺に集結いていった。月の螺旋城以外の螺旋城の中身は不明で、すべて月の螺旋城と同じなのか、まったく別のメンバーが入っているのかは不明。

Gグルメイ、Gアブゾルート、Gウィッター
Gはギガと読む。螺旋城の三機将。要は螺旋城の3幹部であったが、基本的に螺旋城と会話しつつ作戦失敗しておのれ電童するのが彼らの仕事。中盤に全滅する。

グルメイ、アブゾルート、ウィッター
機将の探索用チップ、地球人の姿を借りているが、本来はもともとの機将を小型化したような姿をしている。電童の基地やDWの探索のために地球に降りており、DWを見つけるとそ機獣を呼んだりする。作戦は失敗続きななか、気が付いたら元の三機将が全滅、記憶も消えてしまい地球をさまよっていたがそこをスバルに拾われる、スバルがGEARに寝返った際に処分を恐れて一緒に寝返った。決戦時はナチュラルにメテオの戦闘時の応急種類を行っていた。

ラゴウ
ガルファ皇帝のペット。電童の5.7倍のスピード持っているうえに、DWのデータを破壊するウィルスまで持っている強敵。
エサが機獣であり、螺旋城の機獣を次々と捕食し暴れまわった。結果かなり維持費がかかる、皇帝のペットということもあり無碍に扱えないために螺旋城も困り果ててていた。重傷を負うと回復のために大量に食べるため、数百の機獣が犠牲になる。
ラゴウ撃退後、こっそりエリスがラゴウウイルスを保管しており、DWと同じくデータであるゼロにたいして使用された。

アルデバラン:アルテア
アルテアの専用艦。アルテアを暗殺しようと企んだ螺旋城の派遣した機将らによって沈められた。

ゼロ
ガルファ皇帝と一心同体の存在。スバルを引き連れ地球に飛来したが、スバルが不要になったらそのまま消そうとした。
基本的にデータなので無限復活力があり、何をされても復活する。倒すには半身であるガルファ皇帝をまず倒さなければならない。

感想他
当時ウェブダイバー派でこっちは見てなかった思い出。見たのはスパロボ補完から。

2018年05月13日

聖戦士ダンバイン

ザブングルの後番組であり、富野作品であり、また初期の和製ファンタジーアニメであり、ガンダムの枠のロボットアニメ。

今までのSFっぽい路線からファンタジーに突入、地上と海のはざまにあるバイストン・ウェルという異世界でやや小ぶりの人の持つオーラ力で動くロボ、オーラバトラーが戦うという内容。しかしやはりファンタジーは早すぎたか、最終的に地上界にすべてのオーラマシンが召喚されることになる。

バイストン・ウェルは中盤までしかいれないため、いささかどんな世界かわからない部分があり、地上(地球)と違い空に海があり、またオーラマシンの力もあり結構狭くも感じるため、ある種の閉じた世界なのかもしれない。バイストン・ウェルは本来魂の転生としてのみ地上と繋がっている。

ナレーターは若本であり、その他脇役やモブでも結構登場しており、さらにネームドキャラも複数担当している、声に癖があるだけにすごく印象に残る。若本声のキャラは出番が少ないか死亡フラグかのどっちか。

単独でのゲーム化はそれほど多くないものの、スパロボにはよく出てくる、そしてビルバインはよけまくるためスパロボ界隈では最強ユニットとして知られている。

ファンタジーとしてみると83年というのは非常に早かったといわれており、あまり視聴者に受け入れられなかったといわれている…のですが、とりあえず少し検証を。
ということで私が確認可能な資料だと、ピグマリオ(78年〜)の後書きではファンタジーは企画が通らず(他に少女漫画で少年主人公がネックだったらしいが)短期間で打ち切り(のちに再開、完結済み)、そこから少なくともアルスラーン戦記(86年〜)まではファンタジーは売れないからダメ(アルスラーンの場合小説ということでカタカナタイトルもダメ)ということだった。
ちなみにアルスラーンの同年86年にドラクエ1発売で大ヒット(同年ゼルダも発売)、翌年FF87年FF発売で完全に問題なくなったらしく、88年くらいからは色々そういったのは増えている。
こうしてみると86年がターニングポイントだったようで、ダンバインは3年早く展開したことになるみたいです。ただ86年のDQらのブームを支えたのは所謂当時のファミコンキッズ層であり、そのためその後出てきたファンタジー系のロボットアニメもリューナイトはワタル等対象年齢は低めの作品が多かったので、世代的には一段違う感じ。

登場メカ
オーラマシンと呼ばれる、人の持つオーラ力を使って動く。開発は地上人のショット・ウェポンらがバイストンウェルに飛ばされて行った。
もともとバイストンウェルには機械はなく、このオーラマシンが開発されたことにより状況は一変してしまい、戦争は拡大していくことになる。
オーラマシンは材料をバイストンウェルの生物の素材を使っており、その生物が乱獲される原因にもなっているらしい。
基本的に元々騎兵を使った戦争をしていたようなレベルの世界だったため、機械であるオーラバトラーの性能は圧倒的だったが、バイストンウェルではオーラバトラーの性能は控えめになり、逆にすでに機会が多数ある地上に上がるとオーラバリアーが張られたり運動性が上がる等一気にパワーアップするという設定がある。

反ドレイク陣営
主にギブン家から始まった、地上人の兵器開発者ショットを擁して最初からオーラマシンを大量開発していたドレイク軍には後手後手に回っており、基本的に逃げながら転戦することが多かった。

反ドレイク陣営オーラバトラー

ダンバイン:ショウ・ザマ、マーベル・フローズン
元々はドレイク軍の試作型オーラバトラー、高いオーラ力を持つ地上人が使用することを前提としており、召喚された地上人の3人が搭乗した。
最初は3機いるが、結局ジョウのダンバイン以外はすぐに退場である。それぞれカラーがあり、要するにショウの水色(ダンバインカラーはこれ)とトッドの青とトカマクの緑。
3機のうち2機は聖戦士が不慣れなこともありあっさりと失われ、ショウの1機のみが残ることになる。そのショウのダンバインがドレイクから離反したために、ドレイク軍のダンバインはすべて失われることになる。
本来試作型にすぎず、本来そこまでの性能ではないようだが、オーラ力に依存してパワーアップするために本来の想定以上の力を出している模様。
ビルバイン登場後はマーベルが引き継ぐことになる。最終的にマーベルのダンバインは最終回にて撃墜される。

ビルバイン:ショウ・ザマ
後半の主役メカ。シーラ女王がひそかに開発していたオーラバトラー。ショウ専用の1機のみ。フォイゾン王が戦死し、ラウの軍が潰滅していく中で援軍として派遣されてくる。
性能的にはダンバインを上回り大体のオーラマシンを上回り、ブルべガーやドラムロくらいは瞬殺できるが、すぐにズウァースが登場したため、圧倒的な性能だった時期はほとんどない。
ウィングキャリバーに変形でき、ダンバインを乗っけることが可能。最初は赤だったが、最終的に藍色に塗装される。
経営危機だったスポンサーの要求で急遽登場したものの肝心のスポンサーのクローバーは倒産して玩具の発売はトミーが行うことになった。
スパロボ界隈ではたぶん原作よりはるかに強い。

ダーナ・オシー:マーベル・フローズン、リムル・ルフト
ゲドをベースにギブン家で独自開発されたオーラバトラー、開発はショットの元にいたらしい技師ドルプル・ギロン。性能はゲドよりマシ程度のものであり、ダンバインやドラムロが開発されていた1話の段階で旧式扱いだった。
ギブン家の規模もあってか生産数は少なく、特にギブン家のものはゼラーナに配備されているのは一機だけ、しかもゼラーナですら旧式扱いで、狭いハンガーに置いておけないとバラされるなどあまり戦力として見られていないような描写もあり。
その他ミ国にも一機だけ配備されていたが、ドレイク軍の圧倒的物量の前に一機だけでは大した抵抗もできず撃墜された。
ドレイクの娘のリムルが一時的にゼラーナにいた時もこのダーナに乗っていた。

ボゾン:マーベル・フローズン、キーン・キッス、フォイゾン王、トルストール・チェシレンコ
ラウの国で開発された新型オーラバトラー、とはいえ性能は物足りない感じであり、ダーナよりはマシ程度のもの。活躍はそこまで期待できず、ドロやドラムロ程度ならともかくビランビーなどの高性能機相手ではロクに対抗できずに落とされっぱなしだった、兵士の言動的にも性能不足っぽい。10機がエルフ城の援軍として派遣されたが全滅、その後も概ね背景メカっぽい扱いが多め。
ゼラーナでも運用され、マーベルらも搭乗する、一応ぶっつけ本番のトルストールもそれなり程度には動かせていた。

ボチューン:マーベル・フローズン、ニー・ギブン、キーン・キッス、フォイゾン王、トルストール・チェシレンコ
ラウの国が開発したボゾンの改良型、1号機はゼラーナに配備される。その後はゴラオン、グランガランの主力として配備されていった。
ダンバイン乗り換え以前のマーベルや、ニーやキーン、他ラウの国の王であるフォイゾン王らも搭乗した。逆関節が特徴。

ゲド
旧型のオーラバトラー、一応ダンバインの原型みたいなオーラバトラー。性能はドラムロ以下どころかダーナ・オシー以下らしい。
アの国の国王フラオン・エルフがある程度まとまった数をドレイクから購入していたが、旧型もいいところなのでいないよりマシ程度で、謀反を起こしたドレイクの攻撃でどんどん落とされていった。

反ドレイク陣営他

フォウ:キーン・キッス
オーラバトラーを支援するウィングキャリバー、ギブン家の独自開発であり、本来ダンバイン用ではなかったが、ダンバイン用に運用されている。主にキーンが搭乗した。
基本的に有人だが、無人での操縦も可能に改造される。ゼラーナの先端部にくっついている。

グナン
ラウの国で作られたオーラボム、ラウ版ドロ、基本的に背景メカ。

反ドレイク陣営オーラシップ

ゼラーナ:ニー・ギブン、ドワ・グロウ、ドルプル・ギロン
ギブン家がドレイクに対抗して独自開発したオーラシップ。ナムワンをベースにしており形状は似ている。ギブン家が壊滅して以降は各地を転戦しドレイク軍に対抗し続けた。一応3〜4機程度のオーラバトラーと先端部にフォウを搭載できる。ナムワンやブル・ベガーと比べやや細身なせいか格納庫は手狭であり、2機搭載でも結構狭かったらしく、ダーナオシーが邪魔だからと解体されていたりする。また格納庫がむき出しなせいでよく人が落ちるなど問題あり。
最終的にショットのスプリガンに対して奇襲をするも失敗し、撃沈。

ナムワン:ピネガン・ハンム
15隻程度が建造され、軍資金を得るために各国に売り払われた旧型オーラシップ。一応オーラマシンを搭載できるが、母艦としての活躍はほぼない。
ミの国には2隻が購入されている、一応母艦として設計されているが、ミの国にいはダーナ・オシー一機しかオーラバトラーがないうえそれもすでに落ちていたため、単に対空砲を撃つだけ、王はナムワン2に搭乗していたが、撃沈される。
アの国のエルフ城には少なくとも2隻が配備されていたらしいが、それよりも多く見える、ただ状況が不明瞭なので何とも言えない。その他ナ、ラウの国でも使用されている。15隻建造の割によく出てくるため、各国でも建造したのかもしれない。

グリムリー:エイブ・タマリ
ラウの国が建造したオーラシップ。オーラマシンの搭載能力に特化している。ナムワンやブルベガーと違いグリムリーが出てきたころはもうオーラバトルシップが出てきてたので空気気味。

ゴラオン:フォイゾン王、エレ・ハンム、エイブ・タマリ
ラウの国がドレイクに対抗して建造したオーラバトルシップ。中途半端な状態で急遽戦闘に参加した挙句、フォイゾン王は次の戦いで戦死、その後はエレが引き継ぐもののすぐに地上に飛ばされてそロシアのほうに出てしまう。
火力が売りだがあまり火力を活かす機会もそれほど訪れず、最終的にエレが死亡後はケア・ガリングに特攻して墜落、爆散した。
OPに登場して地球の大気圏外に出ているが、実際にそんなに高く飛んでいない。

グラン・ガラン:シーラ・ラパーナ、カワッセ・グー
大国であるナの国が国力に任せて建造したオーラバトルシップ(シーラ談)。外見は城のような外見をしており、戦艦ぽさはあまりない。
あまりにもほかの部分から突出した艦橋があり、その艦橋の防御が脆弱らしく何かとダメージを受けている。


ドレイク陣営
地上人のショット・ウェポンらにより強力なオーラマシンと大量に開発している。元々機械の存在しなかったバイストンウェルにてこれらのオーラマシンの開発されたことにより、本来アの国の一領主にすぎなかったドレイクがバイストンウェルの征服を企てられるだけの戦力を擁するに至った。


ドレイク陣営オーラバトラー

ダンバイン:トッド・ギネス、トカマク・ロブスキー
元々はドレイク軍のオーラバトラーである。3機が試作されたが2機はあっけなく撃墜されており、残り一機はショウとともにドレイクのもとを去った。

ドラムロ:トッド・ギネス
ドレイク軍の量産型オーラバトラー。一般兵でも操縦できるように比較的低いオーラ力でも安定して動かせるようになっており、性能もゲド程度なら圧倒する等主力としての性能は問題ない、というか「中途半端に強い」くらいの性能。
ダンバインを失ったトッドが一時期これに載っていた。

ビランビー:バーン・バニングス、アレン・ブレディ
試作型のオーラバトラーとして、ドラムロから乗り換えたバーンが使用、前半の強敵枠としてよく出てくる。その後は量産されてあっちこっちに出てくるようになった。

バストール:ガラリア・ニャムヒー
試作型オーラバトラー、ショウとともども地上に出てしまう、その後暴れた挙げく地上に大量の死者を出す、その後ダンバインともどもバイストンウェル帰還を試みるも失敗して海に墜落。ガラリア以外も乗ってはいるものの、半ばガラリアのオーラバトラーといった感じ。

レプラカーン:バーン・バニングス、ジェリル・クチビ、フェイ・チェンカ
赤くて強そうなオーラバトラー、ショットが極秘に開発していた新型であり、ビランビーに続きバーンのオーラバトラーとなるほか、地上人のジェリルらもこれに乗った。ジェリルはこれでハイパー化している。

ビアレス:ガラミティ、ダー、ニェット、トッド・ギネス
クの国で開発されたオーラバトラー。クの国の主力であり、クの国の赤い三騎士という黒い三連星っぽいチームが使用し、トリプラーというジェットストリームアタックを披露した。

ズウァース:黒騎士
突如現れた謎(ではない)の黒騎士が搭乗したオーラバトラー、これの登場であっさりビルバイン無双は終わりを告げたが、ズウァース自体はあまり出番がなく、黒騎士も早いうちにガラバに乗り換えている。割と空気だが、外見だけは強敵っぽい。

ライネック:トッド・ギネス
緑色のオーラバトラー、トッドが搭乗してハイパー化したが結局戦死した。一応最新型かつ量産型なのだが、地上に出てしまった上にその後ガラバなどが出てきてしまったため立ち位置としては微妙なポジション。

ドレイク陣営オーラボンバー、オーラファイター
ブブリィ:ミュージィ・ポゥ
オーラボンバーと呼ばれる兵器。所謂モビルアーマー的な立ち位置の兵器であり、大きさはオーラシップに近く、小型の高速艦といった感じで多数の武器を搭載し、複数人で操縦する。デカ過ぎて1機しか生産されず、さらに乗ってたのも主にミュージィだったせいか戦闘より暗躍に使われた感じが強い。

ガラバ:黒騎士、ゼット・ライト
オーラファイターというくくりの兵器、ブブリィよりは小型だが、やはりモビルアーマー的な立ち位置の兵器。開発はゼット、終盤に黒騎士(バーン)の搭乗機としての出番がほとんど、一応程度には量産されて編隊を組んでいる。

ドレイク陣営他

ドロ:キブツ・キッス
オーラボムと呼ばれる対地目的に開発された旧型の兵器。大体これが完成したあたりからまともに戦えるオーラマシンがバイストンウェルに搭乗した。オーラコンバーターが積んでおらず性能は低い。前半はドラムロすら開発完了直後で数が出なかったためよく出てきたが、終盤はほぼ空気。クラゲのような外見である。

タンギー:ジェリル・クチビ
新型のオーラボム、オーラボムでありながらかなり高性能であり、数気がかりならダンバインも圧倒できる。足にはアンカーがついておりアンカーを巻き付けて攻撃する。

バラウ:ガラリア・ニャムヒー
ドレイク軍のウィングキャリバー、初期は高級機という扱いだったが最終的に量産される。

ズロン
ドレイク軍の新型のウィングキャリバー。バラウより大型でパワーがあり、後半はこれがメインになった。基本的に無人でのサポートメカというポジション。


ドレイク陣営オーラシップ
ブル・ベガー:ミズル・ズロム、ショット・ウェポン、ドレイク・ルフト
ドレイク軍の主力オーラシップ、ナムワンより高性能。ゼラーナよりやや太く、積載量は多い。一応ダンバインの攻撃ではあっさり落ちることが多いが、ラウへの侵攻時にはかなりの数がそろっていた模様。

スプリガン:ショット・ウェポン
ショットが自分用に作っていたオーラクルーザーと呼ばれるオーラシップの高速版。地上に上がったのちドレイクを出し抜こうとして独自行動をとり始めたショットの旗艦となった。ゼラーナを沈めているほか、機動力を生かしてオーラバトルシップに対しても打撃を与えるなど性能は高い模様。

ウィル・ウィプス:ドレイク・ルフト
ドレイク軍の旗艦であり、ショットが設計したオーラバトルシップ。これの登場によりもはやナムワンサイズのオーラシップどころの話ではなく戦争は拡大していった。
巨大なため艦内にはオーラバトラー以外にもブルベガーも格納できる。

ゲア・ガリング:ビショット・ハッタ、ルーザ・ルフト
クの国で建造されたオーラバトルシップ。非常に大型であり、大をさかさまにしたような形をしている。建造は中盤のためバイストンウェルでの使用は少ない。
地上では米軍の攻撃で羽の1枚を失い、ゴラオンの特攻により沈んだ。

その他もろもろ
ほかにも戦闘用ではないオーラマシンもある、基本的にショットらによる開発の模様。

グライウィング
メーヴェ。小型の飛行メカ、脱出用や連絡用に使われる。

ピグシー:ホン・ワン
2足歩行メカ、単なる移動用。

感想等
数年おきに別々の環境で3週しました。ファンタジーとしては早かったといわれていますが、ロボットアニメとしてはむしろ微妙に遅かった、そんな作品だと思う。
基本的に非常に面白い反面、思うのは「ものすごく惜しい」作品。パーツもいいし話も引き込まれる反面、所々惜しい。

2018年05月12日

ロボマスターズ

日中合作ということらしいが、詳細は不明、というかあまり情報がない謎のアニメ。
WOWOW放映の1クールに満たない深夜アニメであり、小ぢんまりした話、話的にもとりあえずロボットが完成し、1試合したところで終わる。内容は大学生が競技用のリアルなロボットを作るという話。

一応舞台は中国ということだが、食事はカップラーメン、ハンバーガー、コーラなどである、中華はない。

あらすじ
大学に入ったホウ・タンタン、かつてはロボマスにあこがれていた彼はある理由からロボマスから離れ、一人ツインロータードローンのKAKAの改良に勤しんでいた。そしてKAKAにキャッチ&バックをやらせようとしてフリスビーを投げたらそのままフリースビーが飛んで行ってある女子大生の頭に当たってしまう、彼女はショウ・ジャクカンといい、一機のドローンを運んでいた。ジャクカンはKAKAに興味を持ったが、そこで遅いと呼び出しを食らう、そして行った先はロボマスの校内試合の場所だった。ドローンの操縦者が現れないため、マネージャーのジャクカンがドローンの操縦をすることになったが、そのままドローンが暴走し飛んで行ってしまう、それを見たタンタンはKAKAにキャッチ&バックをやらせようとするも案の定失敗、ドローンは海中に墜落、追いかけてきた清水湾工作室の部長テイ・ジュンは、KAKAに代わりに出場しろといってくる。乗り気ではなかったタンタンだが、ジャクカンのこともあり参加、しかし歩兵ロボのカメラが壊れ、KAKAが誘導するも対戦相手のドローンに妨害を受け、タンタンは対戦相手をまくのに夢中になり誘導を忘れ負け、KAKAも墜落して壊れるのだった。
翌日にテイ・ジュンはタンタンにドローンレースを提案、その他数名も参加してドローンレースを行ったが、タンタンはKAKAに無理させて壊してしまった。
そしてテイはタンタンに修理のときに部室を使っていいというが、そこで部材調達を押し付けられる、そこで校内を歩いていると本来の大学のロボワンチームに行ってしまい、そこでテイのスパイといわれ、テイの過去について聞くことになる、タンタンはその過去を問いただすためにテイのもとに向かうのだった。
そこでテイの思いとチームを離れ独自に清水湾工作室を作った理由を聞いたタンタン、しかしほかのメンバーもそれを聞いていた、そのままタンタンらは清水湾工作室に参加、テイが温めていた六脚ロボの開発に取り掛かるがトラブルが頻発、しかも大会残り数日というときに足上げシステムに不具合で壊れてしまうという状態だった、対策を考えパーツショップを回るタンタンだが、そこで一つのアイディアがひらめくのだった。

登場メカ
ロボマスターズという競技が行われており、ロボマスはルールとして歩兵3、ヒーロー1、ドローン1、橋架ロボ1で行われる。そして本陣のHPを先に0にしたほうが勝ち、プレイヤーはフィールドを見ることができず、ロボにつけられたカメラしか使えない、そのためドローンでフィールドを見渡す、ヒーローは中央の資源島から大型弾を補給することができ、火力が高く本陣に一気にダメージを与えることが可能というルール。

KAKA:ホウ・タンタン
ツインローターの小型ドローン。音声認識でキャッチ&バック(飛んでいるものを持ってくる)が可能だが成功率は低い。
本来はタンタンのものではなく、チョウ・カンブンなる人物の開発したものだが、いろいろあってタンタンの手に渡った。

六脚:テイ・ジュン
基本的にこれを開発するのが物語の本筋。名前はなく、六脚のヒーローロボ、ロボマスターズで、本来は橋を架けないといけない中央の資源島にそのまま乗り込むために足をつけた。歩くことはできるが足が重すぎて持ち上がらない→持ち上げようとモーターを強化すると重量が重くなるという問題を抱えている、最終的に圧縮空気で持ち上げるというアイディアを採用した。
一応便宜上カサカサしてるからカサという呼び名でジャクカンが呼んでいたが、当然そんな名前はない。

感想等
NHK教育っぽいノリの小作品、B級と割り切った感じになるがそこそこ楽しめた感じ。
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