3Dダンジョンロールプレイングゲーム 第52回目です。
今回からシステムメニューの「どうぐ」処理を作成します。
その前に、「どうぐ」のシステムメッセージには、「『やくそう』をつかった!」など、アイテム名+メッセージを表示する処理が必要になります。
そこで今回はアイテム名などの後ろにあるスペースを削除(トリミング)し、メッセージと引っ付けて表示するロジックを組んでいきます。
通常はアイテム名を『』で囲って表示するが、ダメージ値の表示など囲わない場合は&HD33Bをコールする。
IN | OUT | |||
HL | アイテム名先頭アドレス | なし | ||
DE | メッセージ先頭アドレス | |||
B | アイテム名桁数(スペース含む) | |||
C | メッセージ桁数 |
やってることは簡単。
アイテム名をワークに転送して、その転送し終わったアドレスから前向きに、スペースか確認していき、スペースではなくなったアドレス+1から今度はメッセージを転送し、それを表示するだけです。
このロジックを使えば、「どうぐ」だけでなく、「『スライム』が、あらわれた!」や「『かいふく』のじゅもんを、となえた!」など、名前+メッセージが簡単に表示できます。
では、次回は「どうぐ」の「すてる」を作成します。