2018年06月28日
バイクレストア 第2弾 kawasaki W650 【18】 バルブクリアランス調整
昨年の初夏に退職して、あと3日で1年です。退職したらいやになるぐらいバイクをいじろうと思っていました。
まだ、いやになっていませんので、まだまだいじります。
健康を維持してもっとセカンドライフを楽しみたいと思っています。
まだ、いやになっていませんので、まだまだいじります。
健康を維持してもっとセカンドライフを楽しみたいと思っています。
久しぶりのW650ネタです。
今年の始めの寒い頃にほぼレストアを完了したW650ですが、この暑さの中で長時間乗ると、エンジンヘッドあたりが騒々しくなります。
カム駆動のベベルギヤーバックラッシュかバルブクリアランスの調整が必要なようです。
前回、ヘッドを開けたときに確認はしていますが『まあいいか』で済ませたところです。
やはり、いい加減なことは後でつけが来ますね。
ヘッドカバーからオイルの滲みもありますので、それも含めて直しました。
まず、ベベルギヤーはバックラッシュも無く、歯面の傷も無しで問題なさそうです。
バルブクリアランスは下表の様に、8か所中5か所が規定値外でした。
測定はシックネスゲージです。
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特に、右気筒の排気側は大きく外れています(☆マ−ク)。
W650のバルブクリアランスは、ロッカーアームとバルブの間のシム交換で調整します。
ロッカーアームをスライドさせれば交換できる便利な構造です。
シムは0,05mmおきに準備されています。
純正部品の手配はココ(クリック)です。
今回は、各シムのローテーション含めて、新たに4枚のシムを購入しました。
新品のシムは、表面にそれなりの数値が記入されていますが、エンジンの中に入っていたシムは消えてしまったのか何も書いてありません。
それぞれをマイクロメーターで測定して、クリアランス測定結果と見合わせて、新シムを手配しました。
私のマイクロメーターは購入以来(15年?)、校正をしたことがありません。果たして、正しい寸法を表示しているのでしょうか?
ずっと気になっていました。
今回手配したシムの一部です。
2 5 は3.25mmを、8 5 は2.85mmを表しています。
3.25mmシムをマイクロで測ってみました。
ほぼほぼ、合っているようですね。
このマイクロ、購入当時は高価で清水の舞台から飛び降りる思いで買いました。それでも中古ですが。
今はお手頃なマイクロもありますね。
↓ ↓ ↓ ↓
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シムを入れ替えて、きっちりとヘッドカバーを取り付けて完了です。
前回の点検時にパッキンは交換したので、オイル滲みの有った部分に薄く液体ガスケットを塗って組み立てました。
100kmほどの試走結果、ヘッド周りの騒々しさも無くなり、オイル滲みも見られませんでした。
最低の費用でレストアを楽しんでいますので、このように季節の変動に合わせての修理もありですね。
手間はかかりますが、商売と違うところはこの辺でしょう。
これも、楽しみの一つです。
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