ビール呑みの自由帳

どうも・・こんばんわ。
「ビール呑み」です。

この作品、観ているコッチまでヒリヒリ来ちゃいますよぉぉ！ホントに！

今回の映画（DVD）は・・
「HUNGER（ハンガー）/静かなる抵抗」　２００８年公開イギリスの作品です。

題名の「HUNGER（ハンガー）」は、ハンガー・ストライキのハンガーで良いんですよね？
”スティーヴ・マックイーン監督”の初長編映画がこの作品になります。
前記の「それでも夜は明ける」は、長編映画の3作目にあたります。
1981年に北アイルランドの刑務所で起きた抗議運動（実話）を題材にメガホンを取っています。

実は、お恥ずかしい話し・・大きな誤解をしておりまして・・
ボク・・最近まで、あの！故スティーブ・マックイーン（男優）さんが生前撮ろうとしていた幻の作品達を、その遺志を継いだ人たちが仕上げたモノだと思っていたんです。（クリント・イーストウッドさんみたいな感じ・・）カメラを覗いている、故スティーブ・マックイーンさんの白黒写真みたいなのって、たまに見るじゃないですかぁ・・誤解しちゃいますよねぇ・・えっ？ボクだけですか？

ストーリーは・・

1981年、北アイルランドのメイズ刑務所。マーガレット・サッチャー首相により弾圧され、政治犯としての権利を奪われたIRA暫定派（アイルランド民族主義主義者の私兵組織）の囚人たちが収監されていた。
彼らは自分たちの信念を貫くため、ダーティー・プロテスト（監獄に垂れ流した糞尿と食物を壁や床になすりつける抗議活動）など様々な抵抗を重ねたが、看守たちの暴力によって制圧されていた。囚人たちのリーダー　ボビー・サンズ（マイケル・ファスベンダー）を中心に、あらゆる手を尽くしても変わらない惨状に、サンズは、ハンガー・ストライキの実行を決意する・・・

この作品は、キチンと歴史を把握しながら観ておくべき！と思いました。
あまりにも衝撃的過ぎて、コトバに詰まってしまいそうです・・それでは映画作品という角度で超個人的な感想を述べさせていただきます。

�@後半の神父さんとボビー・サンズの、シーンは圧巻だ！（10分以上をワンカットで通している。）
�Aマーガレット・サッチャーは「鉄の女」だ！
�B役作りとは云え、あまりにも痩せすぎて心配だ。
�Cスティーヴ・マックイーン監督作品は”ぼかし”が多い。
�D世界的に有名なニュースだったみたいだが、オイラ・・知らない。

真面目に、正座して、心して鑑賞すべき1本でございました。真実を知らない自分が恥ずかしい・・。