ビール呑みの自由帳

どうも・・こんばんわ。
「ビール呑み」です。

巨匠・スティーブン・キング　の名作です。かなり前に鑑賞したことはありましたが、見直してみました。

ストーリーは・・

女性主人公の『ミザリー』シリーズでベストセラー作家になったポール・シェルダン（ジェームズ・カーン）は、主人公のミザリーを死なすことで『ミザリー』シリーズにピリオドを打ち新境地を見出そうとしていた。
新たな小説『高速自動車』の原稿を手に、ニューヨークのエージェント目指し車を走らせていた。途中雪嵐に見舞われ、誤って崖から転落し重傷を負った彼は、通りがかった元看護師のアニー・ウィルクス（キャシー・ベイツ）に救出され、人里離れた彼女の家で献身的な治療を受ける。
『ミザリー』の熱狂的ファンであるアニーは、発売されたばかりのミザリーシリーズの最終巻『ミザリーの子供』の結末に納得せず、新作小説をポールに破棄させたた上で、新たな続編を書き下ろすことを強要する。
大雪で半ば隔離され、怪我で身動きの取れない閉鎖的な状況の中、アニーの異常性が徐々にあらわになる・・・


「ひょえぇ〜！」もうポールの足を〇☓されるシーンなんて、思わず、声をあげてしまいました。とにかく、キャシー・ベイツの鬼気迫る迫力の演技は目を見張るものがあります。この作品で、アカデミー賞・主演女優賞を受賞したというのも納得です。
「タイタニック」でも、素晴らしい演技を披露しておりました。印象に残る女優さんですよね・・

ボクの記憶では、ポールが足をハンマーで〇☓され、逃げられなくなり諦めて、原稿を書き続ける・・という結末のはずでしたが、そうではなかったようです。
多分、その時はビビッて、そこまでしか観れなかったのかもしれません。

時代こそ感じられますが、いい作品を鑑賞できました。

どうも・・こんばんわ。
「ビール呑み」です。

本日の映画（DVD）は・・
「カッコーの巣の上で」　1975年公開　アメリカの映画です。

ジャック・ニコルソンの演技が尋常じゃないです。ハマリ役・・といいますか、ジャック・ニコルソン以外考えられないキャスティングです。間違いなく絶対的な存在感を放つ、アメリカ映画界きっての俳優さんだと思います。

1962年、発表されたケン・キージーさんのベストセラー小説を映画化したものです。

ストーリーは・・

ランドル・パトリック・マクマーフィー（ジャック・ニコルソン）は、刑務所の強制労働を逃れるために気狂いを装い、オレゴン州立精神病院に入院してきた。病棟は、絶対権を持ち、君臨する婦長ラチェッド（ルイーズ・フレッチャー）の専制のもとに運営されていた。婦長の定めたルールに、片っ端から反抗するマクマーフィーに対し、入院患者も徐々に彼に影響されるようになる。
ある日、患者の一人が騒動を起こした際に、乱闘となり、マクマーフィーとネイティブアメリカンであるチーフ（ウィル・サンプソン）も一緒に、罰として「電気けいれん療法」を受けさせられてしまう。普段は、しゃべることのできない患者チーフであるが、実際は、彼がしゃべれないフリをしていることに気づき、一緒に病院から脱出しようと約束する。
そして、クリスマスの夜、作戦を決行する・・・


これは、凄い作品です。
「アメリカ映画ベスト１００」や「死ぬ前に見たい映画１００」でも必ずと云っていい程ランキングに入っている、アメリカン・ニューシネマの代表作です。
この頃のアメリカ映画って、『意欲作』が多く、”面白い””面白くない”が極端に表れてしまいがちですが、この作品に関しては”面白い”の太鼓版！で間違いありません。

因みに、原作の主人公はチーフ目線となっているそうです。