正社員生活の記事も最終回・・・新卒入社4年目早くも半年が過ぎたころ前回の続きで肺炎にかかり、最後の1ヶ月は体の限界との挑戦でした。
初期症状で収まっていたということもあり、病院で抗生物質をもらって服用しながら仕事をしており、止まらないセキに副作用による眠気とだるさはなかなか大変でした。
仕事を休めなかった理由としては1つプロジェクトで大きな案件が決まりそうで、毎晩のように残業して課長と一緒に契約書と重要事項説明書のすり合わせをしていたからでした。
退職願を出して半年、たびたび引き留めにあっていましたが心身ともにもう限界でした。
そこで私が取った行動は半年以上前に辞めていた3番目の上司に相談することにしました。この上司は非常に色々なことを教えていただき良く指導してくれた方でしたがやはり上層部と折り合いがつかず辞めていました。何かあったら声かけてくれと言われていたのでお言葉に甘えました。
仕事終わりに食事しながら当時の私の現状と辞め方を相談したところ、届け出の時点で「退職願」という表現が効力が弱いため「退職届」に変更すること、今の仕事が完了すれば職務経歴書に記載できるのでそれまでは我慢することなど冷静に色々教えていただきました。
既に辞めていった人たちに相談するのは、必ずしも快く受けてくれるものではないと思いますが事情を知っているだけに心強いと思いますよ!
ちなみに私は転職するたびに逆に相談されることが多くなってきました・・・
そして大きな案件(1000万円超)もまとまり、顧客を引っ張ってきてくれた業者も私が日ごろ付き合いのあった担当者だったのでお礼を済ませ、再度会社に「退職届」という形で提出しました。来月まで働けば冬のボーナスも今回の案件の成果給も受け取れたのですがもうそこまで保つ自信がありませんでした。
正直前回引き留めで内定でそうだった転職先に迷惑もかけ、体もボロボロだったので今回は次は決めずに辞める予定でした。
そして社長室に呼ばれ、やはり機嫌が悪そうで
「辞めるなら構わん、がお前みたいなやつどこ行っても通用せんぞ!」と捨て台詞をはかれ5分で終わりました。
あれこの言葉最近どこかで同じことを聞いたような・・・
そうMLMを辞める時にリーダーに言われた言葉と同じでした。
まさか同じ言葉を2ヶ月以内で2度も聞くとは思いませんでした。
そして現状はどうか月収10万円にも満たないフリーター・・・
あなた方は予言者か
本気でそう思いました(汗)
今までこの言葉を否定したいがためにあがいてきましたが、のちにお話しする3回目の洗脳でようやくこれらの捨て台詞を自分なりに当てはめて自己評価し5年以上経って最近ようやく受け入れることができるようになりました。言霊という言葉があるように1つの何気なくイライラから出た言葉でも相手に何年経っても影響を与えることはあるんだなと思い、私は発言を気を付けるようになりました。
もちろん受け入れるだけでは鬱になるだけなので冷静に対策も考えておりますが・・・
新人の育成にプロジェクトの参加、MLMとの出会いに脱退、親のガンに自分の病気色々なことがこの半年で起き、最後はお馴染みの捨て台詞をくらい正社員生活に終止符を打つことになりました。
ここからはあくまで個人的な感想ですが半年間引き伸ばされた割には最後はあっけなかったなと思いましたが要は用済みになったのではないかと思います。
新人育成のためにと後ろ髪を引かれるような言葉で引き留めておきながら次の駒を育てさせ最後は捨てる。経営の方法の1つとしてはコスパは良いでしょうが駒にとってはたまったものではありません。
私の知り合いで同じ不動産業界で、辞めたくて転職先で内定もらっているのに引き留めにあい新人育成を任され、今秋までは最低でもがんばってくれと現在進行形で言われている人がいますが、何から何まで私の時と同じ状況で悲しく思います。
一時の罪悪感もあるでしょうがそんなの関係ありません。自分の身が大事!!やることはやっているのだから後の会社のことなんて知ったことじゃありません。
極論を最後に言ってしまいましたがご容赦ください・・・
まだまだハードモードは続きますがこれからは楽しい記事も増えてきますのでお楽しみに!!
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