今の介護の仕事も残りの出勤はわずか。大切に仕事をするようにしています。
その中で、私が入職当初からお世話になった利用者様に別れの挨拶を少しずつしております。認知症などで次の日には私の名前も忘れてしまう方も多いので全員に挨拶はもちろんできないのですが、認知も無く特段よくしていただいた方にはお話をしているわけです。
ふと思ったのが皆さん90歳超えているもしくは近い年齢の方たちなので、これで今生のお別れになるような気がしています。
もちろんいつまでも元気に長生きしていただきたいと思いますし、不謹慎と思われるかもしれませんが、この仕事をしているといやでも突然亡くなったり、持病が悪化して入院されたりした方もたくさん見てきたわけで年齢的にどうなるかなんてわからない。逆に自分の身にだって何が起こるかわからないわけで
そう思うとどうしてもそう考えてしまうのです。
じゃぁ辞めた後でもちょくちょく職場に顔を出せばいいじゃんという人もいるかもしれませんが、私は辞めた職場にはその後は顔を出すようなことはしません。もちろん源泉徴収票を取りにいかなければ行けなかったり必要な時は行きますがそれも1回くらいなものでしょう。
いい意味でいえば一期一会を大事にしていて、悪い意味でいえば私の性格はサバサバしているので、前の職場に未練が残るわけではありません。毎年のように転職をしているのでそれこそ何か所に顔を出さなければ行けないんだとなってしまいますしね・・・
たまに前職の人で大勢集まって飲み会しませんかみたいな話もありますが断っています。もちろん成り行きで前職のおじさま達となんだかんだ付き合いが残りますがそれで充分だと思っています。
問題は今までデイサービスを休みがちだった人がいて、デイに来て私とカラオケをすることで元気になった人がいて最近ではADLもどんどん自立するまでになった人がいてその方に辞めることを伝えようか悩んでいるのですが、おそらく伝えないと思います。なんかどこかの記事に書いたような気がしますが、私自身の存在を相手に残したくないという思いがあるからです。承認欲求が著しく低下しているので相手に影響を与えるほどの価値は無いと思っているので、マッサンそういえばそんな人もいたね〜程度思い出していただければいいかなと思っています。
ちょっと話を戻しますが、とびきりお世話になったおばぁちゃんがいて、次の仕事しっかりやりなさいよと声をかけていただいたときに最後になるかもしれないと思うとちょっとうるっと来てしまいました(泣)それだけでもこの1年頑張った甲斐はあったのかなと思い、最後車に乗り込むまで深々と頭を下げて見送りさせていただきました。
来週から新しい第一歩が始まると思うと不安と期待が入り混じった気持ちになりますがいつものことなので平常心で行きたいと思います。
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