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2017年02月19日

特化型と均等型のせめぎ合い

こんにちはマッサンです。

今回は職場で起こっているちょっとした職員同士の摩擦について書きたいと思います。

会社という組織では実にいろいろなタイプの人が働いていると思います。その中で、何かに一点集中していて特別秀でていて他はさっぱりというタイプの「特化型」と特別秀でているわけではないが周りをまんべんなく見る「均等型」(万能型)の2つに分けられる場合もあると思います。まれに両方兼ね備えた「全能型」の人もいますがそれはおいときます・・・

私の場合は完全に均等型なのですが、職場ではどれか一つのタイプが集中していては意見の亀裂が起きやすかったり逆に突破口が開かれないことが今まで私のいた職場ではありました。

今の職場では私の上司含め少数が特化型で後は均等型の人というバランスで成り立っています。この前の異食を繰り返す利用者様の問題解決も特化型の人たちが一点集中でその人の行動を観察し仮説を立ててひとまずの解決策を探し出したところはやはりすごいと思いました。一方で均等型の人からしたらどうして特定の人だけ手厚くするのか他の利用者様も同じ料金を払っていているのに不公平にはならないのか?など様々な疑問や不満が上がっているのを知りました。

私はまだ職場ではペーペーで均等型と言っても不完全なので口出しできる立場ではないのですが、特化型の人がいないと問題解決の突破口が見いだせなかったのも事実。均等型の人がいないと広範囲に仕事ができないのも事実。これは組織にとっては難しい問題だと思います。

ちなみに私の以前いた公共施設では私以外特化型の人が集まった集団だったので意見のぶつかり合いはかなりありました。英語・電気系統・学術・料理人などみんなジャンルがバラバラだったのでまだうまく組織は回っていましたがその中で私一人秀でたものが無かったので苦労しましたしお払い箱になるのも早かったです。

均等型の人は割に合わないことも多いかもしれませんが私にとっては色々な経験を積めると前向きに考えて動いてきました。

国際大学にいたので外国人と片言で話すことはしょっちゅうありましたのでそこまで外国人の接客に苦手意識は無かったですし、教えてもらいながら音響やスクリーンのセッティングもやりました。文献の整理もしましたし、外部イベントごとに調理補助もしました。他の人は自分の仕事に集中している間、色々な経験を積ませてもらいました。

特化型の人が主役だとしたら均等型の人は縁の下の力持ちかもしれません。でも場合によっては立場が逆転するときもあると思いますので、不満を我慢しろとまではいいませんがうまく折り合いをつけて、自分に無いものは貪欲の吸収していく姿勢が大事かなと思います。

今回は抽象的な話になってしまって恐縮ですが、皆さんも今一度自分のタイプを振り返ってみて、自分にできることは何かを考えてみるのもいいのではないでしょうか?
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