私は明日で仕事納めですが事故ないようにいきたいです!
さて今回は久々に時事ネタになります。先週あたりからたびたびニュースになっているので知っている方もいるかもしれませんが、現在日本政府が推し進めている「働き方改革」の中にある、正規と非正規の労働格差を是正する同一労働同一賃金の実現に向けてのガイドライン案が分かったと言うモノで、原則として非正規労働者にも賞与の支給を求める内容が含まれているとのことでした。
「会社の業績への貢献度による」という条件付きであるが・・・
これについて私なりに考えてみました。ちなみに私はほぼすべてでの契約形態で就業したことがあるので正社員でも働いていた期間はあります。その時は手取り16万円で賞与もちょうど1ヶ月分くらいでサービス残業が月に60〜70時間くらいはざらにありました・・・
「いや賞与よりも月給を増やせ!!未払いの残業代をよこせ!!」という気持ちが強かったです(笑)
賞与と言うのは月収金額が基本になりますので賞与も雀の涙程度。当時社長の一声で簡単に給与カットされてしまっていたので、組織というモノを私は信用していません。
私の中では賞与は未払い・カット分の賃金の埋め合わせ程度の認識しかありません。それでも不足していますが・・・
仮にこの制度が実現したとして、起こりうることは正社員の方からしたらおもしろくない・正社員の意義が一部失われるということでしょう。
そもそも正社員ですら賞与が支払われていないところもあるのでしょうからなおさら火種は大きくなると思います。
逆に、フリーターさんからすればうれしいという声も出てくると思いますが、私は両手をあげて喜べないのではと思います。先程の正社員の方との軋轢も生まれるでしょうし、会社の業績への貢献度によるという点があいまいであるため評価基準がわかりづらいと思います。
やむを得ずフリーターをしている人もいるかもしれませんが、フルタイムで働きたくないというように気楽さを求めるためにフリーターをしている人にとっては正社員並みに責任が降りかかってくるでしょう。
それであれば時給を増やしたり、正社員化への門をもう少し広くしたほうがいいのではないかと思います。まぁ正社員化の門を開くと企業側は社会保障の加入で労使折半になるコストもかかるのですぐにできるわけではないと思いますが・・・
私の考えとしては賞与のように一時的な収入をあてにするのはあまり得策ではないと思います。フリーターさんであれば、一生独身で生きていく覚悟をしていたり、Wワークをしたり、貯蓄計画を立てたり、色々なビジネスや投資をしてお金を増やす努力をして、将来への希望がある無しに関わらず正社員の方たちよりずっと自分のことを切実に考えていると思います。
私自身は正社員時代よりフリーターである今のほうがはるかに頭を使っています・・・
日々お金を必要としているフリーターにとって、出るかでないかわからない賞与に頼るより、自分で日々お金を生み出せる仕組みを考えたほうが生産的だと思います!!
フリーターさんへの賞与支給は実現するのか?したとしたらどうなるかわかりませんが、目先の支給に頼らず自力で稼ぐスキルを磨いていきませんかというお話でした。
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