2015年07月08日
金剛界 微細会 尊像パーツ描き5(第二重1)
第二重の尊像パーツ描き 1回目
次は第二重の尊像パーツ描きです。
第二重の尊格の配置については三昧耶会のところで詳しく説明しました(2015/05/07の記事参照)。
ここでは微細会の配置と番号をあげておきます。
第二重の二十四尊は大きく三つに分類されます。
@ 外四供養菩薩(白番号:1〜4)
A 四摂菩薩 (水色番号:5〜8)
B 賢劫十六尊 (黄色番号:9〜24)
(カッコ内の色と数字は次の図の色番号に対応)
今回は@ 外四供養菩薩(1〜4)を描きます。
第二重 微細会尊像パーツ @ 外四供養菩薩(1〜4)
1)金剛焼香菩薩
月輪円に蓮華座に座す尊像と三鈷杵を重ねて描くのですこし煩雑になる。
金剛焼香菩薩は阿閦如来が毘盧遮那如来を供養するために出生した女尊。焼香の尊格化。
宝香炉を両手で捧げ持つ。
2)金剛華菩薩
色や形がよく保存されているのでイメージがつかみやすい。
金剛華菩薩は宝生如来が毘盧遮那如来を供養するために出生した女尊。盛華の尊格化。
盛華を両手で捧げ持つ。
3)金剛橙菩薩
上の二つは左向きで、ここからした二つは右向きで、それぞれ供養する毘盧遮那如来の方に体を向けている。。
金剛橙菩薩は阿弥陀如来が毘盧遮那如来を供養するために出生した女尊。橙燭の尊格化。
橙燭を両手で捧げ持つ。
4)金剛塗香菩薩
剥落がひどく尊像の表情や手の位置などが読みにくい。
金剛塗香菩薩不空成就如来が毘盧遮那如来を供養するために出生した女尊。塗香器の尊格化。
塗香器を両手で捧げ持つ。
蓮華座と三鈷杵のバランスが難しい。
では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ
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