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2015年07月19日

金剛界 微細会 尊像パーツ描き13(金剛輪2)

金剛輪の尊像パーツ描き2

引き続き、微細会金剛輪内の尊像パーツ描きをします。

今回はA 四波羅蜜菩薩(黄番号:6〜9)です。

EPSON004-Edit-Edit-3-Edit-Edit-3.jpg
(微細会 金剛輪 四波羅蜜菩薩(黄番号:6〜9))

順番は東南西北の時計回りで、上が西。
微細会 金剛輪 四波羅蜜菩薩

6)金剛波羅蜜菩薩

1_DSC5444-Edit-Edit-Edit-Edit.jpg
微細会の四波羅蜜菩薩も女尊形で羯磨衣を着ている。

金剛波羅蜜菩薩は阿閦如来が毘盧遮那如来を供養するために出現させた女尊。金剛波羅蜜は梵名のヴァジュラ・パーラミターの意訳で「堅固な菩提心により悟りに至る」ことを誓願する菩薩。
右手は阿閦如来と同じ触地印で、左手に堅固な菩提心の象徴である五鈷杵を載せた蓮華を持つ。

7)宝波羅蜜菩薩

1_DSC5444-Edit-Edit-Edit-Edit-Edit.jpg
参考図像を見ると、明らかに右手は施願印にして掌の上に宝珠を載せ持っている。

宝波羅蜜菩薩は宝生如来が毘盧遮那如来を供養するために出現させた女尊。宝波羅蜜は梵名のラトナ・パーラミターの意訳で「財宝により悟りに至る」ことを誓願する菩薩。
右手は宝生如来と同じ施願印にして上に宝珠を載せ持ち、左手に無尽蔵の財宝の象徴である三瓣宝珠を載せた蓮華を持つ。

8)法波羅蜜菩薩

1_DSC5444-Edit-Edit-3.jpg
『密教大辞典』に「微細會には定印の上に獨鈷杵を立つ。」とあるが、参考にしている西院本曼荼羅では独鈷杵がないように見える。

法波羅蜜菩薩は阿弥陀如来が毘盧遮那如来を供養するために出現させた女尊。法波羅蜜は梵名のダルマ・パーラミターの意訳で「法により悟りに至る」ことを誓願する菩薩。
両手で阿弥陀如来と同じく定印を結び、その上に法の象徴である独鈷杵を立てる。

9)業波羅蜜菩薩

_DSC5444-Edit-Edit-2-Edit_2.jpg
参考にしている『西院本曼荼羅』微細会では右手の形が判別しにくい。そこで、『西院本曼荼羅』成身会では右手を右に伸ばしているように見えること、『密教大辞典』に「左手に十字獨股杵をのせたる蓮花を持ち、右手無名小二指を屈して右脇に差出す。」とあり、また、「無名小指を屈して餘の三指を舒ぶるは三密の事業を表す。」と書かれていることから「右手無名小二指を屈して右脇に差出す。」こととする。

業波羅蜜菩薩は不空成就如来が毘盧遮那如来を供養するために出現させた女尊。業波羅蜜は梵名のカルマ・パーラミターの意訳で「行いにより悟りに至る」ことを誓願する菩薩。
「左手に十字獨股杵をのせたる蓮花を持ち、右手無名小二指を屈して右脇に差出す。」(『密教大辞典』)

以上、微細会 四波羅蜜菩薩の尊像パーツ描きでした。


では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ

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