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2015年05月07日
金剛界 三昧耶会 三昧耶パーツ描き５（第二重１）
第二重の三昧耶形パーツ描き １回目
金剛界三昧耶会の外周が終わって次は第二重の三昧耶形パーツ描きです。
内外の金剛界道で囲まれた第二重には月輪中の蓮華座に二十四尊の三昧耶形が描かれています。
（金剛界 三昧耶会 第二重部分）
これらの尊格はどのような基準で配されているのでしょうか？
第二重の二十四尊は大きく三つに分類されます。
① 外の四供養菩薩（白番号：1～4）
② 四摂菩薩（水色番号：5～8）
③ 賢劫十六尊（黄色番号：9～24）
ここでカッコ内の色数字は次の図の番号に対応します。
（金剛界 三昧耶会第二重 色番号付）
今回から第二重の三昧耶形パーツを何回かに分けてあげていきます。
第二重 三昧耶形パーツ ① 外の四供養菩薩（1～4）
順番は東南西北の時計回りで、金剛界曼荼羅は上が西。
今回は① 外の四供養菩薩（1～4）です。
外の四供養菩薩は理趣会の時に尊像を描きました。理趣会では三昧耶会と内外の供養菩薩の位置が逆転しており、井形の金剛界道内に住していました。ここでは本来の位置である第二重にあります。
1）金剛焼香菩薩
三昧耶形（三形）は宝香炉
三形の宝香炉は金剛焼香菩薩の持物。
金剛焼香菩薩は阿閦如来が毘盧遮那如来を供養するために出生した女尊。
2）金剛華菩薩
三形は盛華
三形の盛華は金剛華菩薩の持物。
金剛華菩薩は宝生如来が毘盧遮那如来を供養するために出生した女尊。
3）金剛橙菩薩
三形は橙燭
三形の橙燭は金剛橙菩薩の持物。
金剛橙菩薩は阿弥陀如来が毘盧遮那如来を供養するために出生した女尊。
4）金剛塗香菩薩
三形は塗香器
三形の塗香器は金剛塗香菩薩の持物。
金剛塗香菩薩不空成就如来が毘盧遮那如来を供養するために出生した女尊。
理趣会で一度解説をしているので書くことがあまりない。
それとも閲覧の弁をはかり詳しく重複情報を載せるべきか・・・う～ん
では、また～ヾ(｡･ω･｡)ﾉ
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