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2015年05月01日

金剛界 三昧耶会 三昧耶パーツ描き1(外周1)

三昧耶形パーツ描きスタート

さて、いよいよここからが金剛界曼荼羅の本領発揮というか・・・
尊格がたくさん出てきてさあ大変というところです。

どこから描こうかと考えて、ここまで外周から描いているので今回もそうします。

金剛界三昧耶会の外周には二十天の三昧耶形が描かれています。

EPSON036のコピー.jpg
(金剛界 三昧耶会)
小さすぎて何が描かれているのかわからんw

ここで描いたパーツを元図と一緒に紹介するつもりですが、二十天を一度に紹介すると一尊一尊の密度が下がるような気がスルので・・・

本当なら1日に一尊だけでじっくりと紹介したいのだけどそんな知識もないし、描くスピードとの兼ね合いもあるので、まとまりのよいところで何回かに分けてあげていくようにします。
三昧耶会 三昧耶形パーツ

順番は東南西北の時計回りで、金剛界曼荼羅は上が西。
というわけで今回は東側。

各三昧耶形の位置がわかるように番号を次の図に示しておきます。

EPSON036のコピー-Edit.jpg
(三昧耶会二十天三昧耶形番号 01〜05)

外周(外金剛部二十天)東方は上界天に属し、ヴェーダやヒンドゥー教の主要神がまとめられている。
ただし、中央(03)は東門を守護する毘那夜迦(びなやか)の眷属。

下図は左が参考にしている西院本曼荼羅の図で右が描いた三昧耶形パーツ。

01)那羅延天(ならえんてん)

_DSC5185-Edit-Edit-4.jpg
元図はこれでいいのか?と思えるシンプルな絵。なぜか縦に潰れているし・・・全く同じように潰して描くか、それとも、輪宝のようにのように細部をこだわって描くかと考えて、シンプルに潰さずに描くことにした。

三昧耶形(三形)は八輻輪。八輻輪とは8本スポークの輪宝のことで、古代インドの武器を原型とする。
那羅延天の梵名はナーラーヤナといい、ヒンドゥー教のビィシュヌ神の別名。
三形の八輻輪はビィシュヌ神の武器の一つが八輻輪であることから。

ここでちょっと・・・後で出てくる予定ですが、金剛輪の西方月輪円に座す金剛因菩薩の三形も八輻輪である。
外周に位置する諸天はハスの葉(荷葉)に座し、如来や菩薩は蓮華に座すので座の違いにより那羅延天と金剛因菩薩を区別することができる。

02)鳩摩羅天(くまらてん)

_DSC5185-Edit-Edit-2-Edit-2.jpg
これも元の絵は色が付いているかどうかもわからない墨線のみの図。荷葉座は緑色が付いているので、三昧耶形だけ剥落・脱色したとは思えないのだけど・・・もしかして着色してない?
形はなんとなくそれとなく似たような感じで。


三形は三鈷鈴。三鈷鈴は取っ手が三鈷の金剛鈴のこと。
鳩摩羅天の語源はクマーラといい、童子の意。ヒンドゥー教のシヴァ神の子である軍神スカンダ(韋駄天)の別名。
三形の金剛鈴は鳩摩羅天の持物。その理由は・・・ちょっと分からなかったのですが、軍神スカンダが鳴り物を用いて軍を動かしたと考えたことから鈴を持物としたとかなのかな?

03)金剛摧天(こんごうざいてん)

_DSC5184-Edit-Edit-4-Edit.jpg
ハスの葉に傘が刺さっているようでちょっとシュール。傘の形はよく分かる。色は全くわからない。

三形は傘蓋、傘のこと。
金剛摧天の摧は砕破の意。象頭人身の毘那夜迦(びなやか;ガネーシャ、ガナパティとも。大聖歓喜天のこと)の眷属で、傘蓋毘那夜迦ともいい傘蓋を翳す。
毘那夜迦はシヴァ神とパールヴァティ妃の子で、智慧と福徳を授け、障害を除去する神。
金剛摧天は金剛智により煩悩を砕破し、慈悲の傘蓋により衆生を覆護する。
東門の守衛。

04)梵天(ぼんてん)

_DSC5184-Edit-Edit-2-Edit-2-Edit.jpg
ハスの花がハスの葉を破って伸びている。これは蓮池でたまに見られる光景。蓮華は紅蓮華のはずだけど・・・

三形は紅蓮華。
言わずと知れた梵天(=ブラフマン)。
ヴェーダでは宇宙創造の最高神。
ヒンドゥー教では宇宙創造の創造主ヴィシュヌの臍から生じた蓮華に梵天が座しこの世界を創造したとされる。
仏教においては釈尊の成道にあって帝釈天とともに説法を懇願した護法善天。
三形の紅蓮華は蓮華蔵世界の象徴。

05)帝釈天(たいしゃくてん)

_DSC5186-Edit-Edit-2-Edit-3.jpg
う〜んシンプル。独鈷杵というか棒。下書きが残っているような感じ・・・もしかしてこれは色をつけてない・・・というか未完成なんじゃ・・・

三形は独鈷杵。
帝釈天は梵天と並ぶ仏教の二大護法善天。ヒンドゥー教の神インドラのこと。雷を操る雷霆神。
武神であり、武器として金剛杵を持つ。
三形の独鈷杵は武神インドラの武器から。

とまあ、こんな感じかな・・・
調べてもよくわからないことがあるので気に留めておこう。

では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ

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