【人見知りママ】人見知りさんがママになったら

私は算数が得意なほうである。
数学者とかいったレベルではないが、、
すんなりと分かることが多い。
おかげで今でも仕事で活かせている。
でも、他の日常のあたりまえのことが理解できない。

数少ないできること、「算数」的な分野に傾倒することは仕方のないこと。

だって他のことがよくわからないのだから。。。


私の中で「数」というものがなんとなくイメージ化されていて、
数式を見ると、イメージが勝手に組み合わさって答えに近いイメージになる。

自力で計算して、なんとなくそのイメージと違うなと思うと、
計算し直すと、やはり答えが間違っている。
そしてその答えは浮かんだイメージにしっくりといく。

さて、子育てしながら、子どもたちの算数への理解度を見ていくうちに、
なんとなく自分が浮かんでいたイメージの正体が見えてきた。


算数が苦手じゃない子にしたいのなら、
幼いころから例えば早めに計算など解かせる、とかそういった方法とか
あるのかもしれないが、

私が思うには
数を覚えたあたり、、10くらいまで数えられるようになったあたりから、
どんどんいろんな数を数えるだけでいいのでは？と思った。

計算を覚えるよりも、ただひたすら数える。

子どものある時期は、たいてい数えることに興味を持つときがあって、
例えば10まで数えたときに、その先は？となるタイミングがある、
そこで１１，１２、、、、
といった具合に、どんどん増やしていく。

私が子供の頃は、ヒマなときは良く心の中で数を数えていて、
100を覚えたら、その次は、1000、、、その次は、、
という具合に、100000以上まで数えたりした。

ただそれを何度か繰り返すだけで、「数」というものが感覚的に身に付くのかも？
と妄想している。


もともと数って数えるためにできたものだと思うし。

ちなみに長女がやたら数える子だった。
幼稚園のころ
「ママ、子どものころ、暇なとき何してた？」と聞かれたので
「数を頭の中で数えてた」と話したら、それをやるようになったらしい。

塾は一切言っていないが、
小5の今でも、理解が意外と早い。
新しい単元にはいって、新しい概念に遭遇しても、
割とすんなり入っていくのだ。


それを見ていると「数える」効果？と思ったりしてみた。

たまにママたちが
「算数で分数やら小数やらいろいろ習うけど、大人になったところで使わないよねー」
と話をする場面に遭遇したが、
いやいや、私は仕事で使いまくっている。

とはいえ、そこでそのような発言はできないが、、。

まあ、大人の皆ができなきゃいけないわけではないし、
そろぞれ専門職があって、それぞれのできることが組み合わさって社会が成り立つ部分もあるだろうから、
全員にできることを求めているわけではない。

それに、全員ができてしまったら、私の仕事がなくなっちゃうし。

ただ、「大人になって必要がない」と子供にそれを習うチャンスを奪うことになったら、
それはもったいない。
どんな学問も、どこに通じるか分からない。
ブログ村参加中。ぽちっと押していただけると大変励みになります