なぜ?NAVERまとめが終了のか?
(Webサイト)
[調査]
『NAVER(ネーバー)』
サービス終了のお知らせ
NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。
約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
この11年間で集めたアクセスは1718億と、とてつもない記録を打ち立てたNAVERまとめですが、なぜここに来て急にサービスを終了したのでしょうか?
【悲報】NAVERまとめサイトが終了!11年の歴史に幕が下りるwwwww【いかがでしたか】
【初心者ブロガー朗報】Naverまとめ終了|終了理由の背景で学ぶ動画
【悲報】「NAVERまとめ」終了へ 今年9月で全記事が非表示に?!wwキュレーションサイト大手
【NAVERまとめ】なぜ終了に至ったのか?経営面、SEO面から調査
NAVERまとめ サービス終了 全収益公開
NAVERまとめ、ついにサービス終了。
NAVERまとめが終了した理由とは?まとめサイトの現状を考察
LINEグループの運営するNAVERまとめはまとめサイトの草分け的存在として親しまれてきましたが、2020年9月30日をもって終了しました。まとめ作成者に支払われていたインセンティブも、サービス終了に伴って今後は収入が得られなくなります。
NAVERまとめに代表されるまとめサイトは10年以上にもわたって隆盛を誇ってきましたが、サイト乱立で質の低下を招き、著作権侵害などさまざまな問題が指摘されていたのも事実です。副業の手段としても利用されてきたNAVERまとめが終了に至った理由について、大きな曲がり角に直面しつつあるまとめサイトの現状と合わせて考察してみました。
https://ifbusy.com/news/navermatome-end/
》》外部サイト《《
【NAVERまとめ終了の経緯】
インターネット上で情報が氾濫し、知りたい情報にたどり着くまで手間がかかるという弊害については以前から問題となっていました。そんな状況から抜け出してテーマごとに情報を収集し、見やすいように再編集して提供しようというのがまとめサイトのコンセプトです。
2009年にサービスが開始されたNAVERまとめはまとめサイトの先駆的存在となり、他のサイトにも大きな影響を与えてきました。最盛期の2015年には月間30億を超えるベージビュー数を誇ったNAVERまとめも、近年はアクセス数が減って影響力が低下していたものと見られます。2016年に表面化したWELQ問題でまとめサイト全体がバッシングを受け、それ以降は検索エンジンから評価を下げられてしまったのも致命的でした。
採算性が悪化したNAVERまとめはLINEグループの今後の成長戦略と相容れなくなったと判断され、サービスの終了を決断するに至ったと見られます。2020年の7月には2カ月後のサービス終了が発表され、9月30日をもってサイトが閉鎖されました。11月いっぱいまではこれまでに投稿された記事のダウンロードも可能ですが、10月1日以降は新たな記事の投稿や閲覧ができなくなります。
【まとめサイトが乱立し質が低下】
飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長を続けていたNAVERまとめの快進撃にストップがかかった背景には、似たようなまとめサイトが乱立して質が低下していたという事情があります。まとめサイト自体はNAVERまとめ以前から2chまとめなどの形で存在しましたが、NAVERまとめの成功を受けて一大ブームが到来したのです。
Twitterのツイートを集めたTogetterや、YouTubeの動画をまとめたサイトも人気を集めています。個人が運営しているブログ形式のまとめサイトまで含めると相当な数が存在すると推定されますが、これだけ数が増えると記事の品質低下も避けられません。
2016年には大手IT企業のDeNAが運営していた医療系まとめサイトのWELQで不適切な投稿が問題となり、類似のサイトでも著作権侵害などの問題が次々と発覚しました。DeNAはWELQを始めとするサイトの非公開化を余儀なくされ、競合他社でもまとめサイトの見直しに迫られる事態へと発展したのです。
世間からの激しいバッシングを浴びたまとめサイトは検索エンジンの評価も下げられ、検索アルゴリズムの度重なるアップデートを経て検索上位への表示が困難となりました。まとめサイトの中ではトップクラスのページビュー数を誇っていたNAVERまとめも無事では済まず、ここ最近は検索結果でも上位に表示されにくくなっていたように思われます。
実際にNEVERまとめではWELQ問題の以前から、無断引用など著作権上の問題が指摘されてきました。NAVERまとめは誰でも簡単にまとめ記事を作れるのが特徴で、ブログのように自分でゼロから文章を考える必要もありません。以前はインターネットで情報を発信するのに一定のハードルがありましたが、NAVERまとめが登場したことで参入のハードルが低くなりました。
ネット上にある既存の記事や投稿を集めて情報を再編するのがまとめサイトの手法だけに、モラルの低い作成者の手にかかればどうしても著作権侵害が起きやすくなります。そうした弊害がWELQ問題をきっかけに大きく取り上げられるに至り、業界健全化に向けた取り組みへとつながっていったのです。
【NAVERまとめでは稼げなくなっていた?】
以上のような紆余曲折を経ながらもNAVERまとめが今まで存続してきたのは、他のまとめサイトにない独自のインセンティブ制度による延命効果とも考えられます。NAVERまとめにはまとめ記事の作成者が報酬を受け取れるシステムがあり、ページビュー数や記事の質などに応じてインセンティブの金額が決まる仕組みです。記事を作成した人がお金を稼げる仕組みがあったからこそ、熱心にまとめ記事を作成してくれる人も絶えなかったものと見られます。
とは言えほとんどの人はインセンティブ収入が月に1万円未満で、NAVERまとめではたいして稼げないとも言われてきました。インセンティブの金額が決まる基準には不透明な部分もあり、単純にページビュー数だけでは収益性が測れません。
サービス終了の日に24時間限定で公開された「数字で振り返るNAVERまとめの歴史」という記事によると、1ユーザーが獲得した月間の最多インセンティブは234万円にも達しました。総額で1,000万円以上を稼いだ作成者が17人ほど存在するのも事実ですが、まとめ作成者全体で見ればほんの一握りに過ぎません。ごく一部の人がNAVERまとめで高収入を稼いできた一方で、その他大勢の作成者は月にせいぜい数千円程度しか稼げなかったのが実状なのです。
このインセンティブはNAVERまとめに掲載されていた広告による収入の一部を作成者に還元したものですが、広告収入の額はページビュー数にある程度比例します。NAVERまとめ全体のアクセス数が減ると広告収入も減少し、作成者に還元されるインセンティブも少なくなるのは当然です。
NAVERまとめも最近は検索結果で上位に表示されにくくなっていただけに、以前にも増してインセンティブで稼げなくなっていたものと推定されます。大きな見返りが期待できなるとまとめ記事を作成しようとする人も減り、衰退へと向かうのが世の常です。
『お勧め・参考記事』
https://biz-journal.jp/2020/08/post_173523.html
》》外部サイト《《
2020年7月1日、「NAVERまとめ」の公式ブログで同年9月30日をもってNAVERまとめはサービスを終了すると発表された。
LINEの子会社、ネクストライブラリが運営するNAVERまとめは、インターネット上のさまざまな情報をテーマに沿って集約し、それを記事として共有するサービスだ。公式ブログでの記述によると、サービス終了の理由は「サービス環境・市場環境の変化による単独サービスとしての今後の成長性」「LINEグループ全体での選択と集中の観点」などを踏まえた結果だとされている。
グーグルなどの検索エンジンを利用した際、検索結果上位にNAVERまとめで作成された記事が表示されたので、名前に見覚えがあるという方は多いだろう。しかし、実際にどんなサービスであったのかを詳しく知らない方は、意外と少なくないのではないだろうか。
【NAVERまとめの原点は情報収集の簡便化にあり】
NAVERまとめは2009年7月1日にサービスを開始。当初はLINE(当時はNHN Japan)の子会社であるネイバージャパンが運営していたが、12年1月1日の親会社との経営統合に伴い移管。17年11月8日にネクストライブラリへと事業が継承された。
では、運営開始当初のNAVERまとめはどのようなサービスを目指してスタートしたのだろうか。
「NAVERまとめはインターネット上に情報が溢れかえり、欲しい情報にたどり着くために検索のテクニックが求められるようになっていたなかで、情報検索の簡便化を目的にサービスが開始されました。ユーザーが作成したまとめにアクセスすることで、誰でも容易に求めていた情報が手に入れられるというのが、当初NAVERまとめが目指していた利用方法でした。
現在も、手っ取り早くまとまった情報を得たいという方が利用されています。一方で、まとめを編集する方のなかには、閲覧数などによるインセンティブで収益を得るためや、誰かを晒し者にするために使うというユーザーも存在しますね。ただ、アドセンス広告を設置したブログなどと比較すると圧倒的に利率が悪いので、副業として本腰を入れて活用されるという方はあんまりいらっしゃらないようです」(高橋氏)
まとめサイト作成に特化したウェブサービスの先駆者として登場したNAVERまとめは、やがてキュレーションメディアとして舵を切ることとなった。
「同時期に『Togetter(トゥギャッター)』や『ONETOPI(ワントピ)』などの似たようなウェブサービスが生まれ、情報を集めて整理する“キュレーション”の概念が一気に注目を浴びることとなりました。
NAVERまとめを含むキュレーションメディアの特徴は検索エンジン最適化、すなわちSEOに強いことにあります。コンテンツにボリュームがあり、更新頻度が高いことからグーグルなどの検索サービスのアルゴリズムと合致し、検索結果の上位に表示されやすいのです」(高橋氏)
大手企業が参入するなど、キュレーションメディアはその市場規模を拡大していったが、16年末に転機が訪れる。DeNAが運営する医療系キュレーションメディア「WELQ(ウェルク)」が、医学的根拠のない記事を大量に掲載していたことが明らかになったのだ。
「眉唾ものの医療情報、ひどいものでは健康被害が出るような情報を載せた記事が無責任に掲載され、検索すると上位に表示されるという状態が世界的に問題となりました。その結果、グーグルが検索アルゴリズムを変更し、NAVERまとめを含むキュレーションメディアの検索順位が下げられることになったのです。このあたりから、キュレーションメディアを批判する論調が強くなっていきましたね」(高橋氏)
グーグルの検索順位で上位を取れなくなっていったことや、キュレーションメディア自体への批判が、NAVERまとめの“終わりの始まり”だったのかもしれない。
【最大の問題点は著作権保護への意識の低さ】
必要としている情報を簡単に集めることができるようにと生み出されたNAVERまとめは、キュレーションという概念の普及によって、キュレーションメディアとしての色合いが濃くなっていった。しかし、NAVERまとめには著作権に関する、深刻な問題が内在していたという。
「NAVERまとめで作成された記事のなかには、出典元を明記する必要がなかったこともあり、個人やほかのメディアが掲載した記事や画像を無断で転載していたという例が多く存在しました。悪意のあるまとめ記事だけでなく、権利者の手を煩わせるようなNAVERまとめ運営の対応の悪さが、大きく取り沙汰されたことも少なくありません。
例えば、『クックパッド』では人気のあるレシピを表示する機能が有料コンテンツとして実装されているのですが、その人気レシピがNAVERまとめでまとめられたことが問題となりました。結果的にこの件は、2013年5月31日までに掲載されたクックパッドのコンテンツを利用した記事を公開停止し、その後もまとめ作成に制限をかけることで対処されました。
個人だけでなく大手メディアからも批判された著作権侵害の問題について、NAVERまとめが本腰を入れて取り組み始めたのは、WELQ問題が発生した後の17年からと、わりと近年のことでした。このいい加減とも取れる著作権保護の対応の遅れは、NAVERまとめで最も大きな問題点といえます」(高橋氏)
批判を浴びることもあった運営姿勢も、サービス終了の原因の一つだったのではないだろうか。そんなNAVERまとめだが、インターネット社会に何をもたらしたのか。
「NAVERまとめ最大の功績は、それまではあまり注目されていなかったキュレーションという概念を広め、キュレーションメディアに価値があるということを示したことにあります。WELQのように問題のあるサービスも生まれてしまいましたが、後発のキュレーションメディアを誕生させるきっかけをつくり出したこと自体には大きな意味があったと思いますね。
また、NAVERまとめで発生した著作権の問題は、『YouTube』や『Tik Tok』のように契約を結んで使用できるようにする、権利者の申請で停止できるようにするなど、対応策を講じているメディアも多いです。今後は最初から各種メディアと契約を結ぶ、一次ソースとして利用される記事に収益をもたらすなど、著作権の諸問題を考慮した規約のキュレーションメディアが登場してくるのではないでしょうか」(高橋氏)
キュレーションの概念を普及させるのに一役買い、無断転載といった著作権の問題を浮き彫りにするなど、さまざまな功罪を残してまもなくサービスを終えるNAVERまとめ。検索事業にNAVERまとめのノウハウを活かそうとしているLINEの行く末だけでなく、後発のキュレーションメディアがどのようなかたちで姿を現わすのかも注目されるところだ。
(文=佐久間翔大/A4studio)
終了の理由は「総合的に検討」「ヤフー統合は関係なし」
https://www.businessinsider.jp/post-215744
》》外部サイト《《
今回の突然のサービス終了について、LINE広報は「社内外のさまざまな状況を総合的に検討した結果」と語り、「いずれも直接的な原因はない」としつつも、以下の要因を挙げている。
●キュレーションメディアにまつわる著作権問題
●プラットフォームとしての誹謗中傷拡散に対する責任
●新型コロナウイルス感染症拡大による広告費の下落 など
なおLINEは、想定より遅れていると言うが、2020年10月以降にヤフーとの経営統合を控えている。その前に、サービスの整理を図る意図も考えられるが、LINE広報は「Zホールディングスとの統合とは、とくに関係はない」と述べている。
『お勧め・参考記事』
https://tsubuyaki0424.com/naver-matome-end-reason-copyright-infringement-disturb-5477
》》外部サイト《《
◆繰り返された著作権侵害
実は、NAVERまとめの中にある記事には、著作権を侵害しているものが複数ありました。
というのも、本来は何か画像や文章を転載する際には、転載元を記載する必要があります。
ですが、NAVERまとめではそれがされていませんでした。
中でも問題になったのが、『クックパッド事件』です。
無料で料理のレシピが見れることで有名なクックパッドですが、人気レシピを表示させる機能については有料です。
にも関わらず、NAVERまとめにはそのレシピが無断で転載されまとめられていました。
もちろんこれは即刻削除されました。
◆邪魔だと嫌われていた
NAVERまとめを暇つぶしに利用する人はたくさんいましたが、その反面うっとうしく思っている方もたくさんいらっしゃいました。
何を調べようとしても、NAVERまとめが上位表示されていて、邪魔だと思われていたそうです。
Googleのサジェストにも、『終了 嬉しい』や『うざい』といったワードが含まれていました。
「NAVERまとめ」がサービス終了 記事ダウンロード機能を期間限定で提供
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8cbde53331922ac9dff52e31661a91c8b1d69cc
》》外部サイト《《
現在サイト上には「最後のまとめ」として、「数字で振り返るNAVERまとめの歴史」が24時間限定で公開中。「11年間の総PV」が1718億PV、「月間最高PV」が31億PV、「総まとめ数」が約180万まとめ、「総アカウント数」が約34万アカウントなど、これまでのネット上での存在感が伝わってくる内容です。
NAVERまとめは2009年にサービスを開始。ユーザーが記事を作成し、閲覧数に応じて報酬を支払うシステムを採用。2014年には、最も多く報奨金を獲得した作成者が1500万円以上を獲得したと発表していました。また、前述の「数字で振り返るNAVERまとめの歴史」によると、これまで総額1000万円以上の報酬を得た作成者数は17人で、そのうち年間で1000万円を超えたのは2人だったとのこと。
同社はサービスの終了を7月1日に発表。終了理由については「サービス環境・市場環境の変化による単独サービスとしての今後の成長性や、LINEグループ全体での選択と集中の観点などをふまえて検討した結果」として、今後はNAVERまとめで培ったノウハウを検索事業の発展に生かしていきたいと説明していました。
多様な記事が更新される一方で、記事の粗製乱造や画像が無断転載される悪質なケースも多く、サービスへの批判も少なくありませんでした。2018年には朝日新聞社や産業経済新聞社など報道7社からの申し立てを受け、無断転載されていた画像約34万件が削除されていました。
『NAVERまとめが終了 』
》duckduck動画中《
》Bing動画中《
》youtube動画中《
【関連商品】
》サービス一覧《
【関連・参考情報サイト】
【サイト更新・追加情報】
このページ内を書き換えや更新・追加したときの為のサイト更新履歴情報です。
↑画面TOPへ↑
---以上
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image