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2023年09月29日

【最終結論】元国税ライターがインボイス登録を見送る理由〜登録のメリット・デメリット、保護制度、展望を徹底解説〜(分析・参考)


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【最終結論】元国税ライターがインボイス登録を見送る理由〜登録のメリット・デメリット、保護制度、展望を徹底解説〜(分析・参考)

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【最終結論】元国税ライターがインボイス登録を見送る理由〜登録のメリット・デメリット、保護制度、展望を徹底解説〜

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イントロ
0:00
いよいよインボイス制度の登録期限が9月
0:03
末に迫ってきたので
0:04
改めてこの制度についてどういうふうに
0:06
対応していけばいいのかということを話し
0:08
たいと思います
0:09
このチャンネルは主にフリーランスの方に
0:12
向けてお金関係や仕事関係のお役立ち情報
0:14
を発信していますよろしければチャンネル
0:16
登録お願いいたしますということで今回の
0:19
動画の内容を早速最初の1分でまとめたい
0:21
と思いますインボイス制度の登録期限が
動画のポイント
0:24
迫っていますが僕自身は登録を見送ること
0:27
にしましたその理由を今回詳しくお話し
0:30
たいと思っているんですけれども
0:32
インボイス制度の仕組み上を登録をしても
0:35
しなくてもいずれにしてもリスクがあるん
0:38
ですねでそのリスクを踏まえると
0:40
とりあえず僕の状況的には登録を見送ろう
0:44
かなという風に考えていますその理由は3
0:47
つあって1つがまず6年間経過措置があり
0:50
ますよと今年の10月1日にスタートする
0:53
んだけれどもそこから6年間は経過措置が
0:56
あるので
0:57
影響が抑えられているんですね
0:59
さらに
1:00
業界のインボイス対応が追いついていない
1:02
ので
1:03
慌てて対応するとかえって損をする可能性
1:06
が高いなという風に見てますさらには下請
1:09
法独占禁止法による保護がありますから
1:12
この辺も踏まえると
1:14
慌てて登録する必要はないかなというふう
1:16
に思ってますただ
1:18
将来的なことを考えるとこのインボイスが
1:20
どういうふうに転ぶかってまだ見えない
1:22
ところがあるので今やるべきことは値上げ
1:25
だと思ってるんですねそのあたりの話を
1:27
最後にしたいと思っていますということで
1:29
この内容についてここから詳しくお話をし
1:31
ていきますのでぜひ最後までご視聴
1:34
ください
1:34
今回はインボイス制度の話ですねこの話に
1:39
ついては去年12月に一度動画を出してい
1:41
てあの動画結構見られたんですね僕の動画
1:44
の中でも確か2番目くらいに見られてるん
1:46
ですけれどもインボイス登録をしませんよ
1:49
ということとその理由をお話ししました
1:51
そこから少し状況が変わってきてる部分が
1:54
あったりとかやっぱりその登録期限が間近
1:57
に迫ってますからこのタイミングで
1:59
含めてインボイスについていろいろ検討さ
2:01
れてる方も多いと思いますので再度あの
2:04
動画を撮影していますまずはインボイス
2:07
制度の仕組みですねもうご理解されてる方
2:09
も多いかもしれないんですけれども
2:11
改めてその仕組みを振り返っておき
2:13
ましょうインボイス制度は消費税に関する
2:15
新たなルールなんですけれどもまず理解
2:18
するために
2:20
押さえておかなければいけないのが
2:21
消費税ではこういうふうに計算してますよ
2:23
というルールですね僕ら事業者は
2:26
消費税の課税事業者の場合は受け取った
2:29
消費財から支払った消費税を引いてその
2:32
消費税を納めますよというのが原則になっ
2:34
てます支払った消費税を差し引くことを
2:36
仕入れ税額控除と呼んでるんですね
2:39
インボイス制度が始まるとこの仕入れ先
2:42
構造のところに影響が及ぶことになります
2:45
じゃあインボイス制度のインボイスって
2:47
どういうものなのっていうのはまあ適格
2:50
請求書っていう正式名称があるんですね
2:52
インボイスにはこういう情報を書かなけれ
2:54
ばいけないという
2:56
ルールが定められますその使命とか年月日
2:59
とかこれまで
3:00
請求書の普通に書いてた情報は当然書くん
3:02
ですけれども一つポイントになってくるの
3:04
がこの税率ごとに区分して消費税を明記し
3:07
てくださいよということですね今10%と
3:10
軽減税率100%があるのでそれを
3:12
きちんと書いてくださいねということが
3:14
特にそのインボイスのポイントということ
3:16
で言われていますただ僕らフリーランスに
3:19
とって一番ネックになるのはインボイスに
3:21
書かなければいけないこの登録番号って
3:24
やつなんですね
3:26
こういうふうに請求書の登録番号を書いて
3:28
くださいねとでこの登録番号は
3:31
税務署に申請して取得しなければいけない
3:33
番号ですマイナンバーとかじゃなくて
3:36
改めて番号を取らないといけないですねで
3:39
ここに
3:40
罠があるんですよね登録番号もらえるのは
3:43
消費税の課税事業者だけなんですよなので
3:46
消費税の
3:47
免税事業者は登録番号もらえないですよ
3:49
ねってことは
3:51
免税事業者のままでいるとインボイスを
3:53
発行できないという形になりますじゃあ
3:56
インボイスを発行できないと何か困るのっ
3:58
ていう話ですよねじゃあインボイスがない
4:01
とどうなるかって言うとこれは発注側の
4:04
視点で考えてください発注側っていうのは
4:07
これまでは受け取った消費税から支払った
4:10
消費税を仕入税額控除できてましたよねと
4:12
ただこの仕入れ税額控除を使うには
4:16
インボイスを発行してもらわないといけ
4:18
ないんですよインボイスを発行してもらわ
4:20
ないと仕入れ税額控除を使えずに
4:23
消費税が増えてしまうということですね
4:25
まあここややこしいので
4:27
改めて説明をしますと僕のようなライター
4:30
で考えるとライターに依頼してる出版社が
4:32
ありますよねで出版社は僕に対して支払っ
4:35
た消費税というのはこれまで問題なく
4:37
差し引くことはできていましたただこれ
4:40
からはもし僕がその出版社に対して
4:42
インボイスを発行しなければ僕に対して
4:46
払ってた消費税を出版社が引けなくなっ
4:48
ちゃうんですね結果その出版社の消費税の
4:52
負担が増えてしまうという形になります
4:53
ちょっと図解して見てみましょうかこれ
4:56
までというのは例えば免税事業者が普通に
5:00
請求書を出して売上2万円で請求してい
5:02
たらそこに消費税2000をつけて払って
5:04
くれてたわけです何で払ってくれてたのか
5:07
というとこの発注者の消費税の計算をする
5:11
時にこの受け取った消費税から
5:14
支払った消費税を差し引いて納税できるの
5:16

5:17
結局この
5:18
免税事業者に払った2000円というのは
5:20
実質的に負担がないんですねなので特に
5:23
問題なく払ってくれてたわけです
5:26
ただこれからインボイス制度が始まると
5:28
受け取った消費税というのは課税対象に
5:30
なるというのは変わらずなんですがこの
5:33
免税事業者に対して払った消費税が引け
5:36
なくなっちゃうんですねまあ免税事業者と
5:38
いうことはインボイスじゃなくて普通の
5:40
請求書を発行する形になるので普通の請求
5:44
書を基づいて2000円払いましたよって
5:46
なってもこの2000差し引けないので
5:48
結果この人が消費税の負担が増えてますよ
5:50
ねさっきと比べてさっきは3000円の
5:54
納税で良かったのが5000円の納税に
5:56
なっちゃいましたよとでこういう構造だ
5:58
から取引先はこう考えるだろうなという
6:01
ことが予想されます
6:02
インボイスを発行してもらわないと支払う
6:05
消費税が増えちゃいますねとだからできる
6:08
だけインボイスを発行できる人と取引し
6:10
たいですよと
6:12
そうすると
6:13
免税事業者はインボイスを発行できない
6:15
から取引を減らすか取引額を下げて
6:18
もらおうという気持ちになりますよね
6:22
結果的に
6:24
免税事業者多くのフリーランスは免税事業
6:26
者だと思うんですけれども
6:28
免税事業者の取引の数や取引の金額は
6:31
落ち込む恐れがあるということですね
6:33
そしてここで問われているのがあえて課税
6:37
事業者になってインボイス登録をするか
6:40
免税事業者を続けるかということなんです
6:42

6:43
消費税の免税事業者というのは基本的には
6:46
その全然年年の売上高が1000万円以下
6:49
の事業者なのでまあそれであれば自動的に
6:52
免税事業者になって消費税の申告納税は
6:55
必要なかったんですねでもインボイスに
6:57
登録できるのは
6:59
課税事業者だけなので
7:01
免税事業者の状態でもあえて届出をして
7:04
課税事業者になるということが可能です
7:06
そのことによってインボイスを発行できる
7:08
状態になるんですけれどもそれもいいこと
7:11
ばかりではないですよね
7:12
免税事業者の選択肢は2つありますよと
7:15
課税事業者になってインボイスを発行
7:16
できるようにするかあるいはこのまま免税
7:19
事業者を続けるかこれどっちを選んだ方が
7:22
っていうものではなくてどちらもメリット
7:24
デメリットあります
7:26
撮影事業者になるメリットというとやはり
7:29
インボイスを発行できるということですね
7:30
そうすると取引先が仕入れ税額向上できる
7:34
ようになるのでこれまで通りの受注金額や
7:37
受注件数を維持しやすいでしょうでも
7:40
デメリットもあってやはり消費税の申告
7:42
納税の義務が発生するということが一番
7:44
ネックですよねこれまで払わなくて良かっ
7:47
た消費税を払わなきゃいけないさらに申告
7:50
書を作る手間も発生しますよと加えて
7:52
請求書をこれまで使っていた請求書の
7:54
フォーマットじゃなくてインボイスに対応
7:56
したものに変更する必要があるので場合に
7:59
よっては会計システムを導入したりという
8:01
コストもかかってきますねじゃあ免税事業
8:04
者を続けることはどうなんだろうっていう
8:06
とメリットはこれまで通り消費税の申告
8:09
納税をしなくてもいいし
8:11
請求書もこれまで通り変えなくていいって
8:13
ことですねだから直接的な対応が何も必要
8:16
ない手間かからないということですただ
8:19
デメリットとしてはインボイス発行でき
8:21
ないので取先から消費税分の減額を依頼さ
8:25
れたり取引を減らされたりする恐れがある
8:27
というわけですね
現状の結論
8:29
こういう仕組みを受けて今フリーランスの
8:32
人たちはどちらを選択するかというのを
8:35
迫られてるんですけれどもこれは考え方人
8:37
それぞれです何が正解というわけではなく
8:39
てただ僕自身がどうするかというと
8:42
ひとまずインボイス登録は見送る予定です
8:45
とりあえずこの9月末が起源の登録という
8:48
のはしない予定ですねで今後1年ごとに
8:52
その状況を見極めて登録すべきタイミング
8:54
で登録しようというふうに思ってます
8:57
ちなみに実はインボイスが始まった後の
9:00
年度というのは僕はもう課税事業者である
9:02
ことは決まってるんですね本の売れ行きが
9:04
少し良かったということがあって
9:05
1000万超えたのでそれで
9:07
課税事業者になるんですけれどもそれでも
9:09
登録はちょっと見送ろうと思ってますと
9:12
いうのも一旦
9:15
課税事業者になるとはいえその後免税事業
9:16
者戻る可能性も十分ありますしその時に
9:20
インボイス登録をしていたら引き続き消費
9:22
税の申告納税が発生しますからねで
9:24
もちろんそのインボイス登録した後に
9:26
取りやめるという手続きもあるんです
9:28
けれどもそれやるのも手間ですからねで
9:31
取引先に対してまあ
9:33
去年はインボイス登録してましたけど今年
9:34
はインボイス登録しませんみたいなことを
9:36
いちいちいちいちこう個別にやり取りする
9:38
のもちょっと大変だなと思ってもう
9:40
インボイスに対応しないんだったらもう
9:42
一旦対応しないというスタンスを明確にし
9:44
てその上で影響を見極めてもうインボイス
9:47
登録するときはもうずっとインボイス事業
9:50
者でいるっていう覚悟のもとにやろうと
9:52
いうふうに思ってますであとはその業界の
9:55
状況ですよね僕が今考えているのは大きく
9:59
分けて2つ
10:01
想定されるシナリオがあるなというふうに
10:02
思ってますまずはおそらくそのインボイス
10:05
登録しなきゃいけないなと思ってる人たち
10:07
が思い描いてるのはこの図なんですね
10:10
制度が始まって多くの人がインボイス対応
10:14
しますよとこれあの黒色が免税事業者で
10:17
赤色が課税事業者なんですけれどもこう
10:20
いう状況になるとクライアントにとっては
10:22
やっぱりインボイスを発行できるこの課税
10:25
事業者さんの中から仕事をお願いしようと
10:27
いう風になるでしょうから結果的にこの
10:30
免税事業者さんの仕事が減るということに
10:32
なるとこういう状況になるのが嫌だから
10:34
インボイスの登録しようというふうに思っ
10:36
てる人がいるはずですでも実際蓋を開くと
10:40
こういう感じじゃないかなというふうに
10:42
思ってるんですねつまりインボイス制度が
10:46
始まった後も引き続き免税事業者を続ける
10:48
という人の方が多数派で
10:51
課税事業者になると選択する人は一部で
10:53
あるとこうなるとクライアントにとって
10:56
みると
10:57
消費税の負担は確かに増えるんだけれども
10:59
もう
11:00
選択肢として免税事業者に依頼するしか
11:02
ないので
11:03
結果的にこの人たちも仕事を受けられると
11:07
課税事業者さんは登録したことによって
11:09
いろいろ
11:11
収入増えるかなと思ったけれども思った
11:12
より増えないということにもなりかねない
11:14
んですねそして重要なポイントは僕ら
11:17
フリーランスというのはリソースが限られ
11:20
ているということですねもうフリーランス
11:21
として生計を立ててる人っていうのは割と
11:24
も仕事もいっぱいいっぱいな状況じゃない
11:27
かなと思うんですねこれ以上新たな仕事を
11:29
そんなに受ける余裕ってないじゃないです
11:31
かだからインボイス登録しましたよとその
11:33
ことによって確かにその受注の件数が
11:35
増えるかもしれないんだけれども来た時に
11:38
それを
11:39
果たして自分が全部受けられるかっていう
11:41
とやっぱりそうじゃないと思うんですね
11:42
増やせる金額には限度があるのでにも
11:45
かかわらず
11:46
消費税の申告納税というのは確実にかかっ
11:48
てきますからね仕事が思ったより増えない
11:51
のに消費税の
11:52
負担だけ増えるってなるとそれはもう
11:54
デメリットでしかないのでそうなるのは
11:57
ちょっと避けたいなというふうに思って
11:59
ます
6年間の経過措置
12:00
次に経過措置のお話も押さえておいた方が
12:03
いいですね2023年今年ですね10月1
12:06
日からがこのインボイス制度が開始するん
12:09
ですけれどもその後6年間は経過措置と
12:11
いうものが設けられていますこの期間は
12:14
当初の3年間は簡単に言えば免税事業者に
12:17
対して払った消費税の80%は控除でき
12:20
ますよとで後半の3年間は免税事業者に
12:24
払った消費税の半分は
12:26
差し引けますよというふうになっているん
12:28
ですねさらにはこの期間中は1枚未満の
12:31
取引はインボイスがなくても仕入れ税額を
12:34
控除できるというルールもあってつまりは
12:36
インボイス制度の影響というのは今年の
12:39
10月からいきなりドンとすべてかかって
12:42
くるわけではなくて今後6年間にわたって
12:45
徐々に影響が重たくなってくる感じなん
12:48
ですね重たくなってくるというのは
12:50
免税事業者と取引をする発注側に及ぶ負担
12:53
がだんだん重くなっていくということです
12:56
つまり最初の方は負担はそれほどないん
12:58
ですねだからおそらくは
13:01
経過措置が最初続いている間は
13:04
免税事業者ともこれまで通り取引をし
13:06
ようって考える発注者さんが多いんじゃ
13:08
ないかなというふうに思ってますだから
13:10
インボイス登録しないからといって取引は
13:13
いけないガクンと減るって言うわけでは
13:15
なくてある程度時間をかけて徐々にその
13:18
影響が増えていくんじゃないかなという
13:20
ふうに思いますね
13:21
もう一つ
フリーランスを保護する法律
13:23
押さえておきたいのは下請け法とか
13:26
独占禁止法によるフリーランスの保護です
13:28
ねまあインボイス制度の仕組み上を
13:31
免税事業者と取引をする発注側が損を被る
13:34
ような仕組みになってるんですけれどもだ
13:36
からといって
13:37
免税事業者に対して支払う報酬を強制的に
13:41
減額したりとか取引をいきなり打ち切っ
13:43
たりということができないような仕組みに
13:45
なっていますその辺のルールを管轄して
13:47
いるのが公正取引委員会なんですけれども
13:49
例えばこういう風な情報が載ってますね
13:52
もともと11万円で契約していましたよと
13:55
報酬の総額がでも取引は終わってみたら
13:57
この人は実は免税事業者でインボイス登録
14:00
してないということは分かったから味は
14:03
消費税相当分払えないというふうにするの
14:05
はこれは下請け法違反なんですねですでに
14:08
公正取引委員会が注意をしていて例えば
14:11
そのイラスト制作業者さんから
14:12
イラストレーターへの依頼とか
14:15
農家とかハンドメイド作家とかですねまあ
14:17
こういう人たちに対して
14:19
経過措置で仕入れ税額控除が認められて
14:23
いるにもかかわらずインボイス制度の実施
14:26
後も課税事業者に転換せず免税事業者を
14:28
選択する場合には
14:30
消費税相当額を取引額から引き下げると
14:32
文書で伝えるなど一方的に通告を行った
14:34
事例が見られましたと要はインボイス制度
14:37
を理由として
14:38
消費税分
14:40
値下げしてくださいという風に通告した
14:42
わけですねこの業者たちがそれに対して
14:44
合成取引委員会は独占禁止法違反ですよと
14:47
いうことで注意を行ったということですね
14:49
この辺は知識不足だと思いますその発注者
14:53
側がこういう下請け法とか独占禁止法の
14:56
ルールを知らなかったがゆえに
14:58
陰謀制度が始まるから値下げしてねって
14:59
いう風に言ってきたと思うんですけれども
15:01
現状こういう法律のルールがあるので僕ら
15:04
受注側としてはそういう法律があるという
15:06
ことを覚えておいて必要に応じて交渉の
15:09
材料にしていくってことが求められますね
15:11
で大手はもうこういうあたりきちんと対応
15:14
していて例えばコクヨとかですねこういう
15:17
風に情報出してるんですねインボイス制度
15:19
のこういう風に
15:20
あの対応していきますよということで
15:22
例えばインボイス制度の登録の許容はし
15:26
ませんとかあとはインボイス登録しない
15:29
ことを理由に発注の取りやめとか
15:32
消費税相当額の金額を払わないといった
15:35
ことはしませんということですねこういう
15:37
風に大手は割と対応をきちんと決めてるん
15:40
ですけれども中小ですね発注者の中でも
15:43
中小の
15:44
企業がなかなかこの辺りが
15:46
伝わってない部分がありそうなので
15:48
きちんと僕ら受注側としてその辺のルール
15:52
を押さえておくと自分の身を守ることに
15:54
つながると思うので基本的なことを学んで
15:57
いただくといいのかなと思ってます
15:58
とりあえず僕は初年度はインボイス登録を
いつ登録するのか?
16:01
しませんということを決めましたけれども
16:04
今後どういう風にしていくかっていうのは
16:06
状況を見極めてということでお話をしまし
16:09
たインボイス制度の影響を誰が一番受ける
16:13
のかっていうと考えてみるとおそらくは
16:16
発注側のしかも資金力のない中小企業いい
16:20
んじゃないかなというふうに見ています
16:21
現状報道なんかを見ると個人事業主の免税
16:25
事業者でインボイス登録をしているのは
16:26
15%ほどしかないというふうに言われ
16:29
てるんですねやっぱりまだまだ登録する人
16:32
が少ないですよっていう状況を
16:35
踏まえるとやはりまあ発注側もその状況を
16:38
飲まざるを得ないというかしかも下請け法
16:40
とか独占禁止法の話もありますからこれ
16:43
まで通り
16:44
免税事業者であっても消費税をプラスして
16:46
お支払いしますっていう風になるんじゃ
16:49
ないかなと特にその出版社の最近の状況
16:52
なんか見てるとそういうふうに思います僕
16:54
自身も出版社からお伺いは来てるんですね
16:57
インボイス登録しますかとでまあ
16:59
とりあえずしませんよという風に返してる
17:01
んですけどだからといって仕事を減
17:03
るっていう話は一切ないですし
17:05
報酬が減るという話もないですというのは
17:08
まあそれを支払えるからということで
17:10
見込んでるからだと思うんですねそう
17:12
できるだけの資金があるからですよね
17:15
消費税の負担がいくらか増えますよと確か
17:17
にインボイス制度が始まるとそれでも
17:20
ビジネスを続けられる状況にあるので大手
17:23
はそういう対応をしていると先ほどの黒曜
17:25
みたいな形でただ中小企業は発注する時
17:30
これ絶対困るんですよねこれまで通り免税
17:33
事業者に発注をしていると消費税の負担が
17:36
増えるのでやっぱりそれは何とかして
17:38
ほしいというふうに思うはずですただその
17:41
まま大手は
17:43
免税事業者に引き続き発注しますよと
17:45
抽象
17:46
企業は発注できませんよってなると僕ら
17:48
フリーランスとしてもじゃあ大手と取引し
17:50
ますよってなるじゃないですか
17:52
結局そのビジネスなので発注がもう受注が
17:56
もうお互いお互いがお互いを選んでるよう
17:58
な関係にありますからね実はこの
18:01
消費税の免税制度というのは当然その
18:04
免税事業者にとっても
18:06
助かる仕組みではあったと思うんです
18:07
けれども発注側にとっても助かる仕組み
18:10
だったんですよねというのも例えば
18:12
ライターの報酬が1記事2万ですよって
18:15
なった時に発注側は22,000円を払っ
18:18
てるけれども実質的な負担は2万円で済ん
18:20
でたわけですよねで受注側は
18:22
22,000円を受け取ってますよとただ
18:24
発注側は2万円に住んでると実質的
18:27
にってなるとそれは発注側にとっても
18:29
やっぱり美味しい仕組みではあったんです
18:31
よねその仕組みがなくなるっていう事に
18:34
なると結構その資金力のない
18:36
企業というのは厳しい立場に置かれるん
18:38
じゃないかなという風な気がします
今のうちにやっておくべき値上げ
18:41
最後に
18:43
値上げ交渉の話ですねこれ絶対もう
18:46
フリーランスの人はやっておかないといけ
18:48
ないなと思ってますで今インボイス制度に
18:50
ついては
18:51
賛成派反対派に少し分かれて議論なんかも
18:53
行われてますよねでどちらの
18:57
理屈もわかるんですよ
18:59
免税事業者の受注側としてはその消費税
19:01
相当分も含めて
19:03
報酬だと思ってるんですよねやっぱり生活
19:05
をしていくにはその
19:08
報酬プラス10%の消費税があるからなん
19:10
とかやりくりできてたんだよとその10%
19:12
がこれから払わなきゃいけないってなると
19:14
やっぱり相当きついよっていうのが
19:18
免税事業者の本音ですよねでもインボイス
19:20
に賛成してる人っていうのはやっぱりその
19:22
消費者が
19:23
収めた10%なりの消費税が最終的に国と
19:27
か地方に行かないのはやっぱり納得できな
19:29
いっていうところのせめぎ合いがあるんだ
19:30
と思いますなので今後を考えると受注側の
19:34
フリーランスとしてはその消費税を抜いた
19:37
報酬分だけで生活を成り立たせていける
19:39
ようにしていかないとと思うんですね
19:42
インボイス制度が今後どうなるかというの
19:45
は政治の話なので僕は分かりませんけれど
19:47
も今後消費税の
19:49
税率も
19:50
上がっていくかもしれないっていう状況に
19:52
おいてはやっぱりその
19:54
免税の仕組みがあったから生活を送れてい
19:57
たフリーランスはその免税制度がなくなっ
20:00
ても生活を送れるようにしなきゃいけない
20:02
ですよねなのでやるべきことは報酬本体の
20:06
値上げですよ僕自身今
20:08
値上げ交渉というのは去年くらいかからか
20:10
な結構やってまして戦闘
20:13
弱の値上げですね記事の単価を上げて
20:15
くださいとか新規でご依頼いただく方に
20:17
ついてはこれまでの相場のやっぱり10%
20:20
程度上乗せして
20:22
提示をしてますまあそういう形で
20:24
値上げをして
20:25
将来的にもしかするとインボイス登録をし
20:27

20:28
消費税を払わなければいけない状況が来る
20:30
かもしれない結構そうなる可能性は高いと
20:32
思ってますこの時に
20:34
払っても全然生活していけると
20:35
フリーランスを続けていけるという状態に
20:37
したいと思っているので
20:39
値上げ交渉をやっていきたいなというと
20:41
思ってますこれは余談なんですけれども
20:43
この前ある税理士の方とお話をしていて
20:47
言われたのは
20:48
インボイスに登録する登録しないというの
20:51
は各々の判断っていう話があったんですね
20:53
でその上でどちらにせよやっぱり自分自身
20:57
でこの制度の仕組みを理解して判断できる
21:00
人じゃないとこの後そのフリーランスを
21:03
続けるのは難しいだろうというふうに
21:04
おっしゃってましたこれは一理あるなと
21:07
思っていてやっぱりフリーランスって
21:10
結局そのリスクとリターンを考えて普段
21:12
から
21:13
活動をしますよね自分がかけてる時間に
21:16
対して見合った報酬を得られるのかこの
21:18
取引先を選ぶべきか別の取引先を選ぶべき
21:21
かこの事業をやるべきかどうかみたいな
21:24
判断を常に迫られているのでインボイスも
21:27
やっぱりその一つではあるんですね先ほど
21:30
言ったように登録することにもリスクは
21:32
あるし登録しないことにもリスクがあって
21:34
そのどちらのリスクを取るのかというのは
21:36
自分で考える必要があってここでまあよく
21:39
わからないからほったらかしにしておこう
21:41
とか逆なんとなくもありがとう登録してる
21:43
から自分も登録しようみたいにやってると
21:46
やっぱり将来的に自分が想定しないリスク
21:48
を目の当たりにして結構大きなダメージに
21:51
なってしまう可能性がありますよね
21:53
おそらくこの僕の動画見てくださってる皆
21:56
さんはその自分で情報を取ろうとされてる
21:58
方なので大丈夫だと思うんですけれども
22:01
インボイスに限らずですからね
22:04
税金のルールも毎年のように結構変わって
22:06
ますし社会保険のルールであったり事業者
22:10
を取り巻く法律のルールなんかも日々
22:12
変わってるわけですその辺を見極めて自分
22:15
はこういうふうに動いていけば続けられる
22:17
んじゃないかこれはちょっとやりすぎかな
22:19
とかそのあたり自分で判断しようとして
22:21
いく姿勢がめちゃくちゃ大事だなという
22:24
ふうに思ってます
22:25
なのでまあそういう
22:27
判断に僕の出してる本であったりこういう
22:30
YouTubeなどのコンテンツがお役に
22:32
立てればなんかとても嬉しいなというふう
22:34
に思いますねということで本日の動画は
おわりに
22:37
以上となります今回結構久しぶりの動画の
22:41
公開になってますちょっと1ヶ月ほど子供
22:44

22:45
夏休みがあってやっぱり
22:47
撮影が難しいなという状況があって
22:48
しばらくお休みをさせていただいてました
22:50
またこれからフリーランス向けにいろいろ
22:52
お金の関係の情報など発信していきますの
22:55
で引き続きご覧いただけると嬉しいですで
22:58
はまた次回の動画でお会いしましょう
23:02
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