人の持つ成長の欲求を向上心と向上感に分けるとしたら
人との競争に勝ちたい、自分が優位に立ちたいといった
誰かの用意したレールで自己実現を求める意欲が前者。
自分の内なる気持ちの欲求に忠実にあることから
自分基準の美意識を高めていきたいという意欲に変えていくのが後者。
成長意欲を開拓していくときにも
大きく2つのパターンに分けられるところがあると思います。
向上感という言葉については
斉藤孝さんの著書から引用させていただいたものです。
どちらの生き方に充実感や幸福感を感じられるのか、というのは
その人の持つ価値観によって変わってくるところですが
競争の中で走り続けてきて
常に競争相手を意識することで
消耗していると感じられるときには
自分の内なる心のメッセージを
受け止められていないところがあるかもしれません。
自分基準で生きるというのも
必ずしも楽な生き方ではありませんが
自分で自分を律する気持ちを養うことが出来ることで
自分の欲求を客観的に評価できる
自分という視点を持たせることにも繋がっていきます。
他人との競争の中で
一元的な視点としての自己評価からくる視点を
多元的な視点としての自己評価に切り替えていくことから
他人と比べて劣っているといったストレスから
冷静に自分を見つめ直すことが出来るようになっていきます。
他人の視線を気にせずにアブノーマルに生きるのではなく
自分の内なる欲求から
相手の気持ちも察してあげられることが
心の成長にも繋がっていくものだと感じるところです!
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