猛烈に暑い日でした
人と会う度「暑いですね〜」と言ってしまう
頭がぼーっとしている
本日の稽古
深川節のおさらい
<注意点>
・2から3の移動は、指をなるべく離さない
・2の坪が下がり気味なので気をつける
・10や12の坪を押さえるときは、腕を体から握りこぶし一つくらい開ける
弾いているうちに、2の坪と三の坪の指の幅が狭くなって来てしまう、
初心者にありがちな注意点
先生の替え手が入ります
そして今日、水の流れを表現した「佃の手」という前奏を教わりました
深川節のイントロで使います
いろいろな曲と組み合わせて、情景を音で表現するのです
口三味線でいうと、
ちゃらりちゃらりちゃん、ちゃらりちゃらりちゃん、
ちゃらりちゃらりちゃん、ちゃらりちゃらりちゃん、
ちゃらりちゃらりちゃん、ちゃらりちゃらりちゃん、
ちゃらりちゃらりちゃん、ちゃらりちゃらりちゃん・・・
川へ舟が滑り出て、大きな流れにゆっくりとこぎ出し、海へ出て行く・・・
[]︎あ、サぁテ、(深川節の出だしの掛け声)
これから吉原に繰り出す客のワクワク感を表現しなければなりません・・・
※歌川広重「名勝江戸百景 永代橋佃島」
2曲目は
熱田神戸節
♪どどいつどいどい、です
何も考えずに練習していましたが、
いきなり出てくる初体験の技、難易度C登場
消し手(けして)
電気を消して、ではありません
糸を薬指の腹で軽く触れて、音の響きをわざと消すのです
音を歯切れ良くピタッと止めるとでも言いましょうか・・・
これを、はずみながらやらなければなりません
消し手の譜面上のマークは、ケ、もしくは△
消すところはどこですか?と聞いてみると、
「決まってないんだよ」
マジですか(^_^;)
でも、そう言われても分からないので、
ケじるしを書き込んでもらいました
これは難しい・・・
強く押さえ過ぎるのはアウトです
弾きながら関係の無い指で軽く触れるのは難しいです
三下がりにはこのような、譜面にはない、飾りの手をよく入れるんだそうです
単調なので、飽きないようにいろいろひねりを効かせるんですね
簡単な曲のうちに、消し手を覚えるいい機会だから練習するように言われました
これからどんどんいろいろな技が出てきます
頑張らねば・・・
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2019年08月01日
「佃の手」&消し手
posted by konomezuki at 19:56
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