久しぶりに立ち寄った地元の和菓子屋さん。
キッコーマンの御用蔵醤油を使った「醤油羊羹」で有名なお店です。
ここには、とても季節感に富んだ生菓子が、常時15〜20種類ほどもあるのです。
選ぶのに迷うほど・・・いつも見ていて目移りしてしまいます。
どのくらい種類豊富かというと、
例えば柿の種類だけでも、青柿から始まり、
ほんの少し色づいた柿から熟し切って落ちる寸前の柿まで5種類くらいあります。
ここの生菓子は、小ぶりで細工が細かくて美しいのです。
店内には月替わりで、全技連マイスター認定のご主人が作る、
本物そっくりの華やかな工芸菓子が飾られています。
↓今回は、ほおずき、朝顔、かきつばた、若鮎。
↓川の中の鮎二匹、玉砂利の感じが本物みたいです。
個人的には寒天の川の色が見事だと思う。梅雨時の感じの川を良く表していると思いませんか。
↓裏千家からもお墨付きの評価。
↓こちらは野田産枝豆を使ったお菓子、その名もずばり「枝豆」。
↓裏千家からもお墨付きの評価。
↓こちらは野田産枝豆を使ったお菓子、その名もずばり「枝豆」。
お茶席でもよく使われるそうです。
枝豆そのままの風味と香ばしいきな粉がとても美味しいです。
梅雨が明けると、これらの生菓子も、夏らしいものにガラッと変わるのでしょう。
また、入れ変わった頃に行かなくては*^^*
京都の和菓子職人さん曰く、日本には季節が72あると言います。
季節って4つじゃなかったんですねぇ・・・^^;
その72ある季節を、手の平ひとつに乗る小さな世界に込める、この和菓子の世界。
私はいつも、和菓子に日本の美意識の集大成を見るのであります。
御菓子司 喜久屋
Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.
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