結城単の方はいよいよ大詰めの行程です。
掛け衿の絎けと、袖は次回までに付けてくることに。
それと平行して帯かがりをすることになりました。
諸紙布柿渋=和紙の帯です。
赤い糸を柿渋で染めてあるんですね。
八寸帯は自分でもかがれるので、初めて帯の反物を未仕立てでゲットしてきました。
八寸帯はひたすら両耳をかがる、かがる、かがる・・・
お太鼓部分をトンネル仕立てにすると、涼しげで良いのですが、
不揃い耳のぼさぼさがダブルで目立つので、大変だけど全部かがることにしました。
ん?ラベルよく見てなかったけど和紙100%?・・・ってことは縦糸も和紙なのだろうか?
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うっそー。この細い糸、紙?
あ、千鳥掛けの糸はシャッペの手縫い糸です。
アップにするとロープみたい。右撚りになってるのが分かります。
(ちなみにミシン糸は左撚りです)
細い縦糸の先っちょをほぐしてみると線香花火の、手で持つところのようになったので、
すごく薄い和紙を、ごく細く切ってこよりにし、糸状にしたものだと分かりました。
ちゃんと紙だったんだ・・・。
どう見ても糸なんですが、和紙ってすごいなぁと思いました。
布も好きですが、ますます紙のファンになりました。
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