三味線の発表会前夜
一年ぶりに明日は着物を着るので、ということで
着ていくものを一通りチェック
去年薄紫系を着たので今年は違うのにしよう、
と思っても、私は黒っぽい濃い色の着物が多く、あまり春らしくないことに気づく
唯一薄い色である象牙色みたいなベージュ系に合う帯といったら赤茶系のしかない
そこへ紫の小物という難しいコーデになってしまった
このコーデは絶対誰もしないだろうという上級色合わせ
何故そこへ紫?履きたい草履の鼻緒が紫なのだ
↓コレ
三分三枚草履にぼかし福林花緒
私が世の中で一番好きな色
履き物をどれにするかで、コーデを決める私
江戸っ子の履き倒れ!
襦袢に半襟付いてない
確か去年着ようとして、半襟に汚れ筋が付いていたので、急遽違うのを着たような気がする
襦袢着用後、その時は半襟が汚れていないように見えても結構皮脂汚れが付いている
長期間半襟付けっぱなしにしていると、皮脂汚れジミが浮き出て来る
なので、全部の襦袢をチェックして全部外して半襟洗ったのだった
半襟は、いつも折っているところだと同じ場所に汚れ筋が付きやすいので、
付けるとき、折り目を少しずらしてきれいなところを出すと良い
衣紋抜いた内側は皺が寄りやすいので、襟肩空きから少しつらせ目に縫い付ける
私は、後から通す衿芯が好きではないので縫い付ける衿芯にしてあるため、
あまり気を遣わずにざくざく縫うだけで済む
半襟付けって、直前に気づくことが多いので、誠に面倒くさい
両面テープで付ける強者もいるらしいが・・・
急遽、鎖骨パッドを作ってみた
着物は鳩胸が美しいとされています
私みたいに巻き肩で鎖骨がえぐれて胸板が薄過ぎる人は、襟が浮きやすくて決まりにくい
横から見たとき貧相に見えてしまう
着物は補正をしたほうが美しく見えます
平面的な着物を立体的な体に巻き付けるのだから当然です
寸胴体型にするのがコツですが、
しかし、この補正というのは結構落とし穴
補正着というのも売ってるけど、防弾チョッキですか?というくらい物々しい
よほど細い人でなければ着物姿がごつく太って見えるに決まっているし
補正してると暑い
タオル折って当てたりするけど、私にはタオルの厚みが均一すぎて、
へこんだところ盛りたいのにあまり盛れず、余計なところが分厚くなる
パッド代わりに薄いガーゼハンカチを折りたたんで入れるのも同じこと
ハンカチ折っただけじゃ厚みが均一なのでイマイチだ
ほんの部分的な補正でいいにも関わらず、
なかなか一発でちょうど良い形に決まる方法がないので
「V字変形版」のパッドをハンドタオルとガーゼ晒しで作ってみた
盛りたいところはドミット芯で厚みを足してあります(よほど本体が薄いので)
ガーゼ晒しは滑らないので、肌襦袢の上に乗せるだけで落っこちない
三角に折って鎖骨とみぞおちの凹みをカバー
肩に引っかかる部分は、ちょびっとで薄くしてあります
ここが厚いとイカリ肩補正になりそうな気もしますが、
肩がたくましく見えてしまうのでNGです
これで少しは襟元がかっこよく決まるかなあ
着付けのおさらいをYouTube動画で調べておくかあ
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2023年03月18日
半襟付け&着物の補正
posted by konomezuki at 19:12
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