2018年09月13日
「博多子守歌」初稽古
このところ、ホットコーヒーを頼みたくなる気温です
涼しいとこんなに楽なんだ〜という実感
例によって稽古の後は放心状態
一息入れながら、頭の中で反復というか復習をして整理しないと帰れません
本日の稽古
曲は「博多子守歌」です
予習で少し音を拾って来たものの・・・
先生「いきなりやってみようか?」
ギョギョッ(^◇^;)マジですかー?!
まずは一小節ずつやっていきます
わからない音の説明
初めて出てくる4のハジキ「リン」は4を押さえながら薬指で糸をはじきます
このとき、なるべく爪を立てて(第一関節を思いっきり曲げて立てる)押さえないといい音が出ません
曲の途中で3のハジキも出てくるので同じ要領です
そして、初体験のツボ、9、10と続きます
難関なのが4から6に移る指押さえ
人差し指で4、続いて薬指で6
4を押さえたままで6を押さえるというのが難しく、私はこれがなかなか出来ません
今日はこのコツを細かく徹底指導!!
力の入れ具合、移動の仕方、手全体の、指の立て具合などが全て連動しています
理屈は何とか飲み込めたのですが、後は練習あるのみです
唄は短いですが5番まであるので
リピートが5回、こ、これは練習になります・・・
しかし、途中から先生の唄が入ると、唄に気を取られて(聞き惚れて)思わず耳が混乱します
繰り返し5回の中で、集中力が途切れて何処を弾いているのか分からなくなって止まったり、
一瞬気が呆けて、さっきは出来たのに同じ所をとんちんかんに間違えたりします
左手が先行してしまい、えーっと次なんだっけ??ヤバー・・・!!みたいにオロオロします
・4の次の2の0(トン)、1の0(ドン)は、音としては関係ないけれど4を押さえたままにしておく
・リンのあとの同じ音のチンは、同じ音を弾いているけれど、チンは力を入れて押さえ込んで
チンとリンは違うんだぞー!とわざと主張するように弾く
・リンを弾くときのバチの離し方も、ゆっくり離す
だんだん細かい弾き方の注意が必要になってきます
・バチは大きく動かしてバチーン!!と打楽器だと思って思いっきり弾くこと(遠慮してはいけない)
・「溜め」が大事。先を焦ってはいけない。
動きが宙ぶらりんだとすぐ次に手が行きがちで、ついテンポが速くなっていってしまう
音と音の間、宙に浮き上がったり、次に移るまでの半端な動きはNG
・とにかく、徹底的に無駄な動きはしない
・力を抜くこと(バチが皮に当たった時が一番力が入っている状態)
・一定の位置に振り上げること
(力を抜きながら振り上げ、抜いたままバチので重みで振り下ろす)
???難しすぎ・・・逆になってしまう(先は長い)
まず、来週までに4→6への指運びが宿題です
何故か私は、みんなが出来る普通のことが出来ない・・・
今週から、稽古を録音させていただくようにしました
他の方々も皆さんそうしているそうです
聞き返すと、iPhoneはとてもよく音が入っているようです
しかし、録音した自分の声って、なんであんなに気持ちが悪いのだろう・・・?
自分で聞くとメチャメチャ違和感です・・・
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posted by konomezuki at 21:40
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