台風ラッシュのお陰でまたも1ヶ月以上振りのカヤックフィッシング。
お預け期間のおかげで、ジャンク品をメンテナンスして復活させたオシアカルカッタとか、ボルトを交換してようやくシートを固定できるようになったりと、それなりに良いこともあるけれど、釣りをしなきゃ意味がない!
鼻息荒く日の出時刻5:30の10分前に海岸に到着。
波なし、風なしの絶好のカヤックフィッシング向けコンディション。
今回も近場には目もくれず足こぎ40分ほどの水深25mの根回りを目指す。
つもりが・・・水深10mもないところを移動中、海面にナブラというのか、モジリというのか、ザワツキを発見。
近づいてみると、魚群探知機(ホンデックスPS-611CN)の画面にはっきりとした大きな魚の群れの反応が出ている。
カヤックを乗せても反応が消えないので、ベイトフィッシュを捕獲しておくのもいいかな、とジグサビキのショットガンを投下。
◇サビキ仕掛け→追っかけアジ10本針 ハリス3号 幹糸5号
◇ジグ→ジャクソン ギャロップアシスト 40g
3投目くらいで何かヒット。
サバかなにかかと思ったら、釣れたのはコノシロ。
この辺りだと春先に釣れるイメージなので、ちょっと意外。イワシかなにかの小魚も跳ねているようなので、しばし粘るけれど、釣れるのはコノシロばかり。
20分くらいこの場で時間をロスしてしまったことを悔やみつつ、足こぎ再開。
そして目的の根回りに到着。
前回もイワシが群れていた辺りに、またイワシのナブラが出ているので、近づくと魚群探知機(ホンデックスPS-611CN)の画面には猛烈な反応で、海底だか魚だかよくわからないほど。
早速、ジグサビキのショットガンを投下。
すると、1投目の巻き上げで40cm弱のワカシがヒット。
ジグサビキのジグ(ジャクソン)にヒットしている。
これは幸先が良さそうだと、ショットガンを続ける。
すると、ほぼ入れ食い状態で毎回のようにイナダがジグにヒット。
泳がせのためのイワシがサビキにヒットする前にイナダがジグを食ってる感じ。
たまにイワシがかかって、泳がせようものなら、百発百中でイナダがヒット。
そんな状況で、律儀に釣れる度に〆てクーラーち放り込んでいたら、あっという間に小さなクーラーのリミットが迫ってきてしまった。
あと一匹だなぁ、と思ったとき、サビキにイワシが付いたので、少しポイントを変えて泳がせようと、足こぎしていると、イワシに食いついたやつが!
今までのイナダとは比べ物にならない力強い引き。
かなり糸を出されたので、カヤックを深場所に移動させながら慎重にやりとりして、ようやく見えたのは、美味しいカンパチ!
45cm位の丸みを帯びた姿がなんとも美味しそう。
それにしてもこの「追っかけアジ」というサビキ仕掛け、本当に恐るべし耐久性!信頼性!ここまで10匹近いイナダを仕留めた上に、3号ハリスの枝針でこのカンパチまでしっかり仕留めてしまうとは。
さて、この嬉しいカンパチをクーラーボックスに入れた時点で、氷の入ったペットボトルを入れて超満タン状態になってしまった。
写真に一匹写るカサゴはこのあと泳がせ釣りにヒットしたもので、小さいからなんとか収まった。
クーラーボックスほ満杯だけれど、折角青物の手応えを味わえるのだし、カンパチなら最悪魚の入れ換えも・・・なんてよからぬ思考がよぎり、再びショットガンを投下。
すると、先ほどと同じあたりで、同じように泳がせのイワシに大物がヒット!
しかし・・・この日最初で最後の痛恨のバラシ!
あらぁ〜、逃がした魚はいつも通り巨大。
膨らむ妄想では良型に間違いない美味しいカンパチを逃すとは・・・また来いよというメッセージと受け止めよう。。
その後はジギングに専念して3匹のイナダをリリース。
途中から、徐々に周りに増えてきた遊漁船の燃料臭とエンジン音、さらに船頭のアナウンスの賑やかさに耐えられなくなったこともあり、ここで納竿。
いやいや、気候もよくて、魚も釣れて、なんとも楽しいカヤックフィッシングだった。
さて、また台風が発生したようなので、来週末は難しいかもしれないけれど、この秋、あと何回、楽しいカヤックフィッシングができるかなぁ・・・
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