カヤックフィッシングを始めて、すぐに買ったカヤックカート(ドーリー)は、比較的安価に購入可能な、こんなタイプ。
最初に乗ったハリケーンカヤックスのフェニックス120のバウのハッチにも折り畳めば収納できるという点に惹かれて購入した。
その後、しばらく使ったけれど、船艇の形に合ってないのか、ラッシングベルトの固定の仕方が下手なのか、移動中に緩んでしまい、段差を超えた瞬間、カートが折り畳まれてしまう事が何度かあった。
前後方向の力で折り畳まれる構造では移動中のラッシングベルトの緩みが致命傷になる。
そこで、当時サウスウインド でたまたま見つけたヘビーデューティカートというものを購入。
これは、折畳みではないものの、タイヤを外せばホビーカヤック のハッチ内にスッポリ収まる上、船艇の形状にカートのフレームのH型の形状がバッチリフィット。ベルト内蔵なので固定もしやすく長年愛用してきた。
しかし、それも経年劣化か、移動中に溶接部分が崩壊。
重たいホビーカヤック を何十回と乗せて、道路と歩道の段差を無理矢理乗り越え続けなければならないのだから、無理もない。お疲れさん、だ。
サウスウインドでも、ネットで探しても同じものは売っていないので、やむなく一度は修復を試みたけれど、数回使用するうちに、やはりトラブル発生。
結局、次の相棒となるカートを探すことになってしまった。
そして、ネットで色々探した結果、使い勝手の良さそうなものを発見。それがFACTORY ZERO(ファクトリーゼロ) コンポドーリー ワイドタイプ F200W。
【全体サイズ】
車幅 約620mm
受け幅 約300mm
タイヤサイズ 約280mm(ノーパンクタイヤ)
重量: 約2.33kg
材質: アルマイト付耐蝕アルミ25φパイプ
セット内容: クッションチューブパッド,F200ラッシングベルトループ(2.3m)
【特徴】
このコンポドーリーはカヤックフィッシング用シットオンカヌーやサーフカヤック,ボードセーリング,ロングボード用に開発した新形状ドーリーです.
簡単に分解できシーカヤックのハッチも収納可能,ドーリーへの積載も1人で簡単にでき,ポイントまで距離がある時便利なドーリーです.
2本のカヤック縦方向に走るフレームで船体を支える形状は、従来使っていたものと同じ。
そして、簡単に解体できて、ハッチ内に収納できる。
ちなみに、ハッチ内に収納しなくても、海岸や車などに置いていけば良いなではないかと思われるかもしれないけれど、自分は大いにあると思っている。
一つは、海岸などにカートを置いていった場合、盗難等により紛失する可能性がある。常におひとり様状態の自分にとって、カヤックカートがなくなるのはかなり辛い。
ホビーカヤックは、ドライブや釣り具などをすべて降ろしてもおそらく20kg超のヘビー級。
ヒーコラしながら家までの200mほどの距離を運ぶことは不可能ではないものの、腰痛必至。
また、ハッチに収納せず、デッキに乗せておけば良いと思うかもしれないけれど、釣りをする際に、ひょんな事でラインがカートに絡んでしまったりする事もあるので、デッキに載せるものは少なければ少ないほど良いというのが自分の考え。
もちろん、壊れた際に代用するための予備カートも非常に重要だ。自分の場合は、今使用している普通の折り畳みタイプのものが、再び予備になる。
そして、もう一つの理由は、強風などで、やむなくホームではない海岸などに不時着した際の移動手段の確保。
もしそう遠くないなら、カートがあれば牽いて帰れるかもしれないし、駐車場まで移動して、車で回収に行くこともできる。
さて、そんなこんなで新しく購入したカヤックコンポドーリーを早速、試着。
想定どおり、レボリューション13の船底の形状にフィットして、とてもセットしやすい。
ちなみに、重心的に一番いい場所はこのあたり。これを覚えておくといつも快適輸送が可能になる。
動かした感じも滑らかで、いい感じ。やっぱりノーパンクタイヤは良い。
(砂浜の砂質によってはノーパンクタイヤでは役に立たないこともあるそうなので、要注意)
このカヤックコンポドーリーとは、長いお付き合いになることを期待したい。
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ありがとうございます。タイヤの細さだけ気になりますが、まだ使ってないのでなんとも。こちらの浜なら平気そうですが。