実は、モーターに不具合があり、Hiしか作動しなくなったのです!
Loが作動しないから、当然のように?間欠もオートストップも効きません。
当初は、Hiだけでも動けば、車検は通せるし、それでヨシ!なんて思ってました。
だけど、何度か雨天走行をして、気が変わりました!
何しろ、オートストップが効かないと、スイッチOFFでストン!と止まるから、フロントウィンドウの目障りな位置に鎮座するワイパーが、邪魔で邪魔で仕方ありません!
そこで、ワイパーモーターを摘出し、不具合原因を探ろう!と、もう一度、ダッシュボートを開く事にしました!
ダッシュボードを開くのは、これで3回目です。鼻歌まじりに作業できます!
ワイパー固着で止まったらヒューズを外す!
今回のワイパートラブルは、スノボに出かけた帰りに発生しました。
スグに対処すれば、ワイパーリンクの破損のみで、ワイパーモーターの不具合を引き起こさなかったかもしれません。
モーターの不具合まで拡大した原因は、ワイパーが固着して動かなくなった時に、通電を遮断できなかった事です。
つまりヒューズを抜いていれば、モーターは無事だったはず!
ヒューズ装着のまま放置してしまった事を考えると、夜も眠れなくなります!悔し過ぎ!
ヒューズを抜いてたら良かった!
ワイパーが固着して、すぐにヒューズを抜かなかったなんて、今思えば、アホ!ですね!
だけど、その時は、土日の2日間、スノボで滑りまくって疲れていたし、帰りの道中だったから、チラとヒューズ外そうか?と思ったのに、ヒューズボックスを確認するのが面倒で放置しちゃいました。
何となく過負荷時には、バイメタル?で電源遮断する?回路が組み込まれているんだ?とも思ってたし、まぁ大丈夫でしょう!なんて気楽に考えてました。
そして、スノボから帰ってからも、そのまま数か月ヒューズを抜かずに、ときどきクルマを動かしちゃった!
つまり、帰りの道中の数時間だけじゃなく、その後、数か月の期間、エンジンがかかる度に、ワイパーモーターに通電し、負荷がかかり続けたのです!
電源遮断装置だけど、何処に組み込まれてるんだろう?モーターには見当たらないし、勘違いなのかもしれませんね!?
勝手な思い込みに頼らず、不具合に見舞われたら、そこのヒューズを抜いちゃえば、その時点で通電は遮断されるから、たぶんワイパーモーターは正常作動していたんじゃないかな?
あ〜やっぱり悔しい!ヒューズ抜かなかった事がムチャクチャ残念です!
モーターをバラしたのに、見落としちゃった!
さて、今回のワイパーリンク修理で、パーツを発注する前に、一度バラして不具合パーツ一式をクルマから取外しました。
そんな時期に、たまたまポンコツ仲間の方の家に遊びに行ったので、ワイパーリンクの不具合パーツを持ち込んで、まずワイパーモーターに通電し作動確認してもらいました。
そして、Hiの正常作動を確認できました。しかし、Loが動かない気配だから、下手したら間欠もオートストップも作動しないかもしれない!なんて言われたのです。
だけど、Hiが動くなら、それで上等!
とりあえずワイパーが動けば車検に通るからヨシ!なんて気軽に考えちゃいました。
結果的に、二度手間になってます。メンテナンスに対するホンキ度が足りなかったのです。
さらに、ポンコツ仲間の方に、ワイパーモーターを作動確認してもらった後、ワイパーリンク関連パーツが届くまでの間に、一度モーターをバラしました。
その時にモーターのブラシ部を見たのですが、少し黒くなってる!焼けてるかも?って思った程度。そんな気がしたんなら、もっと真剣にチェックして原因を探れば良かった!
完全に不具合原因を見落としてます!
ワイパーモーター内部が、こんな状態だったのを、目視してたんです!
焼けてないか?
良く見ると、ワイパーが固着したのに、通電が続いて、過熱により黒ずんでる気がします。
青のリード線が真っ黒!基盤も焦げてる?ように見えるし、メタル部は過熱?というより焼け?で表面が変色してるように見えます。
確かに、最初見た時に、ブラシ辺りが焼けてるかも?なんて思ったのです!
あの時、何故?何も対処せずに、クルマに組み込んじゃったのかな?今考えると悔し過ぎ!
この時対処していれば、今回ダッシュボートをバラす必要なんて無かった!ヤレヤレ!
3度目のダッシュボードバラしという無駄な作業は、ビンテージカーオーナーとしての、ホンキ度の不足によるものです!ポンコツ愛好会?なのか?同好会?から追放されそうです!
さて、ワイパーモーターを摘出し、不具合の原因を探してみましょう!
ビンテージカーメンテナンスの必須ツール
ワイパーモーター摘出のため、まずはダッシュボートを開きます。この作業は3回目です。
3回も行うと、何となく必要なツールも手順も、ほぼ覚えてしまい、1時間もかからずに開く事が出来ます。
ですが、最初に開いた時は、ビスの固着に四苦八苦し、ツール選びに時間を喰らい、予想以上に手間暇かかりました。
今回は、必要なツールだけ手元に並べました。これだけでツールを探すロスが激減します。
インパクトドライバーがあった方が良さそう!
さて、古いクルマのメンテナンスでは、インパクトドライバーが必須です!
たぶん、初度登録から青空駐車でも、10年や15年程度経過したクルマなら、インパクトドライバーなんて使うのは、ブレーキ回りや排気系周辺だけでしょう。
今までに、初度登録から15年程度までのプジョーに乗っていた頃はインパクトドライバーなんて使いませんでした。
もちろん、JB31Wジムニーシエラも2002年に9年落ちで入手後、数年間はインパクト不要でした。
しかし、先日、はじめてダッシュボードをバラしたとき、インパクトドライバーがあって良かった!と思いました。
もちろん、現在行っている、JB31Wジムニーシエラのサビ対策で、フロント回りのパーツ外し時には、ビスの固着がムチャクチャ多く、頻繁にインパクトドライバーを使ってます!
サンデーメカニックの儀式
さて、必要なツール類を手元に用意したら、早速ダッシュボードをバラシはじめます。
その前に、バッテリ端子を外します!
マイナス端子を外しましょう!
コレはクルマのメンテナンス前の儀式として行います。クルマをいじる前に、バッテリーのマイナス端子を必ず外すようにしています。
外さなくても、問題ない事が多いのですが、うっかりミスがあった時に、外しておいて良かった!と思う事があるはずです。
続いて、ステアリングを外します!
ホーンを鳴らさないように!
この時、ホーンボタンを押しちゃう事がありますが、バッテリ端子を外しておくと、ホーンが鳴る事がありません。
サンデーメカニックの庭先メンテナンスでは、週末の早朝からクルマをいじります。
休みの日の朝っぱらに、ホーンを鳴らしまくると、隣近所からクレームが入るかもしれません。
JB31Wジムニーシエラという、ポンコツ解体車を乗り回しているだけで、変人扱いされかねないのです。だから、クルマいじりの前に、バッテリー端子を必ず外すようにした方が良いのです。
ダッシュボートをバラしましょう!
さて、ダッシュボードを開くために、周辺のパーツを外していきますが、センターコンソールやグローブボックスなどは、固定ビスを外せば外れます。
ビスが目につかないところもありますが、ダッシュボードをグイグイ動かすと、ビスの位置は判ります。
ほとんどのビスは、普通のドライバーで外せますが、狭いところのビスは、普通のドライバーで外せません。それが、メータやダッシュボードサイドのビスです。
早速、普通のドライバーが使えない、メーターを外します。
チビデブじゃないと無理!
メーターは、普通のドライバーだと外せません。通称チビデブのプラスを使います。
チビデブは、ダッシュボードの横のビスを外す時にも使います。
チビデブが大活躍!
普通のドライバーを使う場合、ドアのベルトを外す必要があります!
面倒なので、チビデブを用意した方が効率的です。
続いて、ダッシュボードを固定しているビスを外します。
コイツは、ダッシュボート中央のビスで、カバーで隠れています。
コイツが固着していました!
車内なので、インパクトドライバーは不要だ!と思っていましたが、ダッシュボートを固定しているビス3本のうち、2本が固着していました!
1本は、インパクトドライバー1撃で動きましたが、真ん中のビスはビクともしません!
住宅街の庭先メンテナンスなので、近所の目もあるし、ハンマーを控えめに撃ちつけていましたが、10撃!20撃!でもビクともしません!
仕方なく、近所の目を忘れ、ホンキになって、思い切りガンガン!撃ち続けました。たぶん、50撃くらいか?それでやっと外れました。
当然、ベース部もかなり曲がりました。
インパクトドライバー登場!
ダッシュボートのビスを外す時にインパクトドライバーを使う場合は、フロントガラスに気を付けましょう!
ハンマーを撃ちつけるとき、手元が狂うと、フロントガラスに当たるかもしれません!コンパネで養生した方が安心です!
その他のセンターコンソール周りや、グローブボックス周りのビスは、普通のドライバーでドンドン外せるはずです。
そして、ダッシュボードを開く前に、ボンネットのロックを外します。
ケーブルを車内に押し込みます。
ボンネットのロックを外したら、ケーブルを車内側に押し込みます。
これで、ダッシュボードは外れます。
ここまでの作業を、はじめて行ったときはビスの固着と試行錯誤が多発し、ダッシュボードを開くまでに2時間くらいかかりました。
だけど、2回、3回と繰り返すと、せいぜい1時間でダッシュボードをバラせます。
今回のバラしでは、要領を得ていたから?ツールをアレコレ探す事も無く、30分程度でワイパーモーターが顔を出しました。
まぁ、ダッシュボードなんて、そんなに外す事はありませんから、自慢にもなりませんね。
ダッシュボードを開く時の注意点
さて、ダッシュボードを開く時、気を付けたいのが、ステアリングコラムのコンビネーションスイッチ固定用のステー?です。
コイツが引っかかって、ダッシュボートにキズを付けちゃいます。
最初にバラした時、妙な引っかかりがあったけど、ステーに気づかず、グイグイやっちゃってヘンテコなキズを付けました。
なので、段ボールなどでカバーした方が良さそうです。
段ボールを巻きました。
これで、グイグイ引っ張れば、ダッシュボードが開きます。
さて、ダッシュボードバラしでは、さまざまなサイズのビスを取り外しますが、ビスをごちゃまぜにすると、装着時にたいへんな事になります。
なので、必ず小分けしておく事をオススメします。
10本程度のビスなら、装着時に何となく見つける事が出来ますが、数十本のビスを外す作業の場合、プロのサービスマンでも装着時に間違えてしまうでしょう。
まぁ整備工場なら、ビスを小分けするトレーなどで、ごちゃまぜにする事は無いでしょうね。
ツールの不充分なサンデーメカニックは、袋に小分けしてやりましょう!
必ずメモを入れます。
ダッシュボードを、はじめてバラす時は、数本外してメモを書いて袋に入れてましたから、この作業だけで相当時間がかかりました。
だけど、この小分け作業はロスじゃぁありません。気にせず、ごちゃまぜにしちゃったら、装着時にビス探しで、倍以上時間をロスするでしょう。
サンデーメカニックなので、装着時の事を考えてバラすようにした方が、結果的に短時間で作業を終わらせる事ができるはずです!
モーターを外しましょう!
さて、ダッシュボードを開くと、助手席側にワイパーモーターが現れます。
このワイパーモーター固定用のビスを外す時は、固着している前提で、しっかり外します。
実は、はじめてモーターを外した時、4本のうち1本、固着が酷くネジ山を潰しそうでした。もちろん、インパクトドライバーで外せました。
1本は固着してました。
固着したビスを、ドライバーで無理して外そうとすると、ネジ山を潰す可能性が高い!固いなぁ〜と思ったら、インパクトドライバーを使った方が安心です。
ネジ山を潰すと、ビスをドリルで破壊?する事になり、破壊する手間ばかりじゃなく、装着時に代替のビスを入手する手間など、思いのほか時間がかかり、手間がかかります。
インパクトドライバーを用意しておけば、ほぼネジ山を潰さずに固着したビスを外す事ができます。
古いクルマをメンテナンスする場合、絶対用意しておいた方が良いツールです。
モーターのビスが緩んだら、完全に外さず、ワイパーリンクのジョイント部を先に外します。
再装着するので、ジョイント部のプラスチックパーツにキズが入らないよう慎重に外します。
スパナなどを使って外しました。
そしてビスを外して、モーターを取り出します。
モーターが外れません!
ところが、ワイパーモーターが外せません!
原因は、ワイパーがフロントウィンドウの中央付近で停止しているからです!
現在、ワイパーモーターのオートストップが効きません。なので、中途半端な位置でワイパーが停止しています。
ワイパーがヘンテコな位置に止まっていると、ワイパーモーターのアームも中途班場な方向を向いていて、モーター取付位置のパネルと干渉し取り外せないのです。
モーターを少し作動させて、取り外しました。ヤレヤレ!
モーターが外れました。
このくらいダッシュボートが開いていると作業が楽です。
取り外したモーターは、この後、通電確認を行って、不具合個所を修理しようと考えています。直ると良いのですが、どうなる事やら!?
機械的な異常なら、注視すれば、誰でも不具合原因が判るけど、電気って見えないから判りにくい!
電気の知識が乏しい場合、接触不良があると、原因なんて判らなくなります。
ワイパーモーターの電子回路部のリペアパーツがあれば、ごっそり交換しちゃうけど、回路部の細々したパーツはリペアパーツが用意されてません。
Loの不具合だけでも、モーターASSY交換です。まだ動くのに、一式交換なのです。
さて、オートストップは復帰するのでしょうか?間欠ワイパーを使えるようになるのか?!
ワイパーモーターのメンテナンス作業については、後日まとめます。
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