埼玉県東松山市障害者福祉課で主任として勤務する30歳の男性職員が、生活保護受給者の預り金を横領したり、正当な理由がなく事務処理を放置したとして、2024年8月9日付で免職の懲戒処分となりました
埼玉県東松山市障害者福祉課の主任は、社会福祉課に在籍していた2022年4月から2024今年3月までの間に、入院中で生活保護受給者の男性からの預かり金の一部と、2023年1月に市外に転居した生活保護受給者の女性の生活保護廃止に伴う生活保護返還金、別の生活保護受給者男性が死亡したことによる葬祭扶助費など合計約72万円を横領していました。
埼玉県東松山市障害者福祉課の主任は横領の他にも、生活保護受給者130世帯分の収入申告書を未処理のまま放置していました。
松山市社会福祉課の主任は、2024年4月に障害者福祉課に異動となり、事務の引き継ぎで横領や申告書の未処理が発覚しました。
埼玉県東松山市は管理監督責任として、22年度から23年度の健康福祉部長、同次長、社会福祉課長、同副課長、同主査を戒告の懲戒処分としました。
埼玉県東松山市障害者福祉課の主任コメント
「金は生活費に充てるなどしていた」
「金は一括返金する」
埼玉県東松山市の森田光一市長コメント
「職員は近く一括返金の意向を示しており、返金されれば刑事告発は見送る。」
「公務員として信頼を損ねる行為で、誠に遺憾。」
「今回の事態を重く受け止め、再発防止策を徹底し、二度とこのようなことがないよう信頼回復に取り組みたい」
「返金されれば刑事告発しない」という判断は間違っています
泥棒が「(盗品を)返せばいいんだろ」とのたまっているのと同じことです
横領した金を返金しても、盗んだという刑法違反が消えることはありません
高齢者が生活苦により卵1パックを盗んで懲役刑になった事例もあります
一般人は卵1パックを盗んで返品しても懲役刑
公務員は金額を問わず返せば無罪
これは許される事ではありません
この判断を下した幹部連中の懲戒処分は不可避です
刑事告訴しない事で事件をもみ消すかのような埼玉県東松山市が、信頼回復を口に出すのはおこがましいにも程があります
自民公明政権は、社会保障費の財源という名目で消費税を大増税しましたが、社会福祉は外国人には手厚く、日本人には手薄になっていると言われています
日本人への社会保障費の一部は、公務員により横領されているということです
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