秋田県警察本部に所属して課長補佐の役職についている50代の男性職員が、自らの権限を悪用して警察官や他の職員のメールのやり取りを不正に閲覧するなどしていました
秋田県警察本部の課長補佐は、秋田県警内の情報通信ネットワークや職員のパソコンの保守・管理を担当しており、管理下全員のパソコンを遠隔操作できる立場にありました。
秋田県警察本部の課長補佐は、2021年1月から12月にかけて、管理者の立場を私的に悪用して同僚らのパソコンを遠隔操作して、画面を数十回閲覧したほか、メールに添付されていたファイルを自分のパソコンに保存していたということです。
秋田県警察本部の50代男性課長補佐は、2022年4月15日付で減給1.1か月(10分の1)の処分を受けました。
秋田県警察本部の課長補佐コメント
「業務上の興味で見た。正当な業務だと思っていた」
秋田県警の荻原勲首席監察官コメント
「すでにシステムの変更など対策を取っている」
「全職員の情報セキュリティの意識向上を図り、県民の信頼回復に努めて参ります」
「これまでのところ、県民に支障をきたすような外部への情報漏れなどは確認されていない」
情報に対する「窃盗」行為ですよね
これがわずかな金額の減給で済まされてしまうのは、日本の公務員の腐敗を如実に表しています
警察官は「正当な業務」と「不当な行為」の区別がつかないようです
そのような人材が「合法」と「違法」を正しく判断できるのでしょうか
情報漏洩が無いのではなく、警察が確認していないだけです
スパイの可能性も含めて徹底的に洗うべきなのですが、秋田県警は減給だけで終わらせる方針です
「秋田県民に支障をきたすような外部への情報漏れなどは確認されていない」
としていますが、外部への情報漏洩があったが「県民に支障をきたすとは思えない」ということなのかもしれません
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