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2017年01月26日
試飲会の結果を踏まえオススメしたいワイン
ワインを選ぶのって難しいですね!
お客様にとってもですが、店にとってもです。
ご注文頂いたワインがイメージと違うとガッカリされるでしょうし、そういった様子をお見かけすると私も恐縮してしまいます。
私も素人ですので、残念ながら店で扱うワインを細かく表現する事はできません。
香り、ボディ、余韻、滑らかさ、変化・・・
プロの方々は色々な表現をされますが、私にはそんな芸当は出来ません。
そこで、ワインの特徴を聞かれた場合は
・ 値段
・ 産地
・ 葡萄の品種
・ 香りの特徴
・ 酸味の強弱
・ ボディのイメージ
基本的に私自身が飲んで感じた事を紹介しています。
併せて 「ネット等で調べた耳寄りなマメ情報」 も紹介させて頂いております。
とは言え、お客様の味覚と私の味覚は異なりますので、「ハズレ」となる事も少なく無いと思います。(汗)
そこで先週末に「試飲会」を開催してみました。
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お客様に得点を付けて頂き、「客観的評価」と「好き嫌い」の評価をしたのです。
そして結果は?
幾つかのワインが「想定外」の結果となりました。
実は、お客様には「予定価格」を伝えておりません。
私自身は仕入れ価格を知っているので、
「このワインは美味しくて当たり前」
「美味しいと思えないのは私自身の味覚が未熟なせい?」
などと余計な事を考えてしまいます。
そこで価格的な既成概念無し、味だけで評価できる状態で試飲して頂いたのです。
但し、ボトルのラベルに「Grand Cru」「産地」「ヴィンテージ」が書かれているので、知識の有る方は値段を想像できたかもしれません。
次回からはラベルを隠し「ブラインド」にするべきと少々反省しております。
肝心の「試飲会の結果」ですが、今回お試し頂いた9種類全てが合格点を頂けました。
但し、価格と評価のバランスにおいては「理想的」と言えない物がいくつか有りました。
「価格なりに美味いが、他と比較した場合に値打ち度が少々劣るのでは?」
そう感じられるものが幾つかございました。
価格の高低に関わらず、コストパフォーマンスが今一つと思われるものは仕入れを少し抑えるつもりです。
試飲会の結果をみて、少し多めに仕入れようと考えているのは四つ
シャトー・クロワ・ムートン (AOC・ボルドー・シューペリュール)
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パリの三ツ星「アラン・デュカス」がハウスワインに採用しているワインです。
香り、味わい、ボディともに極めてバランスの良いボルドーっぽい味わいです。
開けた瞬間から香りが立ち、ボディを感じられます。
三ツ星フレンチがハウスワインとして採用するのも頷けます。
ワインの選択に悩んでいるお客様には是非ともお試し頂きたい逸品です。
シャトー・ビビアン (ボルドー・リストラック・メドック)
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今回の試飲会で最も評価が高かったのがコレです。
ビビアンには 古樹から収穫された葡萄で作る「リストラック・メドック」、比較的若い樹から作られる「オー・メドック」があるようです。
当店が仕入れたのは古樹から作られる「リストラック」の方です。
少々高いのですが、カベルネ・ソービニョン、メルローを主体としたボルドーらしい逸品です。
少しボディが足りないような気もしますが、その分フルーティな味わいが有ります。
適度なボディーと酸味、フルーティー感のバランスを楽しみたい方にはオススメです。
カーヴ・デ・モンシゲール (南フランス・ミネルヴォア)
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南フランスの地中海に近い地域のワインにはスペインワイン風の味わいが有る事が多いです。
それを想定して仕入れたのがコレです。
実は当店のハウスワイン(アルゼンチン産シラー)は非常に人気が有り、今回はその味の延長線上で一つ格上の物をイメージしていたのです。
「フルーティな甘い香り」と「しっかりしたボディ」が共存するという点ではシラーとの共通点がありますが、酸味や渋みのバランスは全くの別物です。
いつもと違うワインを楽しみたいという方にはオススメです。
「この味悪く無いね!」と感じて頂けると思います。
カサス・デル・ボスケ レゼルヴァ (チリ・ラペルヴァレー)
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カベルネ・ソーヴィニョン 100%のフルボディです。
「少し良いフルボディのカベソーを店に置きたい!」
単純にそれだけを考えてコレを仕入れました。
と言いますのは、チリ産のワインで「レゼルヴァ」を名乗るには
・ 法定アルコール度数より0.5度以上高い
・ 特有且つ独自の風味特製
・ 樽熟成
という条件を満たす必要が有るらしいのです。
結果は仕入れて大正解!
アルコール度数14.5度のカベルネはしっかりとしたフルボディー感を味わえます。
レゼルヴァの特徴も良く出ており、カベルネ特有の渋みが程良く消え、まろやかな味に仕上がっています。
カベルネのフルボディがお好きな方には是非ともお試し頂きたい逸品です。
上記4種以外で評価が高かったのはグラン・クリュ格付けシャトーが作る
シャトー・コルバン・ディスパーニュ
このグラン・クリュ・シャトーは化学薬品を一切使わない「アグリカルチャー・リゾネ」という政府認定を受けています。
今回仕入れた「プチ・コルバン」は、著名な「グラン・コルバン」のセカンドラベルです。
「グラン・コルバン」との違いは、「グラン」が古樹のブドウから作られるのに対し、「プチ」は樹齢10年〜20年の樹から採取されるブドウで造られます。
醸造方法は「グラン」「プチ」共に同じ、しかも同じ熟成期間です!
更に入荷したヴィンテージはボルドーの超当たり年(2009年)です。
少々高いのですが 「グラン・クリュ格付けシャトーのワイン」 をご要望の方にはオススメです。
「トラットリアでフレンチワイン?」
違和感をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、フランス料理のルーツはイタリア料理です。
細かな事には目をつぶってお楽しみ頂ければ幸いです。
もちろんイタリアワインも取り揃えております。
<お知らせ>
当店は春節期間中も通常通り(17:30〜深夜)営業致します。
「今晩はイタリアンかな」という気分になりましたら、是非ともお気軽に足をお運び下さい。
もちろん春節期間中もジャピオン特典は有効です!
但し、厨房、ホール共に少ないスタッフでお客様をお迎えさせて頂きますので、料理をお出しするのに通常より余分にお時間を頂いたり、サービスの行き届かない事が有ると思います。
そういった場合は遠慮無く催促頂けますようお願い申し上げます。
皆様のお越しを心よりお待ち致しております。
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当店のご予約、お問い合わせは下記のフォームからお願い致します。
2017年01月21日
突然ですがワインの試飲会を開催します!
今回はワインの試飲会のお知らせです。
前々から企画していたのですが、ワインの入荷が遅れ具体的な日時を告知できないでおりました。
それが昨日(1月20日)、突然の入荷!
そこで突然ですが本日(1月21日)開催する事に致しました。
と言いますのは
・ 今週の日曜(1月22日)は春節の日程調整で出社のお客様が多い
・ 平日の昼間に開催しても参加できるお客様はほとんどいない
明日(1月21日)を逃すと春節明けまで開催のタイミングが無いのです。
と言うわけで、明日の開催としました。
日時: 1月21日 15:30 〜
場所: 当店 (茅台路 836号)
会費: 150元
試飲頂くワイン: 当店のハウスワイン + 新入荷の8種類 = 9種類
ピザやワインに合うおつまみも準備致しております。
ちなみに、どんなワインを試飲頂くかと言うと
本日(昨日)入荷したワイン
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高級なワインは有りませんが、当店の身の丈に合ったワインを私が選びました。
・ ボルドー サンテミリオンで グラン・クリュ に格付けされているワイン
・ ボルドー メドック の リストラクトに分類されているワイン
・ パリの三ツ星フレンチ「アラン・デュカス」がハウスワインに採用しているワイン
・ ボルドーの品評会でメダルを獲得したワイン
・ チリ産の一定期間の熟成を経たカベルネ・ソービニョン
・ 私が掘り出し物と思っている南仏のワイン
これらを現在の当店ハウスワインと比較して試飲して頂きます。
お客様の試飲の結果によっては
・ ハウスワインの変更
・ 価格調整
・ 当店のワインリストの変更
を検討するつもりでおります。
というわけで、興味の有る方は是非ともご参加下さい。
高いワインが個人的感覚では必ずしも美味しいとは限りませんし、安いワインが不味いとも言えません。
大切なのは
・ 個人的な好き嫌い
・ 料理との相性
これらが私を含めた素人にとってのワインの評価基準だと思います。
ワインの味を理解すると言うよりも、好き嫌いを確認する機会としてご利用頂ければ幸いです。
興味の有る方はお気軽にご参加下さい。
参加者は私を含め全員が「普通のワイン好き」ですのでご安心下さい。
尚、お手数かと思いますが、参加をご希望される方は下の「お問い合わせフォーム」からご連絡頂けますようお願い致します。
当店にも主催者として軽食の準備などがございますので・・・
この試飲会をご縁に当店の「お馴染み様コミュニティ」にご参加いただければ幸いです。
皆様のご来店を心よりお待ち致しております。
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