上海でダイニングバーを始めたオヤジの日記

三日ほど前になりますが4月29日は「肉の日」でした。

某焼き肉屋さんから「今日は肉（29）の日、30％ＯＦＦ」のような案内を頂き初めて知った事です。

そこで、当店もそれに便乗して

「肉料理（メインコース）ALL 29%OFF」

という企画を実施致しました。


当店ではお客様に微信（wechat）登録をお願い致しております。

微信で当店のモーメンツをご覧頂いたり、試飲会などのご案内をさせて頂く為です。

要はお金を掛けずに当店の宣伝広告を行い、且つお客様との繋がりを維持する事が目的です。

もちろん私からの一方的な発信では無く、ご予約を頂いたり、お問合せを頂くツールとしても活用しております。


ところが店の微信を始めてから４ヵ月以上が過ぎたにも関わらず、「お得情報」というものを送信した事が一度も有りませんでした。

そこで4月29日は 「お得情報」 を送信して一人でも多くのお客様にご来店頂けるよう促す事にしたのです。



何故に突然そう考えたのか？


実は深い訳があります。



4月29日は土曜日でした。

お陰様でここ最近は金土日の週末三日間は満席になる事が多く、お客様からは沢山のご予約を頂いていたのです。

ところが4月29日は午後5時の時点で一件の予約も無く、


「もしかして週末なのに今日は閑古鳥が鳴くのか？」


少々慌てました。


そこでお客様が夕食に出掛ける先を検討するであろう 17:30 頃に「お得情報」を発信する事にしたのです。


「何が何でも閑古鳥が鳴く事だけは避けたい」


ディスカウントによる集客は本意では有りません。

それにディスカウント無しでもコストパフォーマンスの良さを感じて頂けるような経営をしているつもりです。


ですが、4月29日はゴールデンウィーク初日で多くの日本人のお客様が一時帰国される時期、しかも中国の労働節三連休の初日でもあります。


外食需要が減る日なので 「閑古鳥が鳴く事」 は十分に考えられる.


そう思うと居ても立っても居られません。

体裁など気にしている場合では無いのです。


とは言っても突然の 「本日30％OFF」 では芸が無さ過ぎますし、あまりに露骨です。

そんな訳で焼肉屋さんの「肉の日」のアイデアを頂いた次第です。


　
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送信完了後はお客様からのお電話を待つだけです。


ところが6時を過ぎても電話は鳴りません。（汗）

「マズい、こりゃあ本当に閑古鳥だ！」

と思った矢先に常連のお客様がお見えになりました。


「今晩７時から二人で予約入れてね！」


わざわざ足をお運び頂かなくても予約なら電話で良かったのに

と思った次の瞬間


「マスター、電話止まってるよ！　ダメだよちゃんとお金払わなくちゃ！」

「知らせてあげた方が良いかと思って来ちゃったよ」


ボー然とする私

「え〜、電話が鳴らないのはチャージ不足で止められていたから？」


慌てて別の携帯から店用携帯に電話を掛けてみました。

「您拨打的号码已停机」

これでは全品無料にしたところで電話は掛かってきません。


「くっそ〜」

速攻で携帯にチャージをしました。

少しムキになって１年使っても無くならない程度の金額をチャージしました。（笑）


その直後からたて続けに５件のご予約。


「肉の日」を設定して29％OFFにした事が功を奏した結果なのかは不明です。


とは言っても、ご予約頂かなかったお客様から


　
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とか


　
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というメッセージを頂きました。


そんな訳で、改めて毎月29日は「肉の日」に設定しようかと思っております。

何れにせよ「微信（wechat）登録」を頂いたお客様だけの限定特典とさせて頂くつもりです。


「肉の日」以外にも、「ワインの日」とか「レディースデイ」なども設定しようかと思っています。


「母の日」

「父の日」


なども良いですね！


直近では 「こどもの日」 も悪く無いと思います。


「お得満載」と言う程では有りませんが、宜しければ solarecn を微信の連絡先にご登録下さい。


皆様のお越しをお待ち致しております。


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