八十八夜の主役は茶摘みって本当？新茶の季節: 日本独自の風習、食文化、由来の紹介

2018年05月02日

八十八夜の主役は茶摘みって本当？新茶の季節

八十八夜の主役は茶摘み?

穀物の中心にいる稲作の本格的な準備を始める、畑に種をまくのに適切な季節のスタートの日が八十八夜といわれています。

八十八夜と聞いて思いつくのは茶摘みですね。茶摘みが密接につながったのは、この唱歌の影響もあるようです。地域の茶葉の生育状況に合わせて、茶摘みは4月半ばから5月半ばに行われます。

新しく育った葉を最初に摘んだ一番茶は、ファーストフラッシュとして別格のお茶です。

◆新茶には味と成分に特長があります。

・茶葉の香りに爽やかさがある

・苦み成分のカフェインが少なめ

・テアニン(アミノ酸の1種)が多いので旨味が濃い

八十八が付いた日に摘んだ初物、縁起が良く寿命も延びるともいわれています。

今はペットボトルでも新茶を味わうことができます。

5月2日は緑茶の日。

ぜひ新茶を飲める時間を作っていただきましょう。連休を楽しむエネルギーにもなるかもしれません。