愛知県犬山市。「博物館明治村」。画像は「帝国ホテル中央玄関」。
明治時代の建造物などを移築したテーマパークだが「博物館」と言うのにふさわしく歴史的資料の宝庫にもなっている。非常に大規模。
村内には当時の本物の蒸気機関車や京都市電が走る。見るだけではなく乗れる。村内の実用的な移動手段にもなっている。
村営バス。
日本のテーマパークとしては第三位の敷地面積。100万m2。徒歩だけではとても回り切れない。
「京都七条巡査派出所」。
「聖ザビエル天主堂」。
見所が非常に多い。イベントも多い。ロケにもよく使われる。
明治村についてはブログの一記事ではその全貌はまったく紹介できない。
食べるところもところどころにある。「明治の洋食屋 オムライス&グリル 浪漫亭」に入る。
「明治のカレーライス」。950円。ドリンクセットのアイスコーヒー。250円。
茶色よりも黄色味が強く、大きくカットされたジャガイモとニンジン、タマネギと鶏肉が少しずつ入る。
それに赤い福神漬けが添えられる。
辛いという感じはなく、程よい塩加減。
昭和というイメージ。
明治の小説に時々出て来る「ライスカレー」のイメージとして一つの形として腑に落ちる。
なるほどと思う。
ジャガイモとニンジン、タマネギは明治の終わり頃に日本のカレーの食材として定番になったそうだ。
日本独自のスタイルで、現在でも日本のカレーの基本形。
ならば「明治のカレーライス」とは昭和のイメージのこういうカレーで合っているのだろう。
昭和のイメージのこういうカレーは飲食店だと少数派になったが、たまに昔からナチュラルに続けている店や、あるいはあえてクラシックスタイルを狙った店などもある。
「浪漫亭」の「明治のカレーライス」はもちろん後者。明治村クオリティでもちろん質は高い。
おいしく、一周回ってたまに食べたくなるクラシックスタイルの日本のカレー。
愛知県犬山市の「博物館明治村」。ここも一生のうちに一度はぜひ行ってみるべきところだと広く日本全国の人に言いたい。
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