らーめん寿がきや 名古屋エスカ店。
昨日までネット上では公式でも「中華厨房 寿がきや 名古屋エスカ店」となっていた。
今見たら公式は「らーめん寿がきや 名古屋エスカ店」となっている。食べログは中華厨房のまま。
普通よくあるスガキヤは「Sugakiya」。「ラーメン」が320円。
「らーめん寿がきや」はラーメンの種類が増えて「Sugakiya」の320円の「ラーメン」と同じものが530円で「白ラーメン」というメニュー名になる。
「中華厨房 寿がきや」は野菜炒めや麻婆豆腐などの一品メニューが増えて「Sugakiya」の320円の「ラーメン」と同じものが490円で「寿がきやラーメン」、530円で「白ラーメン」となる。
「寿がきやラーメン」は「白ラーメン」だというのは今日、店員に言われたのでそれによる。
「中華厨房 寿がきや」の490円の「寿がきやラーメン」と530円の「白ラーメン」の存在はどういう関係だったのか今となってはわからない。
今公式サイトを見たら「中華厨房 寿がきや」は他のエリアでもなくなっていた。
そうか。長持ちしないだろう。と言う前になくなっていた。
つまり「らーめん寿がきや 名古屋エスカ店」は今日が最初。
今年から「中華厨房 寿がきや」から後退的か前進的か保守的か微妙なリスタートをしたという事かな。
来る前に「中華厨房 寿がきや」のメニューで散々悩んだ。
前に食べた餃子はショボかった。
半炒飯をつけるか、野菜炒めとかレバニラをつけるか。
そう思いながら来たら、その辺のものは全部なくなっていた。
メニューはラーメン類のみ。よく見ると「中華厨房 寿がきや」にはなかった「全のせ」260円というトッピングがある。
じゃあ、寿がきやラーメンに全のせでと注文したら、ここで「寿がきやラーメンは白ラーメンになる」と店員に言われたわけだ。「寿がきやラーメンはない」とは言われていない。
白ラーメン530円。全のせ260円。全のせは「半熟玉子1個のり3枚チャーシュー2枚」のトッピング。合計790円。
食べてみる。
食べてみると白ラーメンは正しく「Sugakiya」の「ラーメン」そのものだ。
これはこれでおいしい。望んだものだ。気の進まない半炒飯や野菜炒めを食べるより「半熟玉子1個のり3枚チャーシュー2枚」のトッピングがあってよかった。チャーシューは合計3枚になった。
チャーシューも「Sugakiya」の「ラーメン」と同じもの。
おいしい。「Sugakiya」の「ラーメン」が好きな人間には十分おいしい。
とは言え。
「Sugakiya」の「ラーメン」は320円。「半熟玉子1個とチャーシューが合計5枚」の「特製ラーメン」は450円。
「らーめん寿がきや」の「白ラーメン」は530円。「半熟玉子1個とのり3枚とチャーシューが合計3枚」の全のせは合計790円。
この価格の差はおもしろくない。「ラーメン」と「白ラーメン」は165%。「特製ラーメン」と「全のせ」は175%。
クオリティが違うならいい。そこは何か納得できるものがほしい。
スガキヤは開店と閉店を繰り返す。名古屋駅エリアもいくつもの店が閉店し、結局今はこのエスカ店だけになっている。
模索というのはどの企業でも永遠に続くものだ。
名古屋駅エリアは客単価を高くしないと採算が取れない。そう考えてもいい。考えてもいいが、客には一応納得できる理由を出してほしい。
吉野家でもマクドナルドでも高いメニューは出すけど、普通の牛丼や普通のハンバーガーを165%や175%の価格で出したら叩かれるに決まっているので、そんな事はしない。新しいメニューや新しい切り口で考える。
それでも最低限「中華厨房 寿がきや」を止めたのはよかった。釈然としない価格でも「全のせ」ができるようになったのは。
「らーめん寿がきや 名古屋エスカ店」はちょっと高いけどスガキヤのラーメンを名古屋駅エリアで食べられる店。スガキヤのラーメンが好きだけど、普段、名古屋・中部地方にいなくて、スケジュールの都合などがありたまたま名古屋駅エリアにだけは来れた人にはいい店だと思う。
安くて評判のスガキヤのラーメンを一度たべてみようかと思う他地域の人には思った程強烈に安くないので、名古屋・中部地方の人間がスガキヤについて何を言っているのか理解できないと思う。
子どもの頃から慣れ親しんだ味なんだ。
時々失敗しても、全否定できないんだ。がんばってほしいんだ。
食べログで「中華厨房 寿がきや 名古屋エスカ店」は3.08。客観的に見て、そんなものだと思う。
スガキヤが広く愛される店になる事を切に願う。
なお、スガキヤのラーメンは名古屋駅のキヨスクや通販でカップ麺が買える。
カップ麺でもけっこう再現できる。チャーシューでも玉子でも好きな食材を入れると満足できる。
価格:2,268円 |