池袋。ジョーズ シャンハイ ニューヨーク 池袋店 （JOE'S SHANGHAI NEWYORK）。
東口。サンシャインの59階。
店内は高低差があり一番近い窓際でなくても見晴らしがいい。シャンデリアがあるんだと思ったらスワロフスキーのものとの事。ストレートにおしゃれ。
「ジョーズシャンハイはニューヨークのチャイナタウンで創業」「『ニューヨーク タイムズ』で二つ星」「数々の賞を受賞」「日本１号店」。これらの情報は後から見た。
平日限定20セットで「本日のヌードルランチ」がある。今日の麺は何かと聞いたら「マーラーメン」と答えられる。やや意外。麻辣湯は北口の四川麻辣湯をはじめとして多くの店がある。ここまで来て食べるものでもないかと一瞬思う。店員さんが「非常に辛い麺です……」と説明してくれている。いや、それは知っているんだが。「……チャーシューが乗っていて……」と聞いて、何となく、じゃあ、それでいいかと決める。
「季節野菜のサラダ」。
揚げた麺が乗っているのがモダンチャイニーズという感じ。
イタリアンの店でたまにある目新しいドレッシングなどはないが、鮮度もよく上等な部類。
「Joe's特製 蟹肉入り小籠包&豚肉小籠包」。
これも後で見たのだが「看板メニューの「JOE’S蟹肉入り小籠包」は「世界三大小籠包」に数えられる世界の逸品」との事。
実物は確かにちょっとおもしろく、おいしかったのだが、「世界三大」というほどには思わなかった。
むしろ、「豚肉小籠包」の方が豚肉を確かに感じて、この小籠包おいしいなと思った。
いや、「蟹肉入り小籠包」も普通よりおいしいと思ったけど。
「本日のヌードルランチ」「マーラーメン」。1,500円。
パクチーの下にチャーシューが3片。
一般的な中華麺ぐらいの細麺だがコシがあり安物ではない感じ。
日本人好みの固さ。柔らかすぎず固すぎず。
スープもただ辛いだけではなく、担々麺に少し寄っていて、蘭州拉麺にも少し通じている。
なぜそう思ったのか考えたら辛さにプラスされたパクチーの風味か。
これは、おいしい。
ラーメン店だと、これメインで一つの店をやってもいいぐらい。
よく考えられていて、いいバランスに仕上がっている。既存のラーメンが進化した本日の「マーラーメン」。
食後にジャスミン茶と「濃厚!!パンナコッタ仕立ての杏仁豆腐」がついた。
「濃厚!!」とメニューにあるが確かにこれは濃厚と言っていい。杏仁豆腐というよりパンナコッタ。
ちなみにパンナコッタは生クリームと牛乳と砂糖で作り白い。プリンは卵と牛乳と砂糖で作り卵の黄色。杏仁豆腐は杏仁とゼラチン。日本式のものは砂糖や乳製品が入り白い。杏仁は杏類の種の中の「仁（じん）」＝「杏仁（きょうにん）」。杏仁豆腐はそれを粉末にしたものから作る。杏仁豆腐はwikiではまず「きょうにんどうふ」があり「あんにんどうふ」は二番目の読み方として出ている。wikiでたまにある自分の感覚とは違う記述。「きょうにんどうふ」って言う人に会った事がない。
そして、「濃厚!!パンナコッタ仕立ての杏仁豆腐」。これもおいしかった。おまけのレベルではない。
これで1,500円。税とかは他にかからなかった。内容から考えると良心的。サービス価格。
食べログで3.58か。なるほど。同意。他の店とのバランスで言えば個人的には3.7。十分おいしかった。
ちなみに1,500円というのは平日限定の「ヌードルランチ」と「海鮮五目炒飯セット」だけで、「海鮮五目炒飯セット」も土日祝は1,800円。ちょっと変わったものだと数千円になる。基本的に高級店。その分、平日のランチのお得感はかなり高い。
 | 価格:2,700円 |
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