池袋。銀座びいどろ 池袋店 (VIDRIO)。
西武の8階。
スペイン料理店。米からパエリアを作るので注文してから30分ぐらいかかる。
朝、文庫本を買って今日中に読まないといけない10:30。そんなシチュエーションにちょうどいい店。
西武の8階は日祝は10:30に開店する。30分待つと11:00。ランチにはむしろそのぐらいの時間の方がちょうどいい。
ちなみに、くら寿司もこの時間だと待ち時間なしで入れたが、あらかじめ体と心の準備がないと寿司を食べる気にならなかった。
アイスコーヒー。当然という感じで先に持ってきてもらう。しばらくコーヒータイム。
本日のスープと本日のタパス3種盛り。
冷製スープがありがたい。そして、おいしかった。
タパスはスペインオムレツがついたのが嬉しい。これも、おいしい。
「バレンシアパエリアセット」。1,598円。
「バレンシアパエリアセット」は「スペイン大会入賞」だそうだ。
何の大会かと思ったら「フィデワ インターナショナルコンクール優勝☆東京パエリアコンクール優勝☆国際パエリアコンクール世界大会特別賞☆数々の受賞歴!」。
「フィデワ」はパスタのパエリアなのでバレンシアパエリアじゃないな。
ちなみにバレンシアはスペインの西部。地中海沿岸。パエリア発祥の地。おぉ、そうだったのか。
「バレンシア風パエリア(paella valenciana)はウサギ肉、鶏肉、カタツムリ、インゲンマメ、ピミエント(パプリカ)など山の幸を中心に用いて作る。バレンシアの猟師が獲物を米と一緒に煮込んだのが始まりといわれ、基本的に塩とサフラン以外の調味料・香辛料は入れないので、材料の風味を生かした素朴な味わいになる。魚介と肉を両方入れたパエリアをパエージャ・ミスタ(paella mixta、ミックスパエリア)と呼ぶが、比較的新しい種類のパエリアであり、邪道と考えるスペイン人もいる」。
ここの「バレンシアパエリア」にもウサギの肉が入っていた。
鶏肉に似ている。
身もふたもない事を言えば、それなら鶏肉でもいい。ウサギは上質の鶏肉ほどではない。
パエリアを食べて素直に思うのは、チャーハンの方が食べやすいという事。チャーハンの方が普及している理由がよくわかる。
鉄板で提供される料理を食べると大体、皿の方が食べやすいと思う。世の中、多数派には理由がある。
それでも鉄板料理やパエリアにたまに心が動くのは何でだろう。いつもと違うものを食べたくなるからか。
鉄板からパエリアを削ぎ落しながらそんな事を考える。
ウサギの肉のバレンシアパエリアを食べたという充実感はある。
食べログで3.08か。さすがにもう少し上。パエリアとはこういうものだとわかっていて来てイチャモンを言うのも悪いし3.22。
文字通り、ゆったりしたランチにはたまにいいと、これは本当に思う。
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