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2018年06月03日

患者の気持ちを知るために体験する大切さ ~医療・介護向け~

皆さんこんにちは。
当ブログを運営している桃の助です

本日は、患者さんの気持ちに立った考えを持つ方法についてお話ししたいと思います。
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医療・介護の現場では人と接する職場です。
できるだけ患者さんには苦痛を与えずに日々の業務を行いたいですね。

しかし、医療介護の現場での患者さんは、痰の吸引や注射、リハビリ、口腔ケアなど苦痛や疲労感を味わう事ばかりです。

「口腔ケアが苦痛になるの?」
「口腔ケアは口がきれいになるから、苦痛じゃないよ。」

と思う方もいるかもしれません。

そんな方にはぜひご自身で体験して頂く事をお勧めします。

私たちがやっている口腔ケア。
思い返してみてください。

意外と力が入りすぎていませんか?

自分で歯を磨く時には、感覚が分かりやすいので、知らず知らずのうちに痛くないように力の調整をしています。
しかし、患者さんの口腔ケアをする時にはどうでしょうか?

「しっかり汚れをとらないといけない!」
という気持ちで、汚れを取る事に集中して力が入りすぎる傾向にあります。

口腔ケアをする時には、力はあまりいりません。
優しく何度も磨いているうちに、汚れは自然と取れてきます。

また、歯を磨く時間、ブラシの固さ、使用している道具などによっても不快感を与える原因となります。

それを解消するためには、一度ご自身で体験(体感)して頂くことが一番です。

体験することで、こういう風にすると痛いとか、この道具は力が入りやすいから痛みが出やすいなどの情報が分かりやすくなります。
そうする事で、患者さんのケアの時にもっと患者さんの立ったケアをする事ができるようになると思います。

病気になった人の気持ちも理解しなさいというのは、病気になれないのでなかなか難しいですが、患者さんに使用している道具など体験できるものは何でも自分自身で体験してみて下さい。
そうすれば、きっと患者さんの立場に立った介助ができるようになると思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです

それではまた。
桃の助でした


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posted by 桃の助 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護
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皆さんはじめまして! 日々、病院で言語聴覚士として勤務している桃の助といいます。 言語聴覚士として実際場面にいることで知り得る情報を皆さんに発信していきたいと思います。 子どもの発達や障害、大人の障害はもちろんですが、健康や予防方法についてもお話ししたいと思います。 何か気になることなどあればコメントを宜しくお願いします。
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