2018年07月29日
子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気について ~急性咽頭炎・急性扁桃炎、急性細気管支炎、肺炎~
皆さんこんにちは。
当サイトを運営している桃の助です
このページでは、子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気の「急性咽頭炎・急性扁桃炎」「急性細気管支炎」「肺炎」について症状や注意点などをまとめたいと思います。


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ウイルスや細菌が原因でのどに炎症が起きます
のどの奥にある口蓋扁桃(こうがいへんとう)は、体内に入り込もうとするウイルスや細菌などを防ぐ役割をしていますが、抵抗力が弱まっている時は、その働きができず激しい炎症を引き起こします。
原因は、アデノウイルス、コクサッキーウイルスなどです。
発熱、鼻水などの症状が見られ、のどの奥が腫れて息を吸い込みにくくなり、激しいせきがでます。
のどの炎症がひどい時は首やあごの下のリンパ節も腫れます。
治療には解熱鎮痛薬が処方されますが、細菌感染が疑われる場合は抗菌薬を使う事もあります。
ぜんそくのような音が胸などから聞こえます
呼吸器の奥の枝分かれした細い気道を中心にRSウイルスなどのウイルスが原因で炎症を起こします。
最初は風邪症候群に似た症状ですが、鼻水と湿ったせきが特徴で、ゼーゼー、ヒューヒュー、ゴロゴロとぜんそくのような音が、のどや胸から聞こえてきます。
サラサラとしたたんが、次第に粘り気のあるものに変わり、量も増えてきます。
解熱鎮痛薬や去痰薬で症状を和らげて治療しますが、この病気は症状が急変する事もあります。
おっぱいやミルクを十分に飲めない、呼吸のたびに鼻がピクピクして苦しそう、陥没呼吸をするなど、いつもと違う様子が見られたら、呼吸困難の疑いがあるので、至急受診しましょう。
とくに3か月以下の低出生体重児は重症化しやすいので、注意してください。
呼吸困難が進むと、入院して酸素吸入や人工呼吸器などで対処します。

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細菌やウイルスにより肺が炎症を起こします
細菌やウイルスが肺に入り込んで起こる病気です。
鼻や口、のどなど上気道の炎症から始まります。
肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、黄色ブドウ球菌などが原因となります。
発熱とせきが特徴で、呼吸困難やチアノーゼを起こすこともあります。
ぐったりしたり、呼びかけても反応がない場合は、一刻も早く受診しましょう。
入院治療となり、細菌に対応した抗菌薬を投与して、水分が摂れない時は点滴をします。
必要に応じて、酸素投与を行う事もあります。
インフルエンザウイルス、RSウイルスなどが原因となります。
肺炎の中でも最もかかる事が多いものです。
発熱とせきが出ますが、多くは細菌性肺炎よりも軽い症状です。
元気があり、水分が摂れていれば、通院して治療します。
細菌感染も合併していると思われる場合は、抗菌薬が処方されることもあります。
マイコプラズマという微生物が原因となります。
激しいせきが特徴で、38~39度の熱が続きます。
熱が下がってもせきが続くことがあります。
元気があり、水分が摂れていれば通院で治療し、抗菌薬を内服します。
クラミジアという微生物が原因です。
高熱は出ませんが、おっぱい・ミルクが飲めないほど激しいせきが出ます。
元気があり、水分が摂れていれば通院で治療し、抗菌薬を内服します。
呼吸器の病気は悪化しやすいので注意が必要です。
せきがひどい、呼吸の様子がおかしいなどの時は、早めに受診するようにしましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです!
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急性咽頭炎・急性扁桃炎(きゅうせいいんとうえん・きゅうせいへんとうえん)
ウイルスや細菌が原因でのどに炎症が起きます
のどの奥にある口蓋扁桃(こうがいへんとう)は、体内に入り込もうとするウイルスや細菌などを防ぐ役割をしていますが、抵抗力が弱まっている時は、その働きができず激しい炎症を引き起こします。
原因は、アデノウイルス、コクサッキーウイルスなどです。
発熱、鼻水などの症状が見られ、のどの奥が腫れて息を吸い込みにくくなり、激しいせきがでます。
のどの炎症がひどい時は首やあごの下のリンパ節も腫れます。
治療には解熱鎮痛薬が処方されますが、細菌感染が疑われる場合は抗菌薬を使う事もあります。
急性細気管支炎(きゅうせいさいきかんしえん)
ぜんそくのような音が胸などから聞こえます
呼吸器の奥の枝分かれした細い気道を中心にRSウイルスなどのウイルスが原因で炎症を起こします。
最初は風邪症候群に似た症状ですが、鼻水と湿ったせきが特徴で、ゼーゼー、ヒューヒュー、ゴロゴロとぜんそくのような音が、のどや胸から聞こえてきます。
サラサラとしたたんが、次第に粘り気のあるものに変わり、量も増えてきます。
解熱鎮痛薬や去痰薬で症状を和らげて治療しますが、この病気は症状が急変する事もあります。
おっぱいやミルクを十分に飲めない、呼吸のたびに鼻がピクピクして苦しそう、陥没呼吸をするなど、いつもと違う様子が見られたら、呼吸困難の疑いがあるので、至急受診しましょう。
とくに3か月以下の低出生体重児は重症化しやすいので、注意してください。
呼吸困難が進むと、入院して酸素吸入や人工呼吸器などで対処します。

肺炎(はいえん)
細菌やウイルスにより肺が炎症を起こします
細菌やウイルスが肺に入り込んで起こる病気です。
鼻や口、のどなど上気道の炎症から始まります。
細菌性肺炎
肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、黄色ブドウ球菌などが原因となります。
発熱とせきが特徴で、呼吸困難やチアノーゼを起こすこともあります。
ぐったりしたり、呼びかけても反応がない場合は、一刻も早く受診しましょう。
入院治療となり、細菌に対応した抗菌薬を投与して、水分が摂れない時は点滴をします。
必要に応じて、酸素投与を行う事もあります。
ウイルス性肺炎
インフルエンザウイルス、RSウイルスなどが原因となります。
肺炎の中でも最もかかる事が多いものです。
発熱とせきが出ますが、多くは細菌性肺炎よりも軽い症状です。
元気があり、水分が摂れていれば、通院して治療します。
細菌感染も合併していると思われる場合は、抗菌薬が処方されることもあります。
マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマという微生物が原因となります。
激しいせきが特徴で、38~39度の熱が続きます。
熱が下がってもせきが続くことがあります。
元気があり、水分が摂れていれば通院で治療し、抗菌薬を内服します。
クラミジア肺炎
クラミジアという微生物が原因です。
高熱は出ませんが、おっぱい・ミルクが飲めないほど激しいせきが出ます。
元気があり、水分が摂れていれば通院で治療し、抗菌薬を内服します。
おわりに
呼吸器の病気は悪化しやすいので注意が必要です。
せきがひどい、呼吸の様子がおかしいなどの時は、早めに受診するようにしましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです!

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