2018年07月23日
子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気について 〜水ぼうそう(水痘)、溶連菌感染症、日本脳炎、破傷風、百日ぜき〜
皆さんこんにちは。
当サイトを運営している桃の助です
本日は子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気について第3弾として、水ぼうそう(水痘)、溶連菌感染症、日本脳炎、破傷風、百日ぜきの症状や注意点などをまとめたいと思います。
予防接種を受けて予防する事ができる病気もあるので、お子さんがいる方はぜひ最後まで読んで下さい!
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かゆみのある水疱が全身に出ます
水痘・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスの感染で起こります。
2週間の潜伏期間後、かゆみのある赤い発疹が出ます。
水疱がかさぶたになるまでは人にうつるので、かきこわさないように要注意!
発疹が出て72時間以内に抗ウイルス薬の服用を開始すると、症状が軽く済みます。
治癒した後も免疫力が落ちてウイルスが活性化し、水疱が出る帯状疱疹になる事もあります。
水ぼうそうのワクチンは、1歳から任意接種で受ける事ができます。
1歳になったら、なるべく早く予防接種を受けるようにしましょう。
のどが腫れて舌に赤いブツブツが出ます
溶結性連鎖球菌(略して溶連菌)によって起こる病気です。
39度前後の高熱が出て、のどが真っ赤に腫れて激しく痛みます。
ものを飲み込むのがつらくなるため、食欲がなくなり、嘔吐や頭痛がみられる事もあります。
また、かゆみのある赤くて細かい発疹が出て、やがて全身に広がり、そのあと舌にも赤いブツブツができて、いちごのように真っ赤になります。
回復期に指などの皮がむける事もあります。
治療にはペニシリンなどの抗菌薬を使います。
薬を使えば、1〜2日で熱が下がり始め、喉の痛みや発疹も消えていきます。
腎炎(じんえん)などの合併症を防ぐため、抗菌薬の服用は10日間くらい続ける必要があります。
蚊を介して感染し、急性脳炎を発症します
日本脳炎ウイルスを持っている豚を刺したコガタアカイエカを介して人にうつる病気です。
ほとんどは感染しても症状が出ませんが、症状が出る場合は、1〜16日の潜伏期間後、高熱や意識障害などが出る急性脳炎を発症します。
3歳になったら忘れずに予防接種を受けましょう。
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筋肉の硬直や呼吸困難が起こります
土の中にいる破傷風菌が、傷口から体内に入ることで感染します。
潜伏期間は3〜21日で、菌の出す毒素によって、筋肉の硬直や呼吸困難などを引き起こします。
治療は傷口を洗浄し、抗破傷風ヒト免疫グロブリンや抗菌薬を投与するなどします。
感染後も十分な免疫が得られないため、何度もかかる人もいます。
人から人へはうつりません。
破傷風は四種混合ワクチンを接種して予防するようにしましょう。
低月齢でかかると死亡する事も
百日ぜき菌の感染によって長くせきが続きます。
潜伏期間は7〜10日で、最初は鼻水と軽いせきで始まり、その後「コンコン」と短いせきをしたあと、「ヒュー」と息を吸い込む特徴的なせきが続きます。
この時期になると有効な抗菌薬でも症状を抑える事はできません。
6か月未満、とくに3か月未満の赤ちゃんは無呼吸になりやすく、チアノーゼ、呼吸停止へと進んで死亡することもあります。
最近では成人がかかることも多く、親から子どもにうつる事もあります。
百日ぜきは、四種混合ワクチンを接種して予防しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです!
前回までの子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気についての記事を読んでない方は、あわせてそちらもどうぞ!
・子どもの病気
それではまた!
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本日は子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気について第3弾として、水ぼうそう(水痘)、溶連菌感染症、日本脳炎、破傷風、百日ぜきの症状や注意点などをまとめたいと思います。
予防接種を受けて予防する事ができる病気もあるので、お子さんがいる方はぜひ最後まで読んで下さい!
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水ぼうそう・水痘(みずぼうそう・すいとう)
かゆみのある水疱が全身に出ます
水痘・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスの感染で起こります。
2週間の潜伏期間後、かゆみのある赤い発疹が出ます。
水疱がかさぶたになるまでは人にうつるので、かきこわさないように要注意!
発疹が出て72時間以内に抗ウイルス薬の服用を開始すると、症状が軽く済みます。
治癒した後も免疫力が落ちてウイルスが活性化し、水疱が出る帯状疱疹になる事もあります。
水ぼうそうのワクチンは、1歳から任意接種で受ける事ができます。
1歳になったら、なるべく早く予防接種を受けるようにしましょう。
溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)
のどが腫れて舌に赤いブツブツが出ます
溶結性連鎖球菌(略して溶連菌)によって起こる病気です。
39度前後の高熱が出て、のどが真っ赤に腫れて激しく痛みます。
ものを飲み込むのがつらくなるため、食欲がなくなり、嘔吐や頭痛がみられる事もあります。
また、かゆみのある赤くて細かい発疹が出て、やがて全身に広がり、そのあと舌にも赤いブツブツができて、いちごのように真っ赤になります。
回復期に指などの皮がむける事もあります。
治療にはペニシリンなどの抗菌薬を使います。
薬を使えば、1〜2日で熱が下がり始め、喉の痛みや発疹も消えていきます。
腎炎(じんえん)などの合併症を防ぐため、抗菌薬の服用は10日間くらい続ける必要があります。
日本脳炎(にほんのうえん)
蚊を介して感染し、急性脳炎を発症します
日本脳炎ウイルスを持っている豚を刺したコガタアカイエカを介して人にうつる病気です。
ほとんどは感染しても症状が出ませんが、症状が出る場合は、1〜16日の潜伏期間後、高熱や意識障害などが出る急性脳炎を発症します。
3歳になったら忘れずに予防接種を受けましょう。
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破傷風(はしょうふう)
筋肉の硬直や呼吸困難が起こります
土の中にいる破傷風菌が、傷口から体内に入ることで感染します。
潜伏期間は3〜21日で、菌の出す毒素によって、筋肉の硬直や呼吸困難などを引き起こします。
治療は傷口を洗浄し、抗破傷風ヒト免疫グロブリンや抗菌薬を投与するなどします。
感染後も十分な免疫が得られないため、何度もかかる人もいます。
人から人へはうつりません。
破傷風は四種混合ワクチンを接種して予防するようにしましょう。
百日ぜき(ひゃくにちぜき)
低月齢でかかると死亡する事も
百日ぜき菌の感染によって長くせきが続きます。
潜伏期間は7〜10日で、最初は鼻水と軽いせきで始まり、その後「コンコン」と短いせきをしたあと、「ヒュー」と息を吸い込む特徴的なせきが続きます。
この時期になると有効な抗菌薬でも症状を抑える事はできません。
6か月未満、とくに3か月未満の赤ちゃんは無呼吸になりやすく、チアノーゼ、呼吸停止へと進んで死亡することもあります。
最近では成人がかかることも多く、親から子どもにうつる事もあります。
百日ぜきは、四種混合ワクチンを接種して予防しましょう。
おわりに
最後まで読んで頂きありがとうございます。
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです!
前回までの子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気についての記事を読んでない方は、あわせてそちらもどうぞ!
・子どもの病気
それではまた!
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