アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

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アスペ嫁は、何考えているのかわからない反面、
意味がわからないところで怒ったりします。

特に子供にですが。

1回では言うことを聞いてくれない子供たち。
これは、イライラすることでもあるのですが、
子供たちが、順調に成長している印でもあります。

しかしながら、アスペ嫁は自分の思うようにコントロール
出来ないことにもやもやして、怒り散らします。

そんなときでも、子供から

｢ママ、飴あげるね｣

何て言われると、

｢ありがとう〜嬉しい〜｣

と、なんだか機嫌が良くなり、怒っていたのを忘れてしまいます。



女性だからかもしれませんが、特に甘い物を好みます。
甘いお菓子やチョコなどをあげると上機嫌に戻ります。

何て単純なのでしょうか。

子供がお菓子につられているのと凄く似てます。

他にも、小銭をあげると凄く喜びます。
｢はい、お小遣いね｣

なんて冗談でいいながら100円〜500円ぐらい
渡すと、やったー！って感じで満足げなんです。

いい大人がそんなにうれしがることか？

と思うでしょうが、やはり脳みそのどこかが
幼稚園児のままなのでしょうね。

もはや、妻でも嫁でもないじゃんってかんじ＾＾
あー、うちだけ一夫多妻制許してもらいたい！
それなら、やっていけそうかもしれませんね＾＾


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自閉症スペクトラムに関わる皆さん、
毎日苦難の連続お疲れ様です。

もの凄ーく疲れていると思いますが、
なるべく、疲れた、面倒くさい、いやんなっちゃう、
なんて言葉を連呼しないように気をつけましょう。

一時的にストレス発散になるかもしれませんが、
その言葉で一番傷つけられていくのは自分ですので＾＾

さて、アスペ嫁と言えば、毎日同じような失敗もすれば、
私では理解できないような奇妙な行動をとったり、
未だに何を考えているのかよくわかりません。

以前は、このアスペ嫁のことを全て理解してあげ
全て自分が何とかしてあげよう！という意気込み
が強すぎて、思うようにならない、話が進まない
アスペ嫁に苛だ立ちを隠せませんでした。



最近は、全てを理解して、自分が全部を何とかしよう
なんていう完璧主義的な発想は手放していこうと
思って、放っていることが多いです。

こちらが全力でぶつかろうが、ぶつからまいが、
アスペ嫁は、何の変哲もありません＾＾

アスペ嫁はアスペ嫁なりに毎日頑張っているようですが、
こちらが人間の大人の女性として見てしまうと、
不十分すぎてだめ出ししたくなってしまいます。

頑張っているからか、メモリ不足状態で1日を
過ごしているからなのか、アスペ嫁は、夜遅くまで
起きていられないことが多いのです。




夜9時を過ぎてくると脳みその活動限界のようです。

私が帰りが遅いときは、先に寝てて良いよ！
結婚当初からとずっと言ってきました。

私は建前でなく本当に先に寝てても良いよと言う
意味で言っていたのであまり気にしていなかったのですが、
よくよく考えれば、そうはいっても一般的な日本の
奥さんは、旦那さんの帰りを待っていたりするから、
本当に言葉通りにしか受け取らないとアスペ気味だと
感じてからは思いました。

自分が先に寝ているときは、玄関も電気を全て消して
就寝しています。普段は家中電気を消し忘れている
のにもかかわらず、そういうつけっぱなしでも良いような
ものは、なぜか忘れないアスペ嫁。

旦那が帰ってくるから、電気をつけておくということは
まず1回もありませんでした。（まさに言葉通りです）

亭主関白的な夫だったら、きっと
｢夫が帰ってくるのに玄関に電気をつけていないなんて
帰ってくるなといっているのか！｣

とか言って怒る人もいそうですよね。

早く寝るのは良いのですが、小学生並みの就寝
時間なので、それはそれで困ってます。。。

※日中、昼寝もしているそうです＾＾

煩わしい「音」や「更年期」でお悩みの方に【太陽の恵み】

アスペ嫁の五感は言葉で説明するのも難しいですが、
なかなか我々にない感性なので理解しづらいです。

例えば聴覚。

アスペ嫁は、なぜか本人を呼んでいるときは、
気づかないことが多いのです。

それゆえ、返事はしないし自分がやっていること
に集中しきっている感じになります。

端から見ると、呼びかけているにもかかわらず、
無視しているようにも見えます。

もの凄く遠い位置にいるなら、そういうこともありますが、
１ｍぐらいしか離れなくても隣にいても良くこういうことがあります。

逆に、アスペ嫁を呼んでいないとき、
主に家の中ですと、子供に声をかけているときに、
｢なんか、私のこと呼んだ？｣とか
｢なに、なに？｣とか

反応するのです。

自分が呼ばれているときに返事してよ！って
感じですけど、１日に１回は必ずあります。

最初は、わざとやっているんじゃ無いかと
イライラして仕方なかったのですが、聞こえている
音域が特殊で異なるのだなぁと少しずつ理解
できるようにもなりました。

今のところ、私の考察では、アスペ嫁の場合、
比較的、音域が高めの音が特に聞こえやすく、
低めの音で話していると聞きづらいという感じです。

というのも、私が子供を呼ぶときはやさしい口調で
呼ぶので、普通に話しているよりもトーンが上がります。

逆にアスペ嫁を呼ぶときは、不満を持って話すことが
多いので、より低音の声で呼ぶことが多かったからです。

アスペ嫁からすると、怒られていると感じる音域、
怒っていないと感じる音域として自動認識されている
のかもしれません。

ただ、あまり高い音域になると、アスペ嫁はいやがります。
子供が夜泣きする声、発狂する声、癇癪起こすときの声、
まあ、誰でもそんなに好きという人はいないでしょうが、
アスペ嫁は、逆鱗に触れた可能に逆ギレしますので、
相当嫌な音域なのだと思います。

アスペ嫁は育児に向かないでも書きましたが、
発達障害の人って子供が嫌いな人が結構多いんです。

それは、気持ちが読めないし、言うこと聞かなくて
自分の思うようにコントロールできないということもありますが、
今回お話しした、聴覚的にも耳障りで生理的に受け付けない
というタイプの人も多いようです。

自閉症スペクトラム圏にいても、個人差はかなりあると
思いますので、家の場合についてのお話です。

脳ストレスが消える!セロトニン＆オキシトシン生活 2つの脳内物質をダブルで活性させる新メソッ...

数十年前であれば家庭にパソコンが1台あるという
時代ではないので、パソコンは大変高価な物でした。

しかしながら、今となっては、家庭にパソコン
は複数台おくような時代になりました。

自宅にパソコンが無くても、ネットカフェで
利用すると言うことも容易な時代です。

パソコンが無くても、各自の携帯電話が
スマートフォンという人も多いので、実質、
パソコンを持っているようなものです。

そのぐらい、我々の生活にインターネットが
欠かせない物になってきたわけですが、
アスペ嫁からすると、目に見えないインターネット
と言う概念は理解しがたいもののようです。

家でパソコンを利用したことが無くても、社会人
ともなれば、パソコンを全く触ったことがないという
人の方が少ないと思います。

アスペ嫁も会社でパソコンを利用したり、自宅でも
パソコン、スマートフォンを利用しているようですが、
結婚した数十年前からネットが利用できる
パソコンは家に複数台あるのですが・・・。

ある日こんなことを言ってました。

嫁｢ねえねえ、ヤフーってゴーグルなの？｣

私｢？意味がわからないんですが？｣

嫁｢会社でヤフーでなく、ゴーグルで調べてみてって言われたんだけど｣

私｢ゴーグルじゃなくて、グーグルね。調べれば良いじゃん。｣

嫁｢だから〜、意味がわからないの！｣

私｢どんだけ、インターネットやってんのにしらないんだよ。｣

嫁｢だって、インターネットってヤフーなんでしょ？｣

私｢どういうこと？インターネットはヤフーではないよ｣

嫁｢じゃあなんなの。ヤフーとかグーグルとかって。｣

私｢簡単に言えば、検索エンジンのことでしょ｣

嫁｢検索エンジンなんなの。ヤフーはグーグルなの？｣

私｢検索エンジンは、インターネット上にある情報を検索するシステム｣

嫁｢言っている意味がわからない。｣

私｢・・・（たとえ話がわからない人に説明したくないなぁ）｣

私｢まず、ヤフーとグーグルは別の会社が運営しているの。｣

嫁｢運営とかのややこしい話しないでよ。もういいヤフーでグーグル調べる！｣

私｢・・・・・｣

インターネットの世界って、視覚的にネットワークを確認できるわけでは
ないので、アスペの機械音痴の人には、わかりにくいことはわかります。

ただ、説明するにはたとえ話をした方がわかりやすいのですが、
相手がアスペですとたとえ話は功を奏さないのです。

ヤフーをトップページにしているので、ヤフーヤフーと
言っていて、なんでもかんでも、ヤフーに載っていたという
表現をします。

確かに検索段階では、ヤフー経由だったと思いますが、
検索結果から別サイトに飛んだ場合も、ヤフーに載っていた
というので話がややこしくなります。

そんな感覚ゆえ、

｢ヤフーには何でも載っているんだ｣

と思い込んでいるのだと思います。

だから、インターネットってヤフーなの？なんていう
へんてこりんな質問が出来るのだと思います。

こういう時、機械音痴なアスペ嫁に延々と説明するよりは、
どうすれば良いかだけを伝えるようにしてます。

グーグルで検索したいときは、この四角のなかに
文字を入れて、検索を押す。

ヤフーで検索したいときは、この四角のなかに
文字を入れて検索を押す。

ヤフーとグーグルの説明をするのが面倒になったのも
あったので、こうパソコン画面に指をさして説明したら
一応やるべき事はわかったらしいです。

なるべく専門的な言葉を使わず、幼稚園児程度に
教えるぐらいかみ砕いて説明した方が理解できます。
（これはアスペの人を馬鹿にして言っているのではなく真面目に言ってます。）

別に、ヤフーとグーグルの違いを知らなくても
検索することは出来ますからね。

まったく、面白い思考回路をしているものですね。

自閉症スペクトラムSSTスタートブック チームで進める社会性とコミュニケーションの支援

アスペ当事者の方、アスペをサポートする立場の方々
毎日、お疲れ様です。

あまり理想論にとらわれず、ちょっとずつこだわりすぎない
で、流すことも出来るようになると良いですね。

特に私を含めてＡＣ気味な人は、相手を自分の思うように
コントロールしようとか、動かそうとかを無自覚で仕向けて
いることが多いので、他人は自分が思ったとおりには
動かない物だと言うことを今一度言い聞かせましょう。

相手がアスペであっても、普通であっても、子供であっても、
人間は、他人は変えることが出来ないのです。

もし、出来ている人は、恐怖や脅し、条件付けで、
相手をコントロールの支配下に置いて従属関係を
構築してしまったことになります。気をつけてください。

さて、アスペ嫁はと生活していると本当に自分が今まで
勉強してきたことは何だったのだろうと思うぐらい、
自分の枠から外れた発送がとびだしてくるわけですが、
あまり、一緒にいる時間が長いとどうしても喧嘩になること
も多くなります。

喧嘩と言っても、アスペ嫁の場合は、フリーズすることが
ほとんどなので、私が一方的に質問攻めをする状態か、
こちらが一生懸命話しているのに、聞いているとは思えない
仕草や態度をして、別の怒りを買ってしまうかどっちかです。

何万回も繰り返し同じ事を、アスペ嫁に言う前は、
黙ってこちらの言うことは傾聴しているような行動は
とりあえずとっているので、私としては、自分の意思が
相手に伝わったと少しすっきりして話が終わることが
多かったのです。

私は何百回ぐらいまでは自分の伝え方が良くないのだ
もっとわかりやすく表現しようとか努力していましたが、
駄目なのです。

相手は聞いても、寝ちゃうと忘れちゃうので＾＾

もちろん、稀に覚えているときもありますが。。。



あまりに丁寧に演説したのに、聞いているのかいないのか
わからないような態度をとるようになりました。

理由は、私の言葉にトゲが出てきたからです。

アスペ嫁は、話の内容は一応聞いてますが、
自分が気に入ったワードのみ取り込み
２０％ぐらいしか把握していません。

内容は難しいこと言うと右から左へ受け流しているのでしょう。

話の内容は細かく聞いていないのですが、
相手の声のトーンや表情だけは細かく把握しています。

そのため、なんでなのかは理由はわからないけど

相手が怒ってることだけは理解するんです。

相手が怒っている事を理解すると、子供と本当に似てますが
怒られるんじゃ無いかと、萎縮してかつ、なんでおこっているの
だろうと考えたりして、フリーズして黙ってしまうことが多いのです。

私からすると、黙って聞いているから内容はわかっていると
初めは思っていたのですが、ほぼフリーズで1割ぐらいしか
頭に内容はいらず、怒られている！ということだけが頭に残ります。

子供って全くこれと一緒なんです。
子供って何回言っても、自分の興味あるものに集中して
親の言ったことなんか内容聞いてないことが多いじゃないですか。

子供もアスペ嫁同様、相手の声の質や、表情で
相手の気持ちをうけとめているのです。

それゆえ、叱りすぎず、子供は褒めて育てた方が
良いというのは、ココに起因するのだと思います。

どんなに立派なことを叱っていっても、叱られたか怒ってるしか
子供の脳は感じないような未発達な状態なのです。

だからといって、タダ褒めれば良いというわけでなく、
表情が結構大切なのです。にらみつけながら褒めても
全く効果ないです。表情と褒めることはセットなのです。

アスペ嫁を見ていると、本当に自分の子供と同じような
感じなのです。アスペ嫁は脳の一部が子供のように未発達
なままだと家庭すると合点がいくのです。

アスペ嫁も、子供も主に、5感の中の、
視覚（表情を読み取る）と聴覚（自分にとって脅威な音かを判別）

に頼って、相手と接していることがわかります。





人間の5感は動物的な原始的な要素ですが、
大人になるにつれ、健全に成長していくと、5感
だけでなく、論理的な物の考えも身についていきます。

本来、その論理的なものの考えを取り入れて、
相手とのコミュニケーションも出来るのだと思いますが、
アスペ嫁も、小学生ぐらいまでの子供も、脳の発達途中段階
ですから、直感に近い5感で物事を判断しようとするのかと
私は理解しました。

後から本で読んでみると、アスペって、
視覚優位な人とか、聴覚優位な人が多いらしいです。

結果的にこちらが、そういうアスペ嫁の態度に腹を立て
もう話なんかしないよ！と無視でもすれば、すこしは
何が悪いか反省してくれるかと思っていたときも
ありました。

しかし、相手は私がどうして怒っているのかが
わかっていないことがほとんどなのです。

そのことが、さらに私の怒りをヒートアップさせてしまいます。

この自分の発散できない怒りの連鎖に連日悩まされ、
その結果、高血圧、アルコール依存ともれなく自分の
体を自分で痛めることになるのでした。

私に必要なもの、平常心。

自分が嫌いな人は、幸せになれない理由について
書いてみましたが、慢性的に不幸せだと思っている
人は、実は解決策は自分の中にあるかも？という
軽い気持ちで受け止めてくれれば、白か黒か、
善か悪かの2者択一ではなく、グレーの選択肢も
でて気持ちが楽になるのではないでしょうか。

余談ですが、

哲学的な話をすると、宗教的なことをやっているのでは？
とか思う方もいるでしょうが、私自身は全くの無宗教です。

特に、イエス様も仏様も信仰心はゼロです。
今まで入ったことも信仰したこともありません。

歴史の授業で習った程度のことは知ってますが＾＾

偉ぶるお坊さんは嫌いだし、墓石も反対、お葬式なども
反対で、自分の場合は、直葬でやってほしいぐらいです。

まあこの話は又別の機会に。。。

本題に戻って・・・。

不安な出来事が起こると、自分の家族に悪いように繋げてしまう
という脳の癖があるのです。私の場合。

今でこそ、軽く流せるようになりましたが、
結婚してからは、アスペ嫁が出かけていて、
外で救急車のサイレンが鳴っていると、
「自分の嫁が運ばれたのでは無いか？」
と大人になってからも瞬間的に思っている自分がいました。

結婚して、両親と別に暮らすようになってからは、
見捨てられたくない依存の対象が母親から嫁に変わったのでしょうね。

自分の大切な人に置いて行かれてしまう
と言うような不安感から来る自動思考なのかと思う
ようになりました。

母親に自分の幼少期のことを聞くと、結構
小さいときから1人きりで留守番させざるを得ない
環境であったと説明されました。

それは私の記憶には全くないものなのですが、
潜在的には、母親を一番求めていた時期に
一人で過ごしたことが自分の無意識の中の
傷であり、愛情を受けたい欲求の根幹
なのだろうと理解しました。

そんな私は、当然自分のことは好きになりたいけど、
思うように動くことが出来ない自分でもあるので、
どちらかというと嫌いであったと思います。

多感な時期は、上手くいかないことがあると
「もっと、頭が良く産んでくれれば良かったのに」
「もっと、身長も体も大きかったら好きになれるのに」

など、自分よりも少し能力が上だと思う人を見れば、
相手をねたみ、自分を自分で否定して傷つけてきた
と言うことになります。

ＡＣの人は、大抵、自己肯定感が低いです。
だから、自信もないし、ありのままの自分が好きではありません。

むしろ社会から家族から評価されるような行動をとり、
自然と周りの人の世話役を買って出ていることもしばしば
あるでしょう。

本当の自分の上に仮面をかぶって自分を偽って
大きくなってしまったというわけです。

自分を自分で認めないというのが、一番自分を傷つけている
ということに気づけないのです。

そのため、自分のことより、他人の目を最重要項目としてとらえ、
人の目から見て評価される自分を形成していくことになります。

だから、一見は、人の為に尽力する素晴らしい人間に受け取られます。
ただ、本当の根幹は、人の為にやっているつもり、世話をしているつもりが、
実は、称賛し続けてもらいたいという欲求から行動していることが多いのです。

本当に、人の為に何かしてあげたいと思ったのであれば、
相手が自分の思うような称賛をくれなかったとしても、
それをフラストレーションに感じることはないでしょう。

ただ、ＡＣだと求めてしまうんです。称賛や評価を。
「頑張ったね。凄いね。やってくれて助かった。いてくれて助かった」
と言ってくれないと、自分の居場所が無くなってしまう気がするから、
相手が称賛してくれないと、ムキになって怒る人もいます。
私は、ずーっと、母親に対しても、恋人に対しても、アスペ嫁に対しても
形や中身は異なれど、そうでした。

ＡＣの自動思考は当然、私のような悪いことが頭によぎる人が
多いと思います。

この手の人には、何を言っても肯定的にとらえることは難しいという
のがご理解頂けるでしょうか？

良い出来事があったとしても、マイナスの自動思考が邪魔をして、
「こんな良いことが自分におこるなんて、これから凄く嫌なことが起きそうだ。」

と、良いことがあったことを素直に受け入れ喜ぶことが出来ず、
まだ起こってもいない、悪いことが起こるのでは無いかという
不安と恐怖で頭の中が占有されてしまうのです。

逆に、悪い出来事があった場合はどうでしょう。

おそらくこんな事を思うでしょう。

「ああ、まただ、やっぱり自分には悪いことばかり起きる。悪いことが起きる星の下に産まれたんだ。」

どういうことかわかりますでしょうか。良いことが起きても悪いことが起きても、
結局、自動思考が頭の中を占有してしまい邪魔をして、

「自分は不幸なやつだ」


というレッテルを何枚も何枚も自分で貼っていることになります。

これでは、いくら良いことがあっても、一般的には幸せなことが
あっても、全てが不幸だと思ってしまうなのです。

こんな思考で生活していたら、間違いなく幸せになんかなれないですよね。

こんな考え方をしてしまう自分が悪いとかでは決してありません。
この劣等感を植え付けたのは、自分ではありません。
まずはそこを理解することが先決です。

自分が考えている不幸の妄想は、自分の防衛本能が
小さい頃の自分を守るために形成させた副産物であり、
不幸だと勝手に思い込んでいるのは自分の癖なんだと
わかりましょう。

小さい頃から、「自分は不幸だ」というレッテルシールを
何万回自分に貼り付けたかわかりませんよね？

これを少しずつ剥がしていくことがインナーチャイルドを
癒やすと言うことだと思ってます。

ＡＣの完璧主義的な発想だと、この何万枚も貼られた
レッテルシールを一気に剥がしたいと思うでしょう。
一気に剥がせないなら、面倒くさいから剥がしたくない！
そう考えて行動できないのがＡＣでもあります。

毎日何年もかけてこつこつ貼ったシールですよ。そんな簡単には
剥がれるわけがないのです。

何年前かにフローリングに貼り付けたシールだって
容易には剥がすことは出来ないように、少しずつ、
このレッテルシールは、濡れ衣だ！と理解しながら
剥がしていく必要があります。

その一つとして、お金もかからず効果が期待できるのが、
録音アファメーションでは無いかと自分は実行してみている
わけです。

最初に劣等感のレッテルシールを貼り付けたのは自分ではないが、
そのあと、その上に貼り付けて言っているのは全て自分自身だという
ことに気がつくと、少し心が楽になるのでは無いかと思います。



入眠を突き詰めた新しい寝具の形。人生が変わる睡眠革命をあなたに。


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ちょっと哲学的になりますが、アスペ嫁に出会うまで、
幸せって言う言葉がいったいどういうことなのか
漠然としか理解していませんでした。

私自身、最近になりＡＣぽいと気づいてから、
幸せってどういうことなのだろうと考えるようになりました。

ＡＣのインナーチャイルドを癒やす本をたくさん読んで
行く過程で、自分は結構生きづらいと無意識に思いながら
生活していたことに気づかされました。

そんなに不満で不満で仕方が無い生活をしていた
訳ではありませんが、どうしても物事を楽しむまでとか、
取り組むまでとか、もの凄くエンジンがかかるのが遅いんです。
（これは自分の根幹が完璧主義的だからだと考察してます）


友達と遊ぶ約束を自分からしているのに、その当日になると、
なんだか億劫な気分になってきて、行きたくなくなったりは
結構ありました。

そのくせ、ひとりぼっちでいると、誰も相手してくれないと
心ではひねくれた感情があるなど、なんとも自分で自分が
よくわからない感じだったかもしれません。

楽しむまでに時間がかかるんです。
多分周りの様子を見ながら、自分を出していって良いのか
探っているのかもしれません。

ただ、友達と遊びに行けば結局は楽しんでもどってきて
いる自分がいたりしています。

当然、学生時代や、結婚前は自分の幼少期の両親との
関係が起因しているとは、理解も出来ていませんが、
無意識に最初に思い浮かぶことというのが、悪い出来事
ばかりなのです。

これは意識的で無く、無意識の段階なんです。

真面目な自分が嫌いなあなたへ。

例えば、小さい頃は近くで救急車や消防車のサイレンがなると、

「自分の家が火事かもしれない」
「自分の母親が救急車で運ばれたかもしれない」

こんなことが自動思考で頭に浮かんできてしまうのです。

無意識に親から植え込まれたであろう劣等感は、
手を変え品を変え、頭の中を占有しようとおそって来ます。

自動思考でそういうことを思うたびに、不安や恐怖が襲ってきて
自分自身を自分で傷つけているのに気づけない症候群の
スパイラルにはまっていく人が多いのでしょう。

幸せとは、自分の脳みそが幸せだと感じないと
幸せでは無いわけですが、こういう思考回路が
定着している人は、どんなにお金があっても
良いパートナーを得ても、仕事がバリバリ出来ても
悪いことが起こるかもしれない症候群ですので、
自分で幸せであると感じることが出来にくいのだと
思います。

アスペ嫁というか、発達障害というものと向き合っていく上で、
大切なことがあります。

まず一番大切なことは自分自身を見つめ直し、
相手に見返りを求めないような心を養いつづけること。

そして、発達障害という、なんともわかりづらい特性
を勉強して、理解しつづけて受け止め受け入れること。

最後に、もし子供が出来た場合、
かなりの確率で,自分の子供も
発達障害の可能性が高いこと。

発達障害は細かい話、どのぐらい遺伝するとか
細かいことは研究中だそうで、はっきりしたことは
わかっていません。

ただ、以前お話ししたように、アスペ人口は男性の
方が多いですので、男の子が産まれるとその確率
も上がると思います。

ＡＳ（アスペルガー症候群）に限定しなくても、
何らかの自閉症スペクトラムに該当することも多いです。

我が家の場合、病院受診をしていないので未確定ですが、
男の子はアスペかどうかはわかりませんが、かなり落ち着きが
なく、何てこと無いことですぐけがしてしまう不注意な面が
かなり目立ちます。

どちらかというとＡＤＨＤと言った方がわかりやすそうな感じです。



私自身が、療育まがいなことをやっているので
少しは訓練されている部分はありますが、
文字を鏡文字で書いたり、サリーとアンの問題も
全て間違ったり、何百回同じ事を言っても忘れて
同じ失敗をしてみたりと、見えない部分は感性が異なる
様な感じです。

大人の発達障害の場合、既にいろんな人生を
歩んできた上で、わかることが多いので、個人差が
もの凄く多くなり、訓練などしたとしても改善していく
ことはとても困難な物になります。

子供の場合は、いくら周りが理解してくれなかったとしても、
自分たち夫婦さえ、我が子の障害を理解して、
受け止め、成長スピードにあった療育を進めてあげれ
ば、放置されて大人になってから発見される発達障害
で苦しむ大人よりは、社会で生活しやすくなります。

発達障害という概念を理解するには、自閉症という
障害をまず必ず理解しないといけません。

私は、正直、自閉症って言葉は聞いたことがありましたが、
結婚して、子供が出来て、嫁がアスペ気味だとわかり、
子供も発達障害気味だとわかるまで、意味をしりませんでした。

なんとなく、自宅にこもっている、引きこもり的なこと
を自閉症というのかとさえ思っていました。

現在では、アスペもＡＤＤもＡＤＨＤもＬＤやその他発達障害も
自閉症スペクトラムという言葉で統一されました。
もの凄く境界や診断が難しいのと障害が個別に理解されて
誤解を招きかねないという意味もあるのかもしれません。

自閉症スペクトラムと言う名前の中に自閉症と入っているように、
発達障害は自閉症の一種なのです。



なんだかわかりにくいですが、アスペもＡＤＨＤもＬＤも
大きなカテゴリで言えば、自閉症なのです。

【厚生省　e-ヘルスネットでわかりやすく説明書きがあります】
⇒e-ヘルスネット　自閉症についての説明

⇒e-ヘルスネット　アスペルガー症候群についての説明

知的レベルが高めな人が、アスペルガーと診断され
ることが多いようです。

アスペ嫁は、女性でかつ受け身型なので、多動性はありません。
自分の子供が発達障害かもしれないよと何万回も説明しているのに、
多動性がある息子のことを、じっとしていなさいと怒鳴り散らします。

自分が発達障害だから、子供が発達障害でも理解しやすいだろう。

私はこんな甘ったるい考えをしていました。

発達障害は、相手が親密であろうがそうでなかろうが、
気持ちを察することは出来ないって勉強したつもりなのに、
実生活上ですと、忘れて自分目線で見ていたのです。

アスペ嫁は、アスペの子供を全く理解していません。
かわいそうに、本来受けるべき、母親の優しさであるとか、
ぬくもりとかは受けること無く育ってしまうでしょうね。

この人たち、確かに同じ家族という船には乗っているのですが、
意思がかみ合わず、ほとんどが目指している方向が違うという
感じです。

私は前に進もうとオールを漕ぎ、嫁は右に行きたいとそちらに舵を取る、
子供は、後ろに行きたいと舵を取る。この結果、船はまっすぐ進まず、
ぐるぐると回ってしまいます＾＾

まるで今の私の頭の中のようです＾＾

私の立場からすると、自分を受け入れ、嫁の障害、子供の障害
を受け入れ、みんなが上手くいくように舵取りをしていくという
使命がありますので、一つずつ駒を進めていければ良いかな
と思ってます。

呉越同舟でも良いから、前に進む手立てを見つけたいですなぁ。

アスペ嫁は、以前から申し上げてますが、
機械が鬼のように理解できません。

これは、発達障害という特性から来るもの
なのか、女性特有の苦手なのかわかりませんが、
アスペでも機械がめちゃくちゃ得意な女性も
いるのは知っているので、アスペ＝機械音痴でないこと
をご理解ください。

基本的に一般的なアスペ同様に、
物事に関して興味の範囲が狭いので、
そこに電化製品などの機械類も入るのでしょう。

電源プラグを差し込んでいないのに、
電源が入らない！この機械壊れてる！
と騒ぎ出したり、

DVDレコーダーにディスクを入れても
読み込まなくなっちゃった！壊れてる。
と騒ぎ出したり、

そして最後には必ず一言、

「私は何もやっていないのに機械が壊れたみたい」

と悪びれる様子も無く吐き捨てます。

あまり相手を決めつけすぎることは良くないことですが、
９５％はアスペ嫁の誤操作（無自覚）によるものがほとんどです。

稀に、自然故障と言うこともありましたが、頻度と回数は、
圧倒的に誤操作（無自覚）が群を抜いています。

何もやっていないのに、そんなに機械って壊れないと
思うのですが、1週間に何回も壊れた壊れた騒いでます。

話は、DVDレコーダーに戻りますが、

DVDレコーダーが読み込みできないということで、
DVDを入れて再生してみましたが、何てことは無い、
普通に再生できるんです。

私「えっ！？DVD普通に再生できるよ？」

嫁「さっきはできなかったんだもん。」

私「なんか変なボタン押したんじゃないの？」

嫁「押してないよ、パパが今なおしちゃったんじゃないの？」

私「タダ入れて再生しただけだよ。ちょっといっかいやってみせて」

嫁「いいよ。」

・・・・アスペ嫁は堂々とDVDの盤面を逆さまにしてセットインしはじめる・・・・

私「おいおい、それじゃうつるわけないじゃん。裏表逆だよ。」

嫁「あーそうなんだー、壊れたかと思っちゃったー」

私「・・・・」


もしかして、うちの子、発達障害かも!? 広汎性発達障害（自閉症・アスペルガー症候群）AD／HD（...

数日後

嫁「パパ、パパ、またDVDが壊れちゃったの。再生できないの」

私「裏表見たの？」

嫁「もちろん、そんなに私バカじゃないよ」

私「確かにDVDは間違いなく入ってるね。」

嫁「そうでしょ。もうこのレコーダーだめなんじゃない？」

私「そんなことないでしょう。買ったばかりじゃない」

嫁「もう、本当操作がわかりにくくって機械って嫌だわ」

私「あのー、画面の切り替えとかしました？」

嫁「なにそれ、画面切り替えなんかしてない、私壊してないもん」

私「画面切り替えのボタン押したら、DVD普通に再生されてますけど。」

嫁「えっ、なにやったの。私の時はうつらなかったのに。」

私「だから、画面切り替えしないと、このテレビは駄目なんだって」

嫁「友達のうちのテレビはそんなんじゃ無かったよ」

私「これは家のテレビだろうが！友達の家のテレビと関係ないでしょ」

嫁「あやうく、私がまた壊したと思われるところだったわ」

私「・・・・・・・・・・・・・」

こんなやりとりが、365日ほぼ毎日何かしら発生する
パラレルワールドwithアスペって感じです。

まともに全部、聞き入れていたら精神的に持ちません。
さっと流して、つぎいってみよう！って切り替えないとね。

エイリアンの地球ライフ おとなの高機能自閉症 / アスペルガー症候群 / 泉流星 【単行本】

私自身のACやインナーチャイルドについて書いてきましたが、

実は、アスペ嫁もおそらくアダルトチルドレン要素が
もの凄く強いです。

ASでADHDかADDかつ、ACでAカップな嫁＾＾

いわゆる機能不全家庭に育つとなるといいますが、
幅が広すぎてほとんどの家庭があてはまってしまう
かもしれません。

親が子供の意思に反して、自分の思うように
コントロールしようと育ててしまった場合、
ほとんどが機能不全家族といえるでしょう。

ここがポイントですね。

なにも離婚したとか、DV家庭で育ったとか、アル中家庭で育った、
性的虐待、ネグレクト家庭で育ったという誰から見ても
トラウマが残りそうだという家庭だけではありません。

過剰な期待、過保護、言葉の暴力、夫婦の不仲、
など過度な緊張と抑圧を子供に招くような環境も
機能不全家族なのです。

そんな機能不全家族で育った子供は、肉体的には大人であっても、
精神的にはありのままの自分を認められて育っていませんから
未熟者になります。

心のどこかで、母親なり、父親なりの愛情を欲しがったまま
大人になってしまったという感じでしょうか。

これは成長とともに潜在的な感情に押し込められ
てしまうことが多いです。

自分の両親との関係が未解決のままで生活していると、
その潜在的な感情を、今目の前にいる自分が一番本当は甘えたい
と思っている人に、投影して無償の愛情を求めていくように
なります。

私みたいに、頑張れば称賛してもらえるみたいな
一見、優等生的な幼少期を過ごしている人は、
比較的我慢強いのが特徴ですが、爆発するときの
怒り方や、へその曲げ方も人一倍です。

私はどちらかというと男ですが女ぽい性格なのかも
しれません。

女々しいですし、後は引きづりますし、ぐちぐち過去のこと
を言うし＾＾

いざ結婚して夫婦になると、理想通りにはなかなか
行かないことの方が多いです。

アスペ嫁の場合は、自発的に将来の計画を立てて
いろんな事に臨むということが本当に出来ないので、
私が頑張ってようやく一人でやっている感がどうしても
強くなってしまい、こんなに頑張っているのだから、
もっと愛情をくれ！称賛をくれ！と心で渇望している
状態が多い気がします。

子供が出来ると、よりこの色は強くなりました。

基本的に、私が本来好きでも無いことを無理矢理
自分の脳力以上の力を振り絞って物事を解決に
導いているというオーバーヒート状態です。

我慢強さが長所でもあるので、アスペ嫁と異なり、
そのオーバーヒート状態でしばらく爆走することが
出来てしまいます。

しかしそんな爆走をして体に良いわけがありません。
多かれ少なかれ、精神的に疲弊して、抑うつ気味に
なってくることがほとんどではないでしょうか。

未熟者同士が結婚しているわけですから
なかなか生活を上手くやっていくのが大変なわけです。
そこに発達障害も加わってくると、より大変になります。

これらを抜け出すには、まず自分も相手も精神的に
未熟であることをプライドを捨てて認めることでしょう。

私は普通の人以上に生活してきたと自分では自負して
いましたから、自分を未熟だと認めることは非常につらかったです。

いくらテストや運動の成績が優秀であろうが、知識が豊富であろうが、
一般常識やマナーを人並みにマスターしていようが、
心の奥底にある精神的な部分は未熟な点があるということです。

どうしても私の場合、嫁がアスペだから私が疲弊するという、
アスペ嫁のせいで自分の人生めちゃくちゃだよ！などと、
自分自身で結婚相手を選んだにもかかわらず、どこか被害者意識が
強かった様に感じます。

どうしても嫌なら、離婚してしまえば良いのに、
子供のためだとか、世間体を気にし自己防衛の
言い訳して一緒にいることを選んでいました。

潜在的な自分の深層心理を冷静に考えてみると
相手を自分の思うようにコントロールできなくなったものだから、
自分としては面白くなく、変わらない相手と理解していながら
相手に変化を求めるという矛盾と葛藤にさいなまれている感じです。

そのあたりを自分自身に向き合い整理して、
手放してあげることこそが、自分が今できることの
様がしてきました。
生きづらい母親たちへ アダルトチルドレン、依存症のセルフヘルプ・グループ