2017年03月19日
自閉症スペクトラムや発達障害でも苦悩の仕方はひとそれぞれ……
自己観察を続けて脳にトラブルを抱えた当事者認識の言語化に挑戦したのが、発症からちょうど一年で上梓した闘病記『脳が壊れた』(新潮新書)である。
だがこの闘病記の発行後、脳卒中の後遺症ケアに携わるリハビリ職や精神疾患に携わる心理職の先生たちからは、異口同音にこんな意見をいただいた。
「鈴木さんほど早い時期から障害を受容して自己観察し、かつ前向きに社会復帰に挑めたケースは珍しい。鈴木さんも十分に苦しかったと思うが、他の患者さんはもっと社会復帰に苦しい思いをしているかもしれない」
引用元:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50288
世の中には自分が知らない病気や障害なんて山ほどあります。
人の数だけ悩みもあるといいますが、さまざまな障害の受け止め方は
本当に千差万別でしょう。
個人的に思うことは、障害があってもなくても、自分自身を等身大で
自分で受け止めるということが思った以上に大変なことであることです。
日常生活はあたりまえなことの連続になりすぎて、感謝の気持ちという物は
日々薄れていきます。
・毎日目が覚めること
・毎日食事が取れること
・毎日排泄物がしっかりでること
・毎日眠れること
人間の三大欲といえば食欲・睡眠欲・性欲といわれることが日本では多いですが、
実際は性欲でなく、排泄欲というほうが正しいようです。
人間は欲張りであり、いかにこの欲をコントロールできるかがその人の
人徳につながってくるのかもしれません。しかしこの三大欲に関しては
どれかが欠けてしまうと生活に大きな支障をきたすことになるのです。
食べられなければ、痩せていき十分な栄養が取れず死に近づきます。
眠れなければ、精神に異常をきたしてさまざまなトラブルを経て死に至ることもあるでしょう。
排泄もあたりまえにでているうちは汚い話になりますが、尿も便もでなくなると
これは本当に大変なことです。体内に毒がこもる状態ですから最終的には死に至ります。
一般的には欲はよくないものというイメージが定着していますが、
必ずしもそうではありません。
この三大欲がない人間とはどういうひとなのでしょうか。
それは、死人です。
生きている人はこの欲は最低ないといけないものです。
しかし日常生活をなんとなく過ごしているとこんなことに感謝する気持ちなど
まったくわいてきません。頭では大切だし感謝すべきだって分かるのです。
しかし、魂から感謝することができないんです。
あたりまえっていうのはすごく恐ろしいことだと思います。
あたりまえというのは幸せを吸い寄せてしまう魔法の言葉です。
日ごろから当然とかあたりまえという言葉を発している人は
今一度その意味をよく考え直してみるとよりいっそう幸せが見えてくるかもしれません。
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いつもコメントありがとうございます!
大病をしていない!ということは建前とかではなく本当に誇れることだと思います。
私は自分自身が病に伏せた時期もありますし、親戚が末期がんで徐々によわって
亡くなっていく姿も目に焼き付いています。
私の場合は今日の自分を明日は超えていなければならない!みたいな
感覚が強かったと思います。良くいえば向上心ですが、コレばかりだと疲れます。
しかし病気になると真逆になるんですよね。
今日できたことが明日できるかわからない。今日できたことが次の日は
できないなんてことが現実世界で起こってきます。
命って不思議なもので、自分が自分を生かしてあげているみたいな感覚が
私にはありました。でも心臓って自分自身の意思だけでは止まってくれないん
です。動いて!とか止まって!とどんなに念じても毎日動いてくれてます。
生かしてあげてるのではなく、自分は生かされているのだと思いました。
マロンさんがいっていることは、本当共感できます。私もいまでもそう思って
しまうことも多いですから^^
結果か過程か!?みたいな二択でどちらかに良し悪しを着けようとすると
どちらも良い面悪い面があるので答えが本当はでないはずなんですよね。
でも、お互いが自分はこっちが正しい!と思っている内容ですから、
一生交わることがなかったりします^^
本当に大切なのは結果が失敗でも成功でも、
自分自身で今までの人生の分岐点は選んだということを恥じないことが大切
だと思います。失敗だと思えば次失敗しなければいいわけでしょうし、成功
であればよりいっそう翼を羽ばたかせることもできるでしょう。
あまり自分自身をすばらしい人間か残念な人間かだけで二択にしないほうが良いですよ!
マロンさんは今思っている気持ちを包み隠さず話していること自体が
私にとっても共感できる内容で自分だけではないんだという励ましにも
なっていますから^^
今現時点で大病をしていないのが一番ありがたいことです。
こんな幸せってないですよ。
人生が思い通りにいかないと嘆いても、朝に目覚められるというのは十分に思い通りですね。
起きれる保証がなければ、怖くて眠れませんから。
この世の多くの人がだいたいは起きられるので、それは当たり前になってしまったんですよね。
私の場合はそうです。
人からどう見られるか?そんなつまらないことに固執している自分がいます。自意識過剰です。辟易します。
よく友達に、いつも自分を客観的に判断しようとしているよね!なんて言われましたが、様々な視点とかを意識したんじゃないです。ただ、自分の視点がないだけと思います。
友達が言う、結果より過程だよ!なんて、到底信じられません。プロセスを自己評価して自分を慰めたところで何の役に立つだろうと思ったりします。
残念な人間です、私は。