アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

大人の発達障害の症状は、人と目を合わせにくくなったり、朝寝坊しやすかったりなど、健常者でもあり得る症状を示すことがあるため、医師でも診断が困難な場合が多く認められます。さらに、外来では症状に気づきにくいことから、明確に診断できる医師は少なく、また診断や投薬の指示ができたとしても、一人ひとり異なる症状に対して、なぜそうなっているか、どうすれば悩みが解決するか、説明してくれるところはほとんどないのが現状です。

私はMRI（磁気共鳴画像）という技術を使って、1万人以上の脳画像を分析してきた結果、発達障害が疑われる代表的な脳の特徴を発見し「海馬回旋遅滞症」と名づけ、子どもだけでなく大人の発達障害の支援を行ってきました。本稿では、拙著『アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書』から、この「海馬」のメカニズムをご紹介し、具体的な対処法をまとめてみたいと思います。

引用元：東洋経済オンライン

大人の発達障害というのはひとことでいうと発達障害の大人バージョンと言うことですが、
実際は、さまざまな二次障害を併発しながら成長していることも多いです。
子どもの発達障害よりも対応や改善するための方法が非常に複雑になりがちで
あるという特徴もあります。

「感情系脳番地」を鍛えるトレーニングには、「過去の楽しかった思い出のベスト10を挙げる」「まわりの人にその人の印象を伝える」「自分で自分をほめるノートをつける」などがあります。

引用元：東洋経済オンライン

海馬というのは記憶に密接な関係がある脳の一部ですが、
どうやら発達障害はこの部分にいろいろと問題があるようです。

海馬回旋遅滞症という名前を聞いても全くピンときませんが、
いわゆる海馬の発達が遅れていることだそうです。

思考系番地と呼ばれるものが海馬にはあり、
鍛え直しをすることで生活の質が向上することもあるようです。




発達障害の人との生活は家族は意思疎通がうまくいかず、
お互いが精神的に疲弊していきます。

社会の中ではいわれたことが細かいニュアンスまでわからず、
叱咤や叱責を繰り返され自己肯定をさげるということで二次障害が
でやすいという現実もあります。

これらの訓練は必ずしも全ての人に効果があるかはわかりませんから、
試しにやってみるという軽い感じで行うことがいいのかもしれません。

精神的に疲弊していると、どうしてもわらにもすがる思いで
解決策を見つけようと血眼になっていると言うこともあり、
過剰な期待をしていることも多いもの。

少しでも生活の質があがればストレスも減って自己肯定感も下げずに
すむかもしれません。さまざまな研究が進んでいますから、
過剰な期待は禁物ですが、試してみる行動力は常に残しておきたいですね。

→アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書


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